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土地神様のダンジョン経営  作者: 早見壮
プロローグ:土地神様と神無月のあれこれ
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第三話 昔馴染みに会いに行こう

お久しぶりです。ほんっっっっとうにお久しぶりです!

早見壮です。


長らくお待たせして申し訳ありません。

ぼちぼち更新再開します。

 天照さんたちと別れた俺は、城下町に来ていた。

 城下町では神々や天女、神獣たちでにぎわっている。そのほとんどが、土地神やそれに連なる者たちだ。


 神無月とは土地神にとって極めて貴重な休日のようなものだ。ほとんどの土地神は一週間ほどで自分の土地に帰ってしまう。俺もそうだが、自分の土地を放っておいて一カ月もの間休むというのは、かなり不安が伴うものだ。


 そういった理由で、一週間もすれば自分の土地が心配で土地神たちは自分の土地に帰ってしまうのである。中には、そもそも神無月に出雲に来ないという神もいるくらいだ。


 そんな中、俺は城下町にある居酒屋に来ていた。神無月には必ず寄るようにしている言わば行きつけの店だ。


「いっらしゃいませ~」


 酒場の店員―――白狐が笑顔で迎えてくれる。この酒場は宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)が経営する酒場で狐系の眷族が店員をしている。


(ラン)の奴はいるか?」


 俺は店員に昔馴染みの名前を挙げる。


「店長ですか?店長なら奥のスタッフルームにいますが」


「わかった。ありがとう」


 店員に礼を言って蘭のいるスタッフルームに向かう。蘭と俺は元・同期という関係性だ。俺は妖狐になってからしばらくして宇迦さんの眷族になっていたことがある。

 宇迦さんが妖狐であった俺の神に至る可能性に気付き修行をつけてくれたのだ。そのとき、一緒になって修行に取り組んだのが蘭だ。


 蘭は最初、先ほどの店員と同じ白狐で格下の妖狐である俺を見てケンカ腰で来たのだが、少しばかりボコってやったら態度が軟化した。

 それから、なんだかんだあって六〇〇年程の付き合いだ。今では、あいつも眷属としては天狐に次ぐ霊格の空狐にまでなり、宇迦さんのところでも幹部クラスになっている。


「スタッフルーム、……ここか。入るぞ、蘭」


 俺はスタッフルームのドアの前で欄に声をかけ、返事を待たずにドアを開く。


「誰だ?ってなんだ紅葉か。というか、返事を待たずに入って来ないでくれ。着替え中だったらどうするんだ?」


「お前の着替えとか誰得だよ。俺は男に欲情なんかしない」


 こいつは何を言ってるんだ?確かに、蘭の見た目は男装の麗人って感じだが男の体なんか見たって何にも思わないだろう。

 蘭は白金色の狐耳と七本の尻尾を持った空狐で耳や尾と同じ色の長髪に翠色の眼をしてる。服装は白が基調の着物で赤い帯を巻いている。


「……まぁいい。それで、わざわざ私に会いに来るってことは何か用事があるんだろ?いつもなら、勝手に食事をして帰るだろう」


 流石に長い付き合いだ。俺のことが良くわかっている。


「ああ、少し話したいことがある。時間あるか?」


 こいつにはちゃんと事情を話した方がいいだろう。それに、京に居を構える宇迦さんの眷族だ。京には多くの妖狐が住んでいる。心当たりがあるはずだ。


「大丈夫だ。この店は別に私がいなくても回るからな。まぁ、邪魔になってはいけないから場所を移そう」


「そうだな。確か、大通の水場の横に屋台が出ていたよな。そこにしよう」


「それで、話を聞くのは私だけでいいのか?」


「おぉ、今日はやけに鋭いな。なんか、変なものでも食べたか?」


「……失礼な奴だな。ただ、あのランキングの後だからな。お前の順位を考えると私に直接用事があるとは思えない。おそらく、宇迦之御魂神様に用事があるのだろう?」


 まぁ、中級神になったのは漏れ出る神力から分かったと思うが、そこまで気が回るとはな。う~ん、本当なら蘭に眷属になってほしかったが、それは贅沢ってものか。

 しかし、さすがの蘭でも俺が異世界に行くために眷属を探していることには気が付かないか。それで、蘭自身にも用事があるのだけど。

 ……それに気が付くのなら、俺より蘭の方がダンジョン経営に向いてそうだよな。


「確かに宇迦さんにも用事があるけど、蘭にもちゃんと用事がある。むしろ、お前がいないと話が進まない可能性がある」


 京の狐系の妖怪や神獣たちを束ねているのは、蘭だからな。俺の求めている眷属も蘭なら心当たりがあるはずだ。


「そうか、変に勘ぐってしまってすまないな。しかし、宇迦之御魂神様にも用があるのなら、心話で私たちの行く場所に来てもらうか?」


「上級神である宇迦さんを呼び出すなんてしたくないんだが、悪いがお願いしていいか?」


「わかった。……それにしても、そんなことを言っていたらまた宇迦之御魂神様に拗ねられるぞ?なんせお前はあのお方のお気に入りなんだからな」


「うぐっ、……だからといって毎回派閥に誘われるのは勘弁なんだがな」


 神々には派閥というものが存在しており、宇迦さん―――宇迦之御魂神様も派閥に所属している。

 派閥とは生産系を司る神や戦闘系を司る神などそれぞれの神が持っている権能によって分かれている。だが、別に争っているわけでも仲が悪いわけでもない。言ってしまえば、同じ職業同士助け合いましょう的なグループ分けである。

 もちろん、未所属も存在しており、俺も未所属に入っている。


「そう言うな。出来る神の悩みといえど、私たち眷属からすれば望外の喜びなんだぞ?」


「そんなことを言ってもな。俺の目指しているところと宇迦さんの目指しているところは違うだろ」


 俺は楽をするために頑張っているだけだ。常に上を目指すことを目的としている各派閥に対して俺はある程度高い基準を常に維持することを目的としている。

 つまり、目的意識に差がありすぎるんだ。


「相も変わらずやる気のない男だな。……まぁいいか。話は目的地に着いてからにしよう」











 目的の屋台についた俺たちは立ち止り目を瞬いていた。


「あの、宇迦之御魂之神様はわかるんですけど、なんで建御雷神(たけみかづちのかみ)様もいるんですか?」


「いやー、宇迦のところに遊びに行ってたんだけどね。蘭くんから紅葉が宇迦に相談があるって聞いてさ。俺も久しぶりに弟子に会いたくなったのさ」


「それで、紅葉よ。私に何の用があったのだ?お前が異世界に行くことになったのは天照様から聞いているが」


「ええっ!?異世界!?紅葉よ、どういうことだ?私は全く聞いてないんだが」


 ああ、もう。ちょっとみんな落ち着いてくれ!ちゃんと説明するから!

 俺は天照さんやアベルさんたちに頼まれたことを宇迦さんたちに説明した。


「ほう。異世界の危機に眷族か。それで、妖狐を眷族とするため私の許可を取りたいと」


「はい。狐系の妖や眷族のほとんどは宇迦さんが治める京都を住処にしていますから」


「なるほど。それで、私にも頼みたいことがあるといったのか。眷属の統括は私の御役目だからな」


「それにしても、紅葉。大出世じゃないか。師匠の俺としても鼻が高いよ」


「俺としてはのんびり過ごしたいんですけどね。上司の命令には逆らえません」


 本当に、何でこんなことになったのやら。俺はお手上げのように両手を上げて首を振る。


「ははは、日本神らしいことで何よりだよ」


「それで、宇迦さん。改めて、俺の眷族として妖狐を一体連れて行きたいんですけど」


 俺は改めて宇迦さんに用件を告げた。


「もちろんいいよ。ただ、妖狐を管理しているのは蘭だからな。どの妖狐がいいのかは蘭に聞いてくれ」


「紅葉、私も協力するがいくらお前でも無理やり連れて行くのは許可できないぞ?」


「もちろんわかっている」


 それに、行きたくないやつや、やる気のないやつは俺としても連れて行きたくない。希望者を募ってその中で俺の求める神材を選んで連れて行こうと思っている。


「ただ、ある程度条件を決めさせてもらっても構わないか?」


「条件?」


 俺は蘭に妖狐を眷族のまとめ役にしようとしていることを話した。そして、他の眷族が飛烏や幼水竜ということも話す。


「なるほど。その二体をまとめられる能力があるやつか」


「多少、なめられるのは仕方がない。格が下だからな。だからこそ、万能型の奴が欲しい」


「いいのか?事務方面に優秀な奴の方がまとめ役なら力になると思うが」


「確かにそうだろうが。事務方面は後からでも鍛えられる。だから、全てにおいてある程度の才能と実力があるものが好ましい」


 妖狐は最終的には天狐にもなりえる種族だ。そうなれば、二体の進化形態である八咫烏、水龍と霊格はさほど変わらない。それに加えて俺と同じ狐系の種族という付加価値が加われば俺の眷族筆頭としても申し分ない。

 そうなると、多方面での才能と能力が必要になってくる。こればかりは、もともとの才能やタイプであるためその条件に合った個体を選ぶしかない。ある程度才能があればその才能を伸ばすことはできる。


「わかった。ちょうど一人心当たりがある。今呼び出そう」


 そういって、蘭は呪文を唱え一人の少女を召喚する。見た目は十歳前後の少女で小麦色の髪と焦げ茶色の瞳をしている。


「この子が?」


「ああ、お前が言っていた条件に合う妖狐だ。見ての通り人化もできる」


千夜(ちよ)と申します」


「少し、幼いが能力は十分。才能もある。性格もまじめだし子供らしい茶目っ気もある。紅葉は堅苦しいのが苦手だろう?」


 流石、親友。よくわかっている。俺は改めて千夜と名乗った少女を見る。纏う妖力は十分、魔力もかなりあるようだ。それに、重心にブレがない。体術、武術の心得もあるのだろう。そしてなにより、瞳の奥に深い知性を感じる。

 うん、決まりだな。というか、よくこれだけの人材が埋もれていたな。いや、まだ幼いようだから経験を積んでいたのかな?


「願ってもないほど優秀なようだがいいのか?このまま修行を積めば宇迦さんのところで幹部クラスにもなれるだろうに」


「それがな。昔のお前と同じように優秀すぎて他の妖狐や白狐たちからも疎まれていてな。本人も修行が終わったら独り立ちする予定だそうだから、お前の下で経験を積ませるのもいいかと思ったんだ」


 蘭の言葉に千夜が頷く。本人が納得してるのなら俺に否はない。


「わかった。それじゃあ、これからよろしく頼む。千夜」


「はい、よろしくお願い致します。紅葉様」


「そんなに硬くならなくてもいい。これから、ともに異世界で過ごすのだからあまり硬すぎると気疲れしてしまうぞ?お互いにな」


「……はい、わかりました」


 これは、少し時間が必要だな。まぁ、修行中の身にいきなり部下がついてさらに異世界で生活することになるんじゃ気楽にしろというほうが無理な話か。


 まぁ、それはほかの二体の眷属たちと顔合わせしてから追々進めていきますかね。


「話は終わったか、紅葉」


 一通り自己紹介が終わったのを見計らって宇迦さんが声をかけてきた。


「はい、詳しい話はほかの眷属が集まってからにしようと思います」


「そうか、それでほかに用事は?」


「いえ、もう特には」


 あとは、宇迦さんや蘭たち、顔見知りの神やその遣いに挨拶することと俺の土地の引き継ぎ作業をするだけだ。

 この二つは別に今日でなくても構わない。引き継ぎ作業もほとんどは天照さんたちがやってくれるらしいので俺は俺は今までの資料と注意点を伝えるだけで終わりだ。


「よし、なら飲むぞ。神無月が終わったらいろいろと忙しくなるんだろ?」


「まぁ、そうですね。異世界に行くのはまだ先のことですができる限りの準備はしておきたいです」


 武御雷様の言う通り、神無月が終われば本格的に作業を開始する予定だ。つまり、こうしてゆっくりできるのは神無月の間だけになる。


「ただでさえ、紅葉くんたち土地神はなかなか自分の土地を離れないんだから、今日ぐらいは私たちにも付き合ってもらいたいな」


 宇迦さんまでか。……はぁ、今日は長い夜になりそうだ。











「宇迦さん、……宇迦さん!いい加減起きてください、宇迦さん!」


「……んんぅ~、むぅ、……やだっ」


「やだって……まったく」


 ダメだ、完全につぶれている。ついでにキャラも変わってる。誰だよこの(ひと)


「そういうな、紅葉。宇迦の奴もお前が出世したことは喜んでいたが、同時に寂しくも感じていたんだろう」


「それは、私も同じだ。次の勤務先が異世界では今まで以上に会うことはできないだろうからな」


「特に紅葉は宇迦のお気に入りだからね。本心では行って欲しくないと考えていたんだろう」


 行って欲しくない、か。俺自身、こんなことになるなんて考えてなかったからな。そう思ってくれる(ひと)がいるのは本当にありがたいことだな。---ただ、


「たぶん、そこまで帰ってこれないわけじゃないと思うんですけど」


 天照さんたちの話を聞く限り。


「それは本当かっ!?」


「うわぁっ!宇迦さん、いきなり飛び起きないでください。びっくりするじゃないですか!」


「そんなことより!」


 そんなことって、驚きすぎて神気が漏れそうになったんだけど。確かにここでは神気が漏れたからって大したことにはならないけど、もし下界だったら神の奇跡とか振りまく事態になっちゃうんですけど。

 っていうか、宇迦さん起きていたんですね。


「そんなことより、さっきの話は本当なのか!?」


「さっきのって帰ってこられないって話ですか?」


「あ、ああ。異世界に行った後でも自由に帰ってこられるのかい?」


「さすがに自由かどうかはわかりませんが、定期的に天照様たちが様子を見に来られるそうですし、神無月には一度報告に戻るように言われてますので」


「そうか、よかった!もう、しばらく会えないのかと思ったぞ」


 蘭も俺に会えなくなることを寂しんでくれていたのか。まぁ、俺も寂しいと感じていたからな。俺にとって蘭は唯一無二の親友といっても過言ではない。


「よし、決めた!一年後、紅葉の行った異世界を見に行こう!」


「……はい?あの、宇迦さん?さすがにそれは天照様も了承しないんじゃ」


 上級神である宇迦さんがこの世界から一時的にとはいえいなくなるのは、いくら天照様でも認めることはできないだろう。たぶん、……きっと。


「何を言っている?私は千夜がうまくやっているか見に行くだけだぞ?私の元眷属の様子を私が見に行くことの何が問題ある?」


 うわぁ、本心が見え見えだよこの人。いや、嬉しいんだけどね?こう、なんか残念な感じが先に来るというかなんというか。

 ま、まぁ、宇迦さんも復活したし、今日はこれでお開きってことでいいか。明日は眷属が確保できたって天照さんに報告に行かないとな。


「じゃあ、今日はこれまでってことで。俺は明日早速天照様に報告しようと思うんですけど、宇迦さんたちはどうするんですか?」


「う~ん、本当はもう少し飲んでいたいけど仕方がないか。私もタケも明日は用事があるしな。蘭は私の付き人だ」


「用事ですか?」


「ああ、異世界から私たち神々の創造者がやってくるらしい。上級神はその方に挨拶しなければならんのだ」


「それはまた……」


 ずいぶんと大事だな。それにしても創造者か、話には聞いていたがいったいどんな存在なのか。


「私たちもあったことはない。主神クラスなら面識もあるとは思うがな」


「そういうことなら、天照様のところには日を改めて伺ったほうがいいですかね?」


 明日は天照さんたちも忙しいだろうからな。別に明日でなくてはならないわけでもない。


「それがいいだろうな。天照たちもまさか昨日の今日で来るとは思っていないだろう」


「わかりました。それじゃあ、明後日向かうことにします。千夜もわかったな?」


「承知しました」


「それじゃあ、そろそろ店を出るか。いつまでも、こんなところにいては邪魔だろう」


 武御雷さんの一言で俺たちも立ち上がる。ちなみに、会計は必要ない。ここにあるものはすべて無料なのだ。俺や宇迦さんのような豊穣神や海神、山神などが各々育てたり、生っていたりするものを持ってきて調理しているのだ。

 一応、神なので質も量も人間たちが作るものとは比べ物にならないほど上質だ。


「そうですね。あ、そうだ。蘭、今日泊めてもらいたいんだけどいいか?」


「構わん。というより、神無月のときはいつも私の家に泊まっているだろう」


「そうだな。ついでに、千夜の詳しい資料もその時に渡してくれ」


「承知した」


 俺たちが屋台から出ようとするとちょうど屋台に入ってきた客とぶつかりそうになった。


「おっと!」


「ああ!悪い少し考え事をしていてな」


「いやこちらも前をよく見ていなかった。お互い様だ」


 そういって、暖簾をピラピラする。すると、入ってきた男は笑いながら自己紹介を始めた。


「はははっ、確かによく見えないな。っと悪い。俺は風月楓(ふづきかえで)っていうんだ。そっちは?」


「紅葉だ。よろしく」


「おう。呼び止めて悪かったな。んじゃ、また会おう!」


 そういって、男―――風月楓は屋台に座って注文を始めた。

 なかなか、面白いやつだな。あんまり見ない顔だが、新入りだろうか?いや、あの格の高さは異世界の神か?


 土地神は今なお生まれ続けている。それに、今年は四百年に一度の異世界中から神が集まる年だ。俺の知らない神がいたっておかしくない。


「ふむ。なんだか不思議な奴だったな。お二方を見て動揺しないとは」


 へ~、蘭も只者じゃないってわかったか。かなり巧妙に気配を隠してたけどな。


「確かにな。もしかしたら、異世界の名のある神かもしれないぞ?今年は異世界からも多くの神が来ているらしいし」


 こうして、最後に奇妙な出会いを残して、慌ただしかった神無月の一日目が終わった。


お読みいただきありがとうございます。

これからも、不定期ですが連載を続けていきます。


感想、アドバイスなどよろしくお願いします。


『チート問題児』の方は未だに更新の目途が立っていないのでしばらくお待ちください。

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