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意味のある文章を書こうと思った。
拙著のBLOGが閉鎖する。
青春時代の多くをそこに置いてきたが、テキストのダウンロードができず断念した。
「なろう」には当時の名義で小説を投稿したことがあり、ありがたいことに感想もいただいてとても嬉しかった。
過去使っていたPCの中にも大量に小説や散文が残っている。が、めんどくさいのでこれらすべてを蘇生させようとしないことにして、新しい名義で妄想を書き連ねてみようと思った。
自己満である。
この作品も嘘か誠か怪しい妄想に過ぎない。
それでもよければ暇潰しに呼んでいただければ幸いに思う。
僕は古い人間だ。
この文章が出版される時、縦書きの小説になって欲しくて、古風な昔ながらの小説の形式を採っている。
2022年に文章を生成するAI=人工知能が登場して、いよいよ美しい文章は誰でも書ける時代になってしまった。
しかしSNSではずっと覇権を握っていた「ライティング至上主義」が逆転している。綺麗な文章はAIで生成できてしまうし、素人目にそれが人の書いたものかどうかの判別が難しくなってしまった。綺麗な文章が自動生成されるので、美しい文章は埋もれてしまう。そのせいで無骨な、美しくない文章や、説明足らずで会話で強引に進めるストーリーの方が面白いという世界線になった。
世の中は変わり続ける。
そしてそれは、僕という一個人の歴史もそうだ。
性格は別として、行動が明らかに変化している。
これから繰り広げる頭のおかしい文章なんてものは、もう過去の話というわけだ。