第6話 幼なじみの親友との過去
グレースに導かれ、ついに、能力開発都市にたどり着いたアレン。
技術開発の目覚ましい発展と、創造性などに、目を輝かせていた時に、犬の少年メリー·ポリットに出逢い、この世界観に信憑性を受け、さらに、少女ソフィアと出逢ったアレンは、ソフィアを満腹にさせ、シスターからのお礼を受け、神の御加護を、受けられるはず……だったが、なんと、あらぬ方向に転がり、トランプを引き、その数によって攻撃技を放ってくる炎属性の魔術師の男を呼び寄せてしまう。
そして、青年アレンと少女ソフィアは、敵の魔術師ヘルチェイサーと、物凄い闘いを繰り広げる。
だが、弱っていたアレンのために、自分を犠牲にしてアレンを助けたソフィアは倒されてしまう。
それを見たアレンは、怒りのあまりに激怒し、自我を閉じ込め、とてつもないオーラを発し始めた。
そして、ヘルチェイサーは、自身が持つ最大の技をくりだしてくるが、そんな攻撃びくともしないかの様に、右手で殴打し、バラバラに粉砕したその勢いで、敵の魔術師にとどめを刺したアレン。
闘いが終わり、元の状態に戻ったアレンは、ソフィアと穏やかな時を過ごすが、そこに一本の電話通信音が鳴り響く。
その相手は……なんと能力開発都市までアレンを導いてくれたグレースだった。
だが、グレースの一言により、訳もわからずいきなり死の宣告を受けたアレン。
だが、能力開発都市の1番肝心重大な学園都市なら、能力も分かると、グレースの協力を受け、ソフィアの保護も兼ねて、ソフィアと共に、学園都市へいよいよ向かうアレン達だった!
アレン
「ソフィア、これから、俺達はお前を保護する!意義はないか?」
グレースとアレンの意志は素早く合致し、それをソフィアに端的に、分かりやすく伝えるアレン。
ソフィア
「いいの?」
アレン
「あぁ、俺達はどんな相手が来ようとも、必ずお前を守り通す!!」
「それに、もう、俺があんなヘマをしない様にするためにも、付いてきてくれるか?」
ソフィア
「うん!勿論だよ!アレン1人じゃ、心配なんだよ。」
アレンは、高らかにソフィアを絶対守り通す事を宣言した。
さらに、さっきの様に、逃げ回らずに、しっかりとソフィアを護るために、自分に付いてきて欲しいと頼むアレン。
そして、ソフィアも、その想いに感銘を受け、喜んだ。
アレンは、
「ってか、学園都市ってどう行けばいいんだ?」
「ソフィア分かるか?」
ソフィア
「うーん。分かんない!」
アレン
「きっぱり言い張った!?仮にも、この能力開発都市の住民なんだろ?」
ソフィア
「だって、今まで入ったことないんだもん。」
アレン
「まぁ、確かにそうだな。」
高らかに、出発合図をしたのはいいものの、二人とも、学園都市への入り口が分からずに、あたふたするが、アレンとソフィアは、同時にこう言い放った。
二人
「よし!地図を探そう!
アレン!地図を探そーよ!」
「あぁ!
うん!」
「アッハハハハ。
ウフフフフ。」
二人が考えてる事が同じで、さらに何度も波長が合ったために、二人はつい嬉しくなり、一緒に大笑いをした。
そして、地図を都市部で、見つけたアレン達は、ようやく学園都市への入り口を見つけた。
アレン
「あった!これだ!!」
「えーと、なになに?」
「Air-Bass Ta-minalから、②番乗り場に乗って、到着した所が、学園都市だってさ。」
ソフィア
「ふーん。じゃあ、そのAir-Bassなんとかまで、急いで行こうよ!」
アレン
「そうだな。よしここから、割りと近い。走るぞ!」
「ちょっと、待ってぇ~!置いてかないで欲しいんだよぉ~!」
地図を見て、能力開発都市から、学園都市へ向かう行き方が、分かった二人は、すぐ近い事を知り、走り始めたが、ソフィアは少女であるために、アレンが先を突っ走っていくのを、追いかけながら走った。
ようやく二人は、Air-Bass Ta-minalまでたどり着いた。
息を切らした二人は、少し休もうと近くの喫茶店に入った。
店主
「いらっしゃーい!」
バイト
「いらっしゃいませー!!」
ソフィア
「あっ!アマンダ!」
アレン
「なんだ?知り合いか?!」
少し休もうとTa-minalの近くの喫茶店に寄った、アレンとソフィアだったが、突然、ソフィアがバイトの女の子に向かって、名前を叫んだのだ。
アマンダ
「えっ?!もしかして、ソフィア?!」
ソフィア
「そうだよ!お久しぶりなんだよ~!」
アマンダ
「ほんとね!相変わらずソフィアはソフィアのままでいてくれて、安心したわ。」
ソフィア
「ブゥ~。それって、褒めてるの?!」
アマンダ
「えぇ。だって、その方があなたらしいもの!」
なんと、バイトの女の子も、ソフィアの事を覚えていたらしく、二人で久しぶりの再会を懐かしんだ。
そのバイトの女の子の名前はアマンダという名で、髪の毛は、薄緑色のカーブがかった、ショートボブで、瞳は赤色をしており、おそらく、男が目にしたら、一目惚れをしてもおかしくない程度のかわいい感じの女の子だった。
ソフィア
「そっかぁ~。ありがと!!」
アマンダ
「えぇ。それより、なにか食べに来たんでしょ?」
ソフィア
「うん!アレン、なに食べたい?」
アレン
「いや、金払うのこっちなんですけど!?」
ソフィア
「え~。堅いこと言わないで欲しいんだよ!」
ソフィアは、友達に誉められて上機嫌になったために、アレンに、自慢の友達の働いてる店で、アレンに注文を勧める。
だが、とっさに自分が払うのに、なぜ注文しようとしているんだと、アレンはツッコミを入れた。
それに対して、自分の親友の店なんだから、仕切りたいとぐずり始めるが、アレンはなら早く注文しようとメニュー表を見る。
アレン
「んー。どれもおいしそうだなぁ~。」
ソフィア
「だって、私の親友のお店なんだもん!」
アマンダ
「あらっ。ありがとね!」
二人
「あっ!これにしよう!!」
どれもこれも、美味しそうなメニューばかりだったが、それもその筈と言わんばかりに、ソフィアが店の評判を述べる。
そして、二人で声を合わせて、店の人気No1のバナナチョコチップピーチクリームサンドのセットを2つ頼んだ。
暫くすると、店の奥から、アマンダがプレートを手に抱えて運んできた。
アレン
「おー!うまそー!」
ソフィア
「なんか、よだれが止まらないんだよ!」
二人
「そして、いただきまぁ~す!」
アレン
「んっ!」
ソフィア
「わっ!」
二人
「うんめぇえ!
お~いしい~!」
アレン
「なんだ?!このチョコバナナとビーチクリームのコンビネーションの抜群さは!?」
ソフィア
「生地はモッチモチで、中はサクサク、フワフワでおいしいんだょ~!」
店主
「ハッハッハ。そんなに喜んで食べてくれるとは、光栄だよ!なっ、アマンダくん。」
アマンダ
「そうねぇ。泣くほど喜んでもらえたなら、凄く嬉しいわ!!」
一口食べた途端に、二人は声を合わせて、今まで食べたことのない食感、2つの味が奏でるハーモニー、バランスの良さに声を大にして、美味しいと叫んだ。
そして、店長も、アマンダも、嬉しそうに微笑んだ。
そして、一気にぺろりと平らげてしまった二人は手を合わせて、拝むように、ご馳走さまを言った。
そして、数分後。
アマンダ
「でも、ひっさしぶりよね~!あの小さくて、可愛らしかったソフィアが、こんなにも大きくなってたなんて。」
ソフィア
「エヘヘ。そういうアマンダこそ、綺麗な大人になってるんだよ!」
アマンダ
「そうそう!その、だよ!て口ぐせも昔からだったわね!」
ソフィア
「だって、このしゃべり方のが断然かわいいんだよ?!」
アマンダ
「えぇ。とっても癒されるわ!」
ソフィア
「良かったぁ~!!」
などと、二人で思い出に浸りながら、懐かしんでいる最中に、アレンは、店主にあの二人はいつから知り合いなのか、と聞いていた。
店主
「うむ。あの二人はね、小さい頃からの幼馴染だったんだよ!」
アレン
「えっ?!幼馴染?!あの二人が?」
店主
「そうだよ。あの二人はね、小さい頃から良くこの店に通ってきていたんだ。」
「そして、この店で、あの2人は口を揃えて、魔術師になる!って、すごく嬉しそうに、胸いっぱいに、希望を膨らませて、毎回そう話してたんだ。」
アレン
「へぇー。そうだったんですか!」
店主
「うむ。だけどね、ある日この街に、悪人共が現れて、それは好き勝手に呑んだくれ、暴れまわっていたんだ。」
「そして、あの二人も、その犠牲者の内に入ってしまったんだよ。」
アレン
「それで、その時、どうなったんですか?!」
喫茶店の主人が、アレンに対して、昔のソフィアとアマンダの2人の話を親切丁寧に話してくれていたのだが、急に、顔をくもらせ悲惨な出来事を語るように話始めた。
アレンも、その話がとても気になり、続きを聞こうとする。
「うーむ。あの2人には、内緒にしてて欲しいことがあるんだが、アレン君...だったかな...?!守ってくれるかい?」
喫茶店の主人が、秘密にしてて欲しいことがあると言い、それを守ってくれるかと、アレンに尋ねるが、アレンはきっぱり、こう答える。
アレン
「はぃ!勿論ですよ!」
店主
「それでは、話そうかな。あの2人が、悪人達の中の三人に、襲われかけた時、私が止めに入ったんだ。」
アレン
「ご主人が?」
店主
「そぅ。だけどね、その3人の中の1人に、魔術師の男が紛れててね。」
「その中の1人に、私が殺されかけた時、2人が私を庇って闘ってくれたんだ。」
喫茶店の店主がなんとか、その内の2人は、倒したのだが、1人の魔術師の男に、全く歯が立たず、最大の危機に陥れされそうになった時、自分を庇い闘ってくれた二人を讃える様に話始める。
店主「だけど、相手は大人!ましてや、プロの魔術師だ!叶うはずもなく、2人は、やられてしまったんだよ。」
アレン
「って、事は......。」
店主
「勿論、今生きているあの2人は、本物だよ。」
「話は戻るけど、その時、私もその1人の魔術師には、叶わなくてねぇ。」
アレン
「それで...そいつは...?」
店主
「うむ。私にトドメを刺そうとしたんだがね、間一髪で、駆けつけてきてくれた1人の騎士が倒してくれたんだよ。」
アレン
「そんな事が......。」
店主
「そぅ。そして、その一人の騎士と約束を交わしたんだ。ここからは、あの二人には、黙っていて欲しいことなんだが。」
アレン
「なんですか?」
店主
「その騎士との約束は、2人の内の1人、その時、まだかすかに、息をしていたアマンダちゃんが、選ばれたんだが、その騎士の所属している団員に選ばせて欲しいという約束だったんだ。」
喫茶店の主人が、秘密の内容をアレンに、話しくれたが、アレンは、もちろん秘密にしておくという口ぶりでこう言った。
「その騎士の狙いはそこだったんですね。それで、ソフィアと、アマンダの2人を、離ればなれにされてしまった。」
「あぁ。私はもちろん、その条件の代わりに、たくさんの財宝や、褒美をもらったんだ。」
「この店も、その1つさ。だが、そんなもので代価にされるより、2人を離ればなれにさせられる事が...1番辛かったんだよ...。」
主人も、少し涙ぐみながら、悲しそうにそう語った。
アレン
「俺も、それは許せないと思います!」
店主「ただね、アマンダが1年前、この店に、戻ってきてくれたんだ。」
「そして、私にこう言ってくれたんだ。待っててくれてありがとう!と。」
「その言葉を聞いたとき、私は、ほんとに待っていた甲斐があったと、希望の光が差し、涙が止まらなかったんだ。」
アレン
「良かったですね。根気強くオーナーが、待っていた賜物ですよ」
アレンに、かすかに、囁く(ササヤク)ようにそう語った主人だった。
アレンも、ほんとに良かったと感激して、涙を目に溢れさせた。
ソフィアは、アマンダとゆっくりお喋りしたあとで、アレン達の傍に寄ってきた。
そして、アレンにこう尋ねた。
「アレン!何で泣いてるの?」
「あっ、あぁ。お前も色々と苦労してきたんだな。」
アレンは、そう応えると、ソフィアの頭の上に、軽く手を置いた。
そして、再びソフィアを必ず護ると意を決した表情に変えた。
そして、喫茶店の主人と、アマンダにお礼を言いつつ、喫茶店の主人と、アマンダからも、二人にお礼とまた来て欲しいと伝えられた後で、その喫茶店を後にした。
そこで、アレンとソフィアは、重大な事を思い出す!
アレン
「あれっ?!俺達、学園都市に向かってたんだよな?!」
ソフィア
「うっ、うん。時間大丈夫?!」
「おわっ!ヤバイヤバイ!後10分しかねぇぞ!?」
「えぇっ!!大変なんだよ!急がないと。」
そう。二人は学園都市へ向かう途中の休憩のつもりで、あの喫茶店へ寄ったのだ。
そこで、かなりの時間を費やしてしまったために、残り時間わずかとなっていたのだ。
二人は、猛ダッシュで、Air-Bass Ta-minalの通路を駆け抜ける。
だが、さっき食べたばかりで、お腹が苦しくなっている二人。
息切れと、腹痛が二人を襲うなか、通路を駆け抜けた先のバスを待っている人達を見て、目を丸くした。
そこの列の中には、獣人族、魚人族、鳥人族など、珍しい種類の人々や、小人、普通の人の倍の大きさの巨人族、女帝、シスターさん、紳父さん、教皇らしい人達まで居たのだ。
アレン
「もう、ここまで来ると、驚く限度を超えてるよな!」
ソフィア
「アレンには、そうかもしれないね。」
「けど、これが普通なんだよ!」
アレン
「そうなんだよなぁ。」
ソフィア
「でも、だんだん馴れてきたでしょ?」
アレン
「あぁ、そうだな。」
「てか、そろそろバスの出発時刻だ!並ぼうぜ!!」
ソフィア
「うん。えーと...2番、2番、2...ん?あっ!ここだよ!」
アレン
「おっ!流石、ソフィア!見つけんの速いな。」
ソフィア
「エヘヘ~。ソフィア様は凄いんだよ!エッヘン!」
だんだん、この世界にも馴れてきたアレンは、ちょっとや、そっとの事じゃ動揺しなくなった。
さらに、ソフィアに、バスの時刻がもうすぐだと伝え、ソフィアは、真剣に探し当てた。
そして、アレンは、ソフィアを褒めた、ちょうどその時バスが到着した。
アレン達は、そのバスに乗って学園都市へ向かうために、出発した。
アレン
「よし!このまま終点まで行けば、学園都市に辿り着く。」
ソフィア
「そしたら、アレンの能力も分かるんだね!」
アレン
「あぁ。だから...今日は寝る...ぞ。」
そう言うと、アレンは、ひどく疲れていたのか、ぐっすりと眠ってしまった。
そして、数時間後に、ソフィアが泣きそうな声で、名前を呼んでいるのに気付き、目をこすって開けた。
「アレ...ン...起きて!」
「んー?どうしたソフィア。もう着いたのか?」
「ううん。大変なんだよ!」
「大変...って...なにが?」
辺りを見回し沈黙するアレン。
泣きじゃくるソフィア。
そして、目の前は、なにやら土くさい臭いと、砂ぼこりが舞いちる荒野の果てだった。
「なん...だ?ここ...は!」
「どうしよアレン!」
「いや、少し落ち着け!俺達は確かに2番乗り場のバスに乗ったんだよな?」
「それがね......。」
「なにぃ?!2番乗り場だった路線が、実は12番だったぁ?!」
「うん。アナウンスが流れてきたのが、だいぶ後だったしグスン...実際、2番乗り場に乗ろうとした人も...グスッいたらしいんだよ。」
「らしいって、その人達はどこ行ったんだよ?」
「こっから、2~30kmの所に、2番乗り場に戻れるバス停があるらしくて、みんなそこに行っちゃったんだよ。」
「よし!なら、ソフィア!泣いてる場合じゃねぇ!俺達もすぐに向かうぞ!」
「うん!」
なんと、アレン達が、2番乗り場だと思っていた路線が実は12番で、アナウンスが流れてきたのも、なんと出発後だったという。
そうして、荒野までたどり着いてしまったのだ。
えっ?なんですって?
バスの車掌に伝えて、戻ればいいですって?チッチッチッ。甘いですよ。
ここは、科学技術がめざましく発展した都市ですよ?
わざわざ、バスなんかに車掌さんは乗っていません。
それに、この先の物語が面白くないでしょ?
そうだと思う人は、この先の物語をもっと楽しんでいってください。
なに言ってんの?と思う人達も、もっとこの青年アレン達の物語を楽しんでいってくださると光栄です!
さて、本題に戻り、ここは荒野のど真ん中、アレンとソフィアが、荒野を歩き続けていると、二つの道に別れていた。
「なっ、これは。」
「ねぇ?アレン。どっちが正解なのかな?私は左だと思うんだよ。」
「おぃおぃ。こういうのって、お得意のソフィアさんの魔法か、魔術でなんとかなりませんかねぇ?」
「うーん。そんな事言われても、これは人工的に作られたものであって、魔法や魔術に一切関連してないものには、効果はないんだよ。」
「はぁ~。不幸だ。」
なんと、行く先には、2つの分かれ道があり、ソフィアの能力でも、こういう人工的なものばかりは、不得意であるらしい。
確かに、ソフィアは、魔術師であって、魔法使いではないのだ。
それに、気づかされた主人公も、肩を落として、がくぜんとした。
「よしっ!なら、こういうのは、直感で当てるぞ!右だ!」
「ねぇ、アレン、私の話ちゃんと聞いてる?私は、左って言ってるんだよ!」
「んー。ソフィアが左って言うなら、安心......出来るわけねぇだろ!」
「さっき、路線自体間違えたのは、ソフィアだろ?」
「あ、あれは仕方なかったんだよ。」
「いや、仕方なくても、これはソフィアの責任だ!」
「どうしてなの?私が言ってる事が信用できないの?!」
「そんなんじゃねぇけどさ。」
「ん~!アレンのバカ!もう知らない。」
なんと、アレンとソフィアは、口論の末、口喧嘩になり、怒ったソフィアが左の道を突っ走っていった。
「あーぁ!くっそ。やっちまった......。」
「とにかく、今あいつと、離ればなれになって、もし他の魔術師達があいつを襲いに来たら、それこそ、ただじゃすまねえぞ。」
「待てよ!ソフィア!」
ソフィアの走っていった道を、アレンも後から、必死に追う。
さて、この二人はこの後どうなってしまうのか?
離ればなれになってしまったソフィアとアレンの行方はどうなるのか?




