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魔法と魔術と超能力者<サイコパス>  作者: 異世界の異邦人<ストレンジャー>
第1章 魔法と魔術と超能力<サイコパス> はじまりの刻
13/14

第13話 最後の切り札<聖人滅びの鎮魂歌(レクイエム)>

グレースに導かれ、能力開発都市へとたどり着いたアレンは、ソフィアと共に、幾多の難を乗り越え、ついにグレースとララフィー先生のつてで、学園都市にまで入学してしまった!

そして、仲良しトリオの蝴蝶秋黄鷹、真銀アレクシス、双葉青泉の仲間入りをしたアレン。

さらに、学園都市に存在するとある教会が襲撃され、神父やシスター達が連れ去られ、その犯人である柊一が、いくつも事件を巻き起こしていたために、暴れまわる柊一を、学園都市最強の能力者が倒しに来たのだった。

だが、軽く合間見えた後に、柊一は、その青年に勝てないと判断し、まずソフィアのフル=キャストつまり、完全詠唱の能力を手に入れるべく、ソフィアを探しに向かったのだった。

そして、ついに能力試験は、アレンと青泉のダブルス優勝で、試験終了となった。

そして、ヘルチェイサーは、探索魔術で、真銀はヘルとの連絡通信で、咲夜は友人の後輩の目撃情報から、そして、試験を終えたアレンは、後をつけてきていた咲夜に話を聞き、ソフィアの元へと集まった。

それを、真銀が、最初から順を追って、説明すると皆に伝えた。


真銀

「私が、この事態を皆さんに説明しましょう。」

アレン

「あぁ、頼む。」

真銀

「まず、私はこの件に関しての最重要人物が居ることを教えておきます。」

アレン

「最重要人物?って、ソフィアじゃねーのか?」

ヘル

「おぃキミ、最後まで話を聞きたまえよ。」

アレン

「あっ、あぁ。」

真銀

「その最重要人物とは、この様なあらゆる事件を巻き起こし、この学園都市いや、能力開発都市までも、全てを滅ぼそうとしている元凶、それは……。」

「萩野柊一!」

アレン

「ん?そいつは、一体何者なんだ?」

ヘル

「まぁ、あまり長く話してはいられないから、直結で言うと、能力開発都市、それに、この学園都市、両方の都市の至る場所で、襲撃事件を巻き起こし、やがては、この学園都市だけではなく、能力開発都市全てを手中に収めようと企んでいる、クソったれ野郎だ!」

ソフィア

「私は、知ってるんだよ。」

「これまで能力開発都市で起きてきた事件の黒幕は、全てその男だったんだって!」

咲夜

「えぇ。それに、萩野柊一は、欲しいものを見つけ次第、片っ端から全て、どんな手を使ってでも必ず狙ってくる奴なんです。」

アレン

「なんだよ…それ…。それが、今回はソフィアの能力、フル・キャストだったってことか!」

咲夜

「そういう事です。」

アレン

「んで?お前だ。ヘルチェイサー!」

「どうして、お前がここに居るんだよ!」

ヘルチェイサー

「キミと同じで、保護するためさ。彼女をね。」

「もぅ、この子を狙えという命令は、終わってるんだ。」

「それに、今度は死守する命令が出ているからね。」

アレン

「へぇー。なら、よろしく頼むぜ!」

ヘルチェイサー

「なにも、キミと馴れ合うつもりはないよ。」

アレン

「なんだと?」

真銀

「まぁまぁ、その話はおいといて。」

「その命令をくだされたヘルチェイサーは、僕とずっと共に連絡通信をしていたんです。」

アレン

「ん?なんでだ?」

真銀

「僕も、彼とは幼き頃からの友人なんですよ!」

ソフィア&アレン

「えーっ!」

アレン

「それって、本当なのか?」

真銀

「えぇ。ほんとですよ?」

「それと、本題に戻しますけど、僕は彼から連絡通信を受けて、とある教会が、襲撃事件を受けた事を知ったんです。」

ヘルチェイサー

「それで、僕と咲夜はいったん、学園都市へと潜入し、狙われている彼女を保護するために、真銀に君達の寮の居場所とかを聞いていたのさ。」

咲夜

「私は、その間学園に戻り、私の友人から、ソフィアと共に棲んでいるという少年、つまりアレンを探して、彼の学園に向かっている最中に彼を見つけ、合流し、ここまでたどり着いたという訳です。」

アレン

「なるほどな!だから、あの時、1人で控え室に戻ったのか。」

真銀

「はぃ。ご迷惑とご心配をかけてしまい申し訳ありませんでした。」

アレン

「いや、それは大丈夫だ!」

「それより、青泉には、後で説明しとけよ?」

真銀

「ですね!」

アレン

「よっしゃ!こうなりゃ、みんなで、力を合わせて、闘おうぜ!」

ヘルチェイサー

「だから、馴れ合うつもりは……フン。まぁいい!今回だけだぞ?」

咲夜

「私も全力で応戦します!」

ソフィア

「私も、私も闘うんだよぉ!」

咲夜

「え?!」

アレン

「おぃ。ソフィア、聞いてたか?」

「俺達は、お前を護るために、闘うんだぞ?」

ソフィア

「分かってるんだよ。けど、許せないもん!」

アレン

「分かった。俺と真銀で、サポートするから、無理すんなよ?」

ソフィア

「うん。」


ここまでの経緯を、皆で話し合って、無事に皆の経路、目的、萩野柊一という元凶の敵を理解し、その萩野柊一を倒さない限り、学園都市だけでなく、能力開発都市にも、平和は来ないという。

だとしたら、その萩野柊一を皆で力を合わせて、闘うしかないという事になり、全員の意見は一致して、より決断力が高まった。


シスターA

「ソフィア~。」

シスター達

「ソフィア!」

ソフィア

「あっ、み、みんな。」

副神父長

「おぃおぃ。なにを泣いておるんだい?」

シスターA

「そうよ、泣かないで。」

「私達が、来たからもう大丈夫よ!」


なんと、ソフィアの事を心配して、ソフィアの昔の馴染みの教会のシスターさんや、神父さんが集まってきてくれたのだ。

ソフィアは、皆の顔を見た途端、嬉しさのあまりに、涙が溢れてきた。

みんなは優しく、そして暖かく慰めてくれた。

だが、次の瞬間、ソフィアはあることに気づいた。


「ねぇ?ラファエルは?」

「それが……。」

「グスン。ソフィア~!」

「わわっ!どうしたの?」

「それがのぅ、ソフィア、よーく聞いてくれるかな。」

「うん。」


副神父長が、ラファエルは、急に教会を襲ってきた何者かにソフィアの居場所をかくまい、証拠を突きつけられれてもなお、なにも話そうとはしなかったために、射殺されたという話を聞いた。


「ウッ。ウウッ。ラファエル…私のせいで…私が、その場に居れば良かったんだよ!」

「ソフィア……安心しなさい。決してキミのせいではない。」

「例え、ソフィアがあの場所に居たとしても、結局、ラファエルは、抵抗しただろうし、きっと、皆も同じ事をしただろう。」

「えぇ!当たり前よ!」

「そんなのおかしいに決まってる!」

「だがな、絶対に誰かが居たからそうなったとか、誰かが居なかったからこうなったとか、誰も自分を責めてはならんのじゃ。」

「そんな事のために、ラファエルは、自分の命を犠牲にした訳ではない。」

「皆のためを思って、ラファエルは、自らの命を差し出す覚悟で、犠牲になることを選んだんじゃよ。」


「じゃからな、今の我々に出来ること、自らの命を犠牲にしてでも、我々を護ってくれたラファエルのために、我々になにが出来るのか、それがなにかをよーく考えることじゃ!」

「ウッ。でも、でも。」

「泣きたいときは、泣けばいいんじゃよ!」

「その分、その辛さを乗り越えた時、必ず相手の心の痛み、人を思いやるという気持ち、そういうものが分かってくるんじゃからな!」

「ウッ。ウウッ。うわーん。」

「おぉ、おぉ、よしよし。いい子じゃの。」


副神父長のおじいさんは、今、ここに居る皆の事を、そして、ラファエル、ソフィアの事も、全てを理解して、皆の思いが1つの悲しみ、誰にでも、人生で乗り越えなければならない事を理解して、皆で未来の自分達のために、お互いを思いやって、必死に泣いていた。


真銀

「いい話ですね。」

咲夜

「えぇ、私も今の気持ち、思いをしっかり、この胸にとどめておきます。」

アレン

「ソフィアも恵まれてんな!」

ヘルチェイサー

「あぁ、僕にもああいう神父長が居て欲しかったよ。」

アレン

「ヘル……。」

ヘルチェイサー

「なっ、なんだい。急になれなれしく。」

咲夜

「別にいいじゃないか。」

真銀

「そうですね!」

ヘルチェイサー

「咲夜、真銀まで。」

「まぁいい。月弥音アレン!それより、ともかく、ここは目立ちやすい。場所を移そう。」

咲夜

「そうですね。狙われたら、ひとたまりもありません。」


感動の気持ちを握りしめて、再び、みんなの絆は固くなった。

だが、アレン達の敵である柊一がいつ攻めてくるか分からないために、場所を変えようといった。

ここの学生寮が、狙われるとかなりの人質がとられそうになったためでもあるが、学生寮に住む生徒達を巻き込まないためでもあった。

そして、場所を移そうと皆が歩いていたその時だった。


萩野柊一

「さーて、おゃおゃ。君達はどこに行くんだい?」

アレン

「なっ?!」

ソフィア

「えっ?!」

アレン

「おぃ!咲夜、あいつが敵か?」

咲夜

「えぇ。あれが萩野柊一!」

柊一

「ふーむ。大名行列でもしに行く気かい?」

教皇代理

「貴様はあの時の!」

柊一

「さて。教皇代理様、君達には、ここでしんでもらおうかな。」

「どうせ、君達もあの場所で全員皆殺しにしようとしてたんだ。」

教皇代理

「クソッ!愚か者めが!」

柊一

「それに、そこにフル=キャスト、 完全詠唱能力も、居るみたいだしね。」

アレン

「ソフィアは……」

ヘルチェイサー

「この子は、君みたいな大バカ野郎には絶対に渡さないよ!」

咲夜

「ここは、私達が引き受けます。」

「あなた達は、早く逃げてください。」


なんと、星が1面に輝く夜空から、1人の男が現れ、アレン達に声をかけてきただけでなく、教皇代理、シスターまでも、皆殺しにしようとしていたのだ。

さらに、完全詠唱能力者である、1番の狙いの目的が目の前に居たために、いち早く襲撃しようとした。

だが、アレンが大声で叫ぶのを目の前を遮って、ヘルチェイサーと、咲夜が立ち塞がった。

そして、早くアレンやソフィア達に逃げろと伝えた。


教皇代理

「うむ。その気持ちはありがたい。」

「だがな、ワシらもそやつに対しては、酷く怒りを覚えておるものでな。」

咲夜

「そうでしたね。」

ヘルチェイサー

「なら、しっかりと護衛を頼むよ!」

教皇代理

「うむ。」

シスターA

「任せといてください。」

シスター達

「私達が、必ずソフィアを護ってみせます!」

咲夜

「いい心がけですね!よろしくおねがいします!」

アレン

「真銀、俺達も!」

真銀

「あぁ、アレン君、ソフィアちゃんを。」

アレン

「おぅ!ソフィア!」

ソフィア

「どうしたの?」

アレン

「俺達のそばから離れるな!」

ソフィア

「え///?」

アレン

「俺達が必ずお前を守りぬいてやる!」

ソフィア

「うん。分かったんだよ!ありがとアレン!」


だが、教皇代理達も逃げようとはせず、闘うべき理由は同じだと伝え、皆でソフィアを守り抜くと決めた。

アレンと真銀達も、同じくソフィアを守り抜くと断言した。


柊一

「さて、君達を1人ずつ倒していくのは、やはり無理か。」

「だったら!」

「ふんっ!」

アレン

「させるかよっ!」


ドヒューン[攻撃相殺音]!


柊一

「さて、どうしたものか。」

咲夜

「はぁぁぁぁあ!」


柊一は、ここで全員と闘うよりも、ソフィアを一刻も早く倒して連れていくのが先決だと考え、ソフィアめがけて飛び込んでくる。

だが、後少しというところで、アレンがソフィアの前に立ち塞がり、強烈な右手のパンチをくりだし、柊一の蹴りを相殺した。

それに、驚いた柊一は、一瞬固まるが、すかさず咲夜が、柊一めがけて、斬りかかる。

だが……。


柊一

「ふわぁぁあ~。」


パシッ[剣を受け止めた音]!


柊一

「ふんっ。」


ドゴッ[殴打する音]!


咲夜

「クハッ。」

柊一

「そこで寝てろ!ザコが。」

アレン

「咲夜~!」

ヘルチェイサー

「チッ!よくも咲夜を!」

「地獄の炎に焼かれて消えろ!!」

「Hell Burning(地獄の燃焼)!」

真銀

「アレン君、僕達も。」

「体を鉄に、砂鉄を剣に!」

砂鉄変化(サンデイセン・ウィクセル)

柊一

「チッ。」

真銀

「はぁっ!」

柊一

「おっと、危ない。」

アレン

「うぉぉお!」


ドゴーン[殴打音]!


柊一

「ぐはぁっ!」


ヒューーン!ドゴーン[激突音]!!


なんと、咲夜が斬りかかった剣を素手で受け止め、すかさず咲夜を蹴り返す。

咲夜は地面に倒れこみ、血へどを吐いた。

だが、その後のヘルと、真銀と、アレンの連携攻撃でなんとか、柊一を殴り飛ばした。

柊一は、電柱の方へ勢いよく吹き飛び、電柱に直撃した。

電柱は折れ、煙が辺りにたちこめる。

だが、その瞬間、ものすごい速さで、かけてきた柊一によって、ヘルと真銀は、蹴り飛ばされ、アレンは首もとを捕まれ、思い切り、締め付けられる。


ソフィア

「アレーン!」

アレン

「うっ、グッ…ソフィ…ア。」

柊一

「さて、君達の力はこんなものかい?」

咲夜

「はぁっ!」


パシッ![掴む音]


咲夜

「はぁっ!」


パシッ![掴む音]


咲夜

「はぁぁぁぁぁ……八走破覇!」

「なにっ?!」


ソフィアが、悲しそうな顔で、アレンを見つめて、泣き叫ぶ。

だが、その瞬間、咲夜が立ちあがり、何度も柊一めがけて斬りかかる。

だが、柊一はアレンを右腕で、咲夜の剣を左手で受け止めながら、闘っていた。

幾つもの戦闘をこなしてこなければ、到底なし得ない戦闘ぶりだった。

しかし、咲夜も目を閉じ、体内にエネルギー、いや、エナジーをどんどん取り込んで一瞬、咲夜が目を開いたかと思うと、技名を叫び、物凄い速さの8つの剣の斬波を撃ち放った。

柊一は、動かざるを得ない状態になり、アレンを離して、体勢を整えた。

だが、その瞬間。


真銀

「はぁっ!」


グサッ[刺入音]!


柊一

「ぐわぁぁあ!」

真銀

「やはりそうでしたか」

柊一

「なん…だと…。」

真銀

「あなたは聖人、つまり神の力を宿す者!」

「そうですよね?」

柊一

「なぜ…それを…。」

シスター達

「えっ?!」

ヘル&咲夜

「なに?!」

教皇代理

「やはり、そんな気はしておったのじゃが。」

アレン

「ん?なんだ…聖人…って?」


真銀は、こっそりと息を殺して近づき、柊一めがけて、白銀刀を思いっきり、突き刺した。

その途端に、柊一は物凄い悲鳴を叫びながら、柊一の体は光を放ち始めた。

だが、柊一は、白銀刀を抜き取り、苦し紛れに、叫んだ。

真銀は、やはりそうかと意を決した様に、柊一の本質について語り始めた。

その瞬間、シスター達や、教皇代理、ヘルチェイサーと、咲夜は、愕然(ガクゼン)とした。


真銀

「聖人とは、神の力をその身に宿し、あくまでも、その力と自らの能力をかけ合わせ、相反せず、自身の能力のステータスを全て底あげするという凄まじい力の持ち主ですよ。」

ソフィア

「えっ?そんな凄い力を?」

シスター達

「そんな、化け物みたいな奴相手に、私達に勝ち目なんて……。」

真銀

「あるんですよ!」

ソフィア

「はっ!聖人滅びの歌!」

シスター達

「そっか!それなら、私達にも。」

シスターA

「皆で力を合わせてやり遂げましょ!」

「うむ。それしかなかろう。」


真銀の柊一の本質や、能力に関して、詳細を説明した後、そんな奴に勝ち目はないとシスター達が、諦めかけたその時、真銀が唯一勝てる術があると伝えた。

ソフィアも、それに気づき、遥か昔から伝わる、聖人滅びの歌の事を皆に告げた。

それなら、自分達にも出来ると、シスター達は、次々と立ちあがり、ソフィアの後ろに群がってソフィアと共に、綺麗な唄声で、外国語の歌をなめらかなハーモニーに乗せて、謳い始めた。

その瞬間、柊一は耳を塞ぎ、酷く苦しそうに悲鳴をあげ始めた。


柊一

「ぐわぁぁあ!」

「な、なんだ…この唄は…。」

「あいつら、なにをしてるんだ?!」

ヘルチェイサー&咲夜

「お前の相手は、俺達だ!

貴様の相手は、私達だ!」

柊一

「さて…これは…まずいことになったね。」

アレン

「みんな、連携攻撃だ!」

ヘルチェイサー

「言われなくてもやってやる!」

「地獄の大炎に焼かれて、焼滅しろ!」

「Magnam Forno Caroleマグナムフォルナカローレ

(大炎球燃焼)!!」

咲夜

「はぁぁぁぁあ…八走破覇!!」

真銀

「ホーリー=ナイト・ソード(聖剣突き)!!」

柊一

「くそっ!貴様らぁ、覚えておきたまえ。」

「今回ばかりは、油断したが、この先もずっと貴様らを狙い続ける奴が現れるという事をね!」

「ぐわぁぁあ!」


なんとか、アレン達全員で、最後の力を振り絞り、聖人の一人である萩野柊一を倒した!

だが、意味深な内容を告げながら、柊一はぶっ倒れた。

そして、学園都市から、魔の手は遠のき、平和な日々が続き、皆元の暮らしに戻った。


青泉

「もぅ、真銀、あんたあん時どこに行ってたのよ。」

真銀

「すいません、青泉さん。少し体調を壊して保健室で寝ていました。」

青泉

「アレンも、アレンで急にどっか行っちゃったっきり戻ってこなかったし。」

アレン

「わりぃな、青泉。ちょっと、探しに行ったら、道に迷っちゃったんだよ。」

青泉

「まっ、入学して、早々だからしょうがないかもね。」

アレン

「そういう事にしといてくれ。」

青泉

「ほんとにもぅ。」

秋黄鷹

「まっ、みんな無事やってんから、それで問題ないやろ。」

夏姫

「そうね!アレン。」

アレン

「ん?なんだ?」

夏姫

「その…あの…ありがとね!」

アレン

「ん?あっ、あぁ。」

「期待に応えてやったぜ!」

秋黄鷹

「ニャハ~。やっぱ、アレンかっこええわ~!」

アレン

「だって、絶望になんか、負けたくねぇだろ?」

真銀

「はぃ!」

青泉

「えぇ。そうね!」


皆、日常のありきたりな生活に戻り、平和な暮らしに戻って、皆仲良く過ごしていたが、アレンのある1つの言葉で、日常にぴりっとスパイスがかかったような刺激が混じり、皆に希望が満ち足りた。

これで、第1章は、終わりとなります!

今まで、長い間ご愛読してくれた方、本当にありがとうございました!

でも、な、な、なんと第2章続きます!!!!!!!!!!

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