仮想世界
「えっと…景色が違うような気がするけど…気のせいかな。 」
先ほどゲームの景色と今の景色がまるで違うような気がして、今の方がリアルに居る感じがする。
「まぁ、ゲームの世界と思うしな。一応街に行くか 」
俺は平原から街まで歩き、続けた。
急に目の前に新たなモンスターが草から出てきた。
「お?これってもしかして新たなクエストか!よっしゃ
こいつ倒して経験値あげようじゃないか 」
……あれ?
俺は思わず失敗な事が起こった。
「おいおい…なんで初期状態になってるんだ!しかも武器ないじゃねぇか! どうやって倒せば良いんだよこれ 」
武器ないままモンスターを倒す事は出来ないし、このまま逃げようかなぁと思いついた。
その時急に目の前にメニュー表示が現れて、びっくりした。
「メニュー表示? 急に出て来たぞこれ! ってこれ、先ほどしたゲームと同じやつじゃん。 」
先ほどゲームした時にメニュー表示が全く同じやり方で
ゲームと同じように武器の表示を開いた。
「お!武器あるじゃん!この武器を設置して。 」
急に手のひらに武器が現れた。
「これこれ!やっぱゲームはこれでしょう。
よ~し討伐してやる! 」
モンスターを討伐しようとした時に
ガォォォォォ!!
急に遠吠えが始めてきた。
「凄い大きい遠吠えだな!そんなに遠吠えだして何の意味があるんかな? いやまてよ、遠吠えってたしか
仲間を呼び起こすじゃなかったっけ? 」
俺は仲間を呼んでると思い、すぐにここから逃げようとした。
……だけど遅かった。
目の前にモンスターが3匹いや4匹増え合計5匹が目の前に現れた。
「おいおい、まじかよ!初期状態で初期ステータス
これで5匹倒せみたいなクエストじゃん! これはやばい!」
俺はこのまま逃げようと考えてそのまま立ち止まった。
するとモンスターの上からでっかい影があり、ますます影がでかくなり、一瞬でモンスターが焼かれてしまった。
「うぉぉぉ!!急に上から火が落ちてきたぞ。
どっから降ってきたんだこれ? 」
俺は思わず上を見たけどただ空があり、なにもなかった。
ますますモンスターが焼き、先ほど5匹が居たモンスターが一瞬で消えた。
すると向こうの方から声が聞こえてきた。
「大丈夫か?」
「ん?向こうから声が聞こえてくる。」
俺は声が聞こえてる方に向き、呼ばれていた人がこっちにやって来て、俺の前に現れた。
「すいません、私の爆滅魔法の練習に入らないでくれませんか? 」
「……え?爆滅魔法? 」
新たな人が現れ、魔法の邪魔と言われ混乱した。