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過去の想いを  作者:
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2ページ目

涙が止まらない理由を考えても

結局答えは出てこないことを知り

追求するのも疲れてしまった。

追求しても誰も教えてくれないし。


そう。私の悩みは難しいらしい。

相談しても、難しいと言われてしまう。

あの人を好き、というのは

誰もわかってくれない。

まあ無理もない。

そのへんは期待してない。

私の萌えるポイントも

あまりわからないと思う。



逆に言えば、

私はそこら辺の男子はただのアホにしか見えない。

何がそんなに面白いのか。

何アホなことしてるのか。理解に苦しむ。

大丈夫か?こいつ。ってなる。

そーなると、あの人と近い歳の人と付き合っている方が楽だ。

私は変な子に見えるのだろうか。


仕方ないと思う。

親は年だし、姉も兄も大人だ。

私が悟っているように見えるのも仕方ないのだ。

小さい時からそうやって生きてきたから。


見るテレビも皆と違ってNHK。

父がそれくらいしか見ないから。

芸能人とかさっぱりです。

歌手とか名前言われてもわかりません。

私にそーゆーはなしをふらないでくれ。


ここでも、一本の境界線。

私の中に入るのは少々難しいですよ。

私に何を望むのか知らないけど、

何もかも、期待しないで。



私は

約束を守れない女だから。

最低だから。




あの人と交わした約束は




何一つ、守れていないんだ。






君は、約束を守れない私に近づくのかい?

前にも言ったけど、私は冷たい人間。

誰かが好いてくれるようなやつじゃない。








なのに。



なぜあの人は

あんなにも私にご褒美をくれたのだろうか。







今どうしているの?

何を思っているの?





考えるだけで苦しいや。








あの人は。

本当に遠くへ行ってしまったんだね。







境界線は消えたんだ。

あの人への道もサラサラ消えていった。








見えなくなった途端。

今まで見えなかった、

別の人の横顔も、見えてしまうようになってしまった。













またか。











おんなじことを繰り返す。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ノートの2ページ目にぎっしり書いて、

ノートを閉じた。







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