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序ノ一



 薄暗い森の中を、奇妙な一団が歩いて行く。




 集団を率いているのは、黒い冠に真っ白な衣装の宮司。

 それに浅葱の袴の禰宜の男達が数名続く。

 その後ろには、下は小学生低学年から、上は高校生位の女子ばかり30人ほど。


 皆、真っ白い白衣(びゃくえ)に赤い緋袴(ひばかま)

 ――――――いわゆる巫女の衣装である。


 さらにその後ろには同じく巫女装束の大人の女性が2人ついており、また、子供達の保護者と思われる大人の男女が数名、険しい目つきのまま付き従っていた。



 少女達の髪は微かに湿っており、見れば少し唇が青ざめている者もいる様だ。

 それでも誰も一言も口をきく事無く、一種異様な雰囲気の中、一行は静かに森を抜けて行く―――。




 

 




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