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第12話:『希望の灯、そして古の地図が示す場所』

ユリアとの再会で、俺たちの旅は新たな力を得た。彼女との絆を胸に、俺たちは「最後の鍵」が隠されているという、古代の魔導師たちが作ったという秘境を目指して、再び歩み始めた。

道中、俺たちは険しい山脈を越え、深い森を抜け、様々な試練を乗り越えていった。疲労は蓄積していくが、皆の顔には希望が満ち溢れていた。

「キルシュ、この地図、本当に合っているのかしら?」

エリスが不安そうに地図を覗き込んだ。地図には、摩訶不思議な文字と、見たこともない奇妙な記号が記されていた。

俺は、地図を広げ、もう一度父から託された地図を眺めた。

「ああ、間違いない。この地図は、俺たちを、希望の場所へと導いてくれるはずだ」

俺は、そう言って、エリスを安心させた。

数日後、俺たちは、地図が示す場所へと辿り着いた。そこは、まるで時間が止まったかのような、不思議な場所だった。空には、七色に輝くオーロラが揺らめき、地面には、見たこともない珍しい花が咲き乱れていた。

「すごい……!これが、古代の魔導師たちが作った、希望の場所……」

リーナは、感動の声を上げた。

その時、地面が揺れ、巨大な光の柱が、空へと向かって伸びていった。光の柱は、オーロラと交わり、巨大な光の扉を創り出した。

「これが、『最後の鍵』の場所……」

俺は、静かにそう言った。

俺たちは、光の扉へと向かって歩き始めた。しかし、その時、光の扉から、不気味な声が聞こえてきた。

「愚かな人間たちよ……。この扉を開けることは、世界の終わりを早めることだ……。それでも、進むというのか……?」

声の主は、光の扉を守る番人だった。

俺たちは、番人の警告に戸惑った。しかし、リーナが、勇気を持って、前に進み出た。

「私たちは、世界の終わりを救うために、ここまで来たんです!あなたには、私たちの旅を、止める権利なんてない!」

リーナは、そう言って、番人に立ち向かった。

リーナの言葉に、番人は静かに言った。

「その言葉……。信じよう……。君たちに、希望を託そう……」

そう言って、番人は、光の扉を、開けてくれた。

俺たちは、光の扉の中へと入っていった。そこには、光り輝く玉座があった。そして、玉座には、一人の男が座っていた。

「よく来てくれた……。未来の勇者たちよ……」

男は、そう言って、俺たちに微笑んだ。

この男が、最後の鍵なのか……?

俺たちの旅は、まだ、終わらない。

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