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第11話:『再会、そして旅立ち』

リーナの父を失い、悲しみに暮れていた俺たち。しかし、悲しんでいる暇はなかった。父の遺言にある「最後の鍵」の場所を示す地図が、俺たちの次の目的地だった。

「リリアン……私、大丈夫だから。父さんが託してくれた希望を、無駄にしたくない」

リーナは涙を拭い、気丈にそう言った。その瞳には、父の死を乗り越え、前に進もうとする強い意志が宿っていた。

俺は、そんなリーナの決意を尊重し、エリスと共に頷いた。俺たちは、再び旅を始めることにした。

旅の途中、俺たちは大きな町に立ち寄った。そこで俺は、思いがけない人物と再会した。

「キルシュ……?」

幼い頃、俺と冒険者になることを誓い合った幼馴染、ユリアだった。ユリアは、今は騎士団の副団長として、魔物から人々を守っていた。

俺は、ユリアにこれまでの旅の話をした。リリアンやエリス、そしてリーナと出会ったこと。世界の終わりを救うための旅をしていること。

ユリアは、俺の話を真剣に聞いてくれた。そして、静かに言った。

「キルシュ……。あなたの旅は、一人じゃないのね。私、あなたがうらやましい」

俺は、ユリアの言葉に戸惑った。

「どうして……?」

「騎士団は、たくさんの仲間がいる。でも、みんな、どこか孤独なの。あなたは、たった三人で旅をしているのに、とても強い絆で結ばれている。それが、私には眩しく見えるのよ」

ユリアは、寂しそうに微笑んだ。

その時、町に魔物の群れが襲いかかってきた。俺たちは、ユリアと共に、魔物たちを討伐した。ユリアは、騎士団の仲間たちと共に、見事な連携を見せた。

魔物たちを討伐した後、俺はユリアに言った。

「ユリア。俺は、一人じゃない。リリアンやエリス、リーナがいる。そして、君がいる。君が、俺たちの旅を支えてくれている」

ユリアは、俺の言葉に驚き、そして、嬉しそうに微笑んだ。

「ありがとう、キルシュ」

俺は、ユリアとの再会を胸に、再び旅に出た。俺たちの絆は、さらに強くなった。そして、俺たちは、世界の終わりを救うための旅を、力強く歩み始めた。

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