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 うーん、尾崎凌駕もAIを使い始めたか……

 こちらが使っているAIとは別の……

 AIを駆使するのはこちらが先駆者だ。殺し屋で事件当時、あの別荘にいた――更には読者への挑戦状を挿入した首猛夫だが、Web小説「殺人事件ライラック~」を読んでわからない――気になる点はまだある。

 そこで、こちらでもAIを駆使して――

 使うのはいつものAI(ChatGPT)だが……


 とにかく尾崎凌駕と同じように……

 

 いや、その前に――

 

 Q.文芸における月のイメージについて、ですが、月が笑っている、笑う月、には狂気のイメージがあるように思うのですが


 AI:確かに「月が笑う」あるいは「笑う月」という表現には、しばしば狂気や不安定さ、異常性といったイメージが付随します。この感覚は、月そのものが持つ神秘性や変化の象徴と結びついていると言えます。


 1. 月の二面性と狂気

 月は、満ち欠けを繰り返すことで「変化」や「不安定さ」の象徴とされることが多いです。この不安定さは、心理的な揺らぎや理性の崩壊と結びつきやすく、狂気のイメージと親和性があります。たとえば、「ルナティック(lunatic)」という言葉はラテン語の「luna(月)」に由来しており、古代では月が人の精神に影響を与えると信じられていました。


 2. 不気味な擬人化

「月が笑う」という表現は、通常は感情を持たない自然物である月に、明確な意志や感情を付与することで不気味さを生み出します。特に「笑う」という行為は、状況によっては親しみや安らぎを与えるはずのものが、逆に不穏さや狂気を示唆することがあります。

 たとえば、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』に登場する……

 (中略)


 3. 文学作品における例

 エドガー・アラン・ポーの詩や短編では、月がしばしば狂気や死と結びついて描かれます。

 ランボーの詩にも……

 (中略)

 夢野久作の作品世界では、月の不気味さや狂気が際立っています。たとえば『ドグラ・マグラ』の世界観では、月光が現実と幻覚の境界を曖昧にします。


 4. 月の笑いと「無関心」

「笑う月」には、しばしば「人間の営みや悲劇に対する冷淡な無関心」というニュアンスもあります。この冷淡さが、逆説的に狂気を感じさせるのです。

 (以下略)


 Q.童謡に「月曜日笑ってる げらげらげらげら笑っている お月様は気が変だ♪」という歌詞のものがあったと思うのですが、これもそんな感じでしょうか?


 AI:おっしゃっている歌は、おそらく**「月曜日はなにしてた?」**という童謡ですね。この歌の歌詞の一部に、

「月曜日笑ってる げらげらげらげら笑っている お月様は気が変だ」

というフレーズがあります。


 1. 童謡の中の「笑う月」

 この歌における「笑う月」も、確かに先ほど述べたような狂気や不安定さの片鱗を感じさせる表現ですね。特に「げらげら」という、どこか品のない無邪気な笑い方と、「気が変だ」という直接的な表現が、単なる可愛らしさを超えて不気味さや違和感を生み出しています。


 (中略)

 

 ※いや、「月曜日はなにしてた?」ではなく「月火水木金土日の歌」というのが正しいと思うが、本質ではないので指摘しないでおく




 Q.月の満ち欠けと潮の満ち引きは科学的に関係がありますが、月の引力と女性の出産、または月経というくらいですから生理の周期と関連付けている論調(多分科学的には否定されますが文芸的に)のものもあるようです。月と狂気を結び付ける際に、男性の狂気ではなく女性の狂気を連想しませんかね? ルナというのも女性の名前にありますし。


 AI:おっしゃる通り、月と女性、そして狂気の結びつきは、文芸において非常に根深いテーマです。科学的な裏付けは乏しいものの、象徴的な連関としては数多くの作品や文化の中で繰り返し扱われてきました。


 1. 月と女性の象徴的結びつき

 月の満ち欠けと月経周期

 (中略)

 

 古代ギリシャ神話では、月の女神**アルテミス(ローマ神話ではディアナ)**が処女性と自然の守護者として描かれ、女性的な純粋さと野性を併せ持つ存在です。

 日本でも**月読命つくよみのみこと**は男性神ですが、月そのものは女性的な象徴として語られることが多いですね。

 

 2. 月と狂気、特に「女性の狂気」との関係

「ルナティック(lunatic)」の語源

 英語の「ルナティック(狂気)」が**ラテン語の「luna(月)」に由来することは重要です。この言葉の成り立ち自体が、月と精神の不安定さを結び付けています。そして、月が「感情の揺れ動き」の象徴となることで、しばしば「女性の狂気」**が投影されてきました。

 (中略)

 

 3. 文学作品における「月と女性の狂気」

 シャーロット・パーキンズ・ギルマン『黄色い壁紙』

この短編では、(中略)

 『ドグラ・マグラ』(夢野久作)

 精神病院を舞台にしたこの作品では、母性、出産、遺伝、そして狂気が複雑に絡み合います。月は直接的なモチーフではないものの、「女性的な狂気」の根源的な不安を感じさせます。


 (以下略)

 

 いや、佐藤良美がゲラゲラ笑っているのが気になったこともあり、AIに訊いてみただけのことではあるのだが……

 

 小説として佐藤稔宅での尾崎勝男が姉良美の首を撥ねるシーンを書いた。あそこで妹良美――良美ちゃんは関係ない、そう思ったのだが……

 

 ――良美ちゃんは水沼が姉良美を殺したかもしれない、と尾崎諒馬に明かしている。

 

 すべてを燃やし尽くせ! に書いたが、

 

「でも、彼は殺人者です。彼は会長の娘の良美を殺したようです。そう良美ちゃんから聞いています」


 尾崎諒馬がそう言っていた。勿論「彼」とは水沼=坂東善のことだ。

 

 他にも

 

 尾崎諒馬=鹿野信吾による独白 に


 良美ちゃんから「水沼が姉良美を殺したかもしれない」それは聞いていた。


 そう記述されている。

 

 そうなると、良美ちゃんはどうしてそれ――水沼=坂東善=佐藤稔が姉良美を殺したことを知ったのだろう?

 

 ひょっとしたら……

 

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