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殺人事件ライラック (ブリキの花嫁と針金の蝶々)  作者: 尾崎諒馬
第五部 アンチ・ミステリーに読者への挑戦状は付くか否か?
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読者への挑戦状


    読者への挑戦状

   

 1 首猛夫はいかにして殺しの任務を遂行したか?

   

 2 密室の謎はまだ解けていない。

   如何にして密室は構成されたか?    

    

         神の視点を持つ殺し屋、首猛夫



    

 読者への挑戦状を挿入するのは誰が相応しいのか?

 作者であれば、そのミステリーはメタ・ミステリーということになる。つまり、実際に事件は起きておらず、単なるフィクションとなってしまう。

 その事件が実際に起こったのなら、エラリー・クイーンに倣って探偵役が挿入するのが相応しいかもしれないが、その探偵の推理が()()()()()()とは言い切れないだろう。

 それに、そもそもそのミステリーに何らかのトリックがあれば――

 そうであるならば、読者に挑戦するのは……

 しかもその人物は神の視点を持っている――即ち、真相を――真実をその眼で見ているのだ!

 そういう人物こそ、読者に挑戦するに相応しい!

 

 反論は自由だが、反論は受け付けない。受け付けるのは挑戦の回答のみ!

 

 Good Luck いや Lie(ライ) Luck(ラック)

 

 このミステリーは(Lie)(まみ)れているかもしれない。

 それでも「読者への挑戦」は挿入される。

 挿入しているのは()()()で――

 しかもカメラの映像を見ているのだ!

 

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