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十章 十一章 十二章 (九章はありません)

     十

 

 そうだ……

 ここは夢の国、ワンダーランド……

 私は「鹿野信吾」でペンネームは「尾崎諒馬」。

 彼は「水沼」でペンネームは「坂東善」。

 別に隠す必要は何もない。そういう登場人物のミステリーを書いているだけのことだ。

 ただ、それは現実の事件のミステリーとしての再現……

 それがあるので名前という固有名詞を書きにくかっただけのことだ。これはミステリーなのだから、名前なんてどうでもいいのだ。単なる識別記号――そうだ、数学者ヒルベルトのように……

 点、直線、平面の代わりに、テーブル、椅子、ビールコップを使っても幾何学ができる……

 名前なんて気にする必要はない。確かにそうだ。そういうことだ。

 とにかく話を進める。

 

 

 自分の部屋に戻ると少し落ち着いてきた。

 近藤との最後の会話である程度、落ち着いたところはあったが、逆に近藤に少し憤慨しているところもあったのかもしれない。それで――

 いや、それは大して重要ではない。危うく近藤と口論になるところだったが――いや実際に口論になったが、私は早々に自分から折れた。アンガーコントロール。意識を無にして時間をとれば、どんなことも自然に解決する。謂わば自発的に意識を失うタナトーシス、狸のように……

 ――確かに近藤に対する私の立腹など大したことではない――それは確かだった。

 

 近藤のことは忘れ、良美のことを考える。良美が近藤に聞こえないように小声で言ったあの言葉……

 

 ……のこと、絶対に許さない。

 

 最初の方が聞き取れなかったし、良美の表情は常に穏やかだったので、気にすることはないのかもしれないのだが……

 いや、彼女のその言葉だけではない。実際の彼女のその時の行動も……。終始、無表情だったので、気にすべきではなかったのかもしれないが……。しかし――

 

 ……助けて……

 

 そんなことも彼女は呟いた気もする。いや、本当はよくは憶えてはいないのだが……。いや、思い出さなくていい。仮に思い出してもここに書く必要はない。

 

 いちりとせ……

 

 近藤も水沼と同じく、それが夜這いの歌だと言った。離れまで一里も離れているわけではないが……

 

 とにかく、一睡もできそうにないので、私は部屋を出て、水沼の部屋に向かった。

「おい、起きてるか?」

 扉をノックすると果たして水沼はすぐに顔を出した。

「どうした? 眠れないのか?」

「ああ。また、ちょっと話したい。今、二階に行って近藤と話をしてきた」

「え? そうか? で、何の話をしたんだ?」

 私は近藤と話した内容について簡単に水沼に説明した。

「つまり、書けないのなら、とっとと作家なんかやめて別の道を探せ――、って言われたんだな」水沼が複雑な表情で私を見た。

「そうだ。いや、書けないのなら、ではなく、売れないのなら、だったかもしれない」

「まあ、そんなことを言われるのは屈辱だが、それは仕方ないし、ある意味正しいんじゃないか?」

「君もそれで……」

「まあ、そうかもな」

「しかし、いいのか? 君は、それで……」私はじっと水沼を見る。

「仕方ないだろ、他にもやりたいことはあるし、言えない事情もあるんだよ。夢の国で謎を解いて架空の犯罪を暴くより、現実世界で犯罪以外の謎を解いて世の中に貢献する方が遥かに有益だと思うんだよ」水沼の話が虚しく響く。

「そうか、そうだな……」私は話題を変える。「二階には良美もいたよ。近藤と一緒に」

「なんだ、結局仲直りしたのか? まあ婚約者だしな」

「いや、そうではない」私は少し考えて付け足した。「かもしれない」

 その時、スマホが鳴った。メッセージ――良美からだった。

 

 やはり、離れで寝ます。おやすみなさい。

 

 私は即座に、

 

 わかった。おやすみなさい。

 

 そう返信して、そのメッセージのやり取りを水沼に見せた。

「良美ちゃん? 離れ? すると喧嘩は続いているのか?」

「そうかもしれない」

 

 ……のこと、絶対に許さない。

 ……助けて……


 良美の言葉が頭の中でグルグル繰り返されていた。

 あの時、アンガーコントロールなどせずに近藤と喧嘩をした方がよかったのかもしれない。しかし過ぎてしまったことは仕方ない。近藤は「あることをする予定だったが結局やめる」そう言っていた。

「何かをする――それが侮辱行為で、それを思い直して仮にやめたとしても、それは黙っておくべきではないか? こうするつもりでしたが、やめました、そう言ってしまえば、やったことと同じじゃないか? 結局侮辱して――」

「何の話だ? 近藤が君を侮辱したのは聞いたが――。それに近藤はやめると言ったんだろう? だったらもういいんじゃないか?」

「いや――おそらく近藤は――」

 しばらく水沼と話をした。気持ちを落ち着ける必要があった。誰かと話をしていれば落ち着く気がした。

「とにかく」水沼が少々呆れたように「まあ、今日は寝た方がいい。もう夜も遅い」

 時刻は午前一時になろうとしていた。

「ただ」私は食い下がった。「やはり、何か起こる気がする。だから――」

「だから?」水沼が怪訝な顔をする。

「何かあったら、いや、何か起こりそうな気がしたらすぐに電話する。だから――」私は水沼に食い下がった。

「俺に寝るなとでもいうのか?」水沼の口調が明らかに少し怒っていた。

「とにかく、頼む! 君は現実世界で謎を解いて世の中に貢献するんだろ?」

「世の中に貢献って……」水沼は少し面倒くさそうな顔で「俺はこれで寝るが、もし何かあったら電話してくれ」

 そうして私は水沼の部屋を出た。窓の外に離れに向かう人影が一瞬見えた気がした。それは良美だったのかもしれないし、あのサングラスとマスクの研究員だったのかもしれないし、単に私の見間違いで、風に木が揺れただけだったのかもしれなかった。とにかく、やはり気持ちが落ち着かなかった。

  

 部屋に戻ったが相変わらず眠れない。スマホで時間を確認すると、午前一時半だった。どうしても眠れないので、私は再度部屋を出た。何かあった時のために、浴衣の袂にはスマホを忘れなかった。

 玄関ホールで私は立ち止まる。靴に履き替え、離れに向かうか? それともそのまま引き返し、再度水沼を訪ねるか?

 ――いや、さすがにそれでは水沼が怒るだろう。そうすると……

 ――階段を上がって――

 そう思って階段を見上げた時、踊り場に人影が見えた。人影――そいつはウェディングドレスを着ていた。薄暗く、よくは見えなかった。

 ――誰だ? 良美か? いや、良美は離れのはずだ。すると近藤か? それとも?

 私はとっさにスマホを取り出し水沼に電話を掛けた。果たして、数回コールが鳴ったあと、水沼が出てくれた。

「何だよ、寝かせてくれよ。信吾!」

「もしもし、鹿野だ。そっちが眠いのはわかっている。ただ、電話、切らないでくれ。この電話だけが頼みの綱かもしれない。もちろん何でもなければそれでいいんだ。ただ、電話を切らないでそのまま聞いていてくれ」

「一体、何があったんだ?」水沼が怒った声でそう訊く。

「階段の踊り場に誰かいる。ウェディングドレスを着ている」

「って誰? ドレスなら良美ちゃんか? 離れで寝てるんじゃなかったのか?」

「顔は暗くてよくわからない。あ!」私は思わず息を呑んだ。

「どうした? まさか、サングラスにマスクのあいつか?」

「バケツだ。頭にバケツを被っている」

「バケツ? ひょっとして近藤か?」

「わからない。ただ――。水沼でないことは確かだ」

「バカ、当たり前だ! 俺は自分の部屋でお前と電話で話している!」

 水沼の一人称の「俺」と私のことを「お前」と呼ぶ口調がきつい。怒っているのは確かだ。

「いや、とにかく電話は切らないでくれ」私が水沼にそう言ったとき、踊り場の人影が声を発した。

「信吾、あの遊びをしよう!」

 良美の声だった。

「何だ? 良美ちゃんの声のようだが」水沼が電話の向こうでそう言った。

「ああ、でも――。トリックかもしれない。とにかく電話は切らないでくれ。そのまま自分の部屋にいていいから、この電話だけはそのまま聞いていてくれ」私はスマホを通話状態にしたまま袂に戻した。

 そして踊り場のバケツを被ったウェディングドレス姿の人物をしかと見上げた。

「いちりっとせ♪」良美の声がしてそいつは一段階段を降りる。

 私も歌に合わせて一段階段を上った。

「やんこやんこせ♪」そいつは一段階段を降りた。

 今度は私は階段を上らなかった。そいつがどうするか? 見定めるつもりだった。

 相変わらず薄暗くてよくわからなかったが、そいつは手に何か持っていたように思った。そして、そこで歌が止まってしまった。私はじらすのをやめて一段階段を上った。

「しんからほけっきょ♪」良美の声がして、そいつが一段階段を降りて、それに合わせて私も階段を一つ上がった。

「は、ゆめのくに♪」そいつが一段階段を降り、私も一段階段を上がる。

 ――ここは夢の国なんかじゃないんだ!

 私は袂からスマホを取り出した。水沼と通話中だったが、構わず、その画面の明かるさを最大にするとまっすぐ前方に突きつけた。

 照明としては貧弱な明かりだったが、見極めるにはそれで十分だった。画面の光が前方を照らし、すぐそこにバケツがあった。私はまっすぐ前方に手を伸ばし、そのバケツを引っ張った。顔が少し見えた。バケツの中に見知った顔があった。

「やはりそうだ。近藤! 何をしようというのだ!」私は電話の向こうの水沼に聴こえるよう大声を上げた。

 バケツを奪い取り、よりはっきりと確認する。近藤社長の顔が確かに目の前にあった。それは間違いなく近藤だった。

 ただ、それも一瞬だった。すぐにバケツは奪い返された。見上げるとバケツを被ったブリキの花嫁がそこにいた。

 階段を数段上がって、ブリキの花嫁に襲い掛かる。もみ合ううちに頭のバケツが階段を転がる。

 慌てたように階段を掛け下り、バケツを拾って玄関から出ていこうとするウェディングドレスで女装した変態道楽息子!

「水沼、すまないが出てきてくれ、近藤が、近藤が――」

 どこかに隠し持っていたのか? それとも玄関の靴箱の上にでもあらかじめ用意しておいたのか? 今度は鬼の面で顔を隠しているようだ。玄関の扉が開けられ、すぐに閉まった。廊下の窓の外を見ると離れに向かって走っていくウェディングドレスの後ろ姿が見えた。

「信吾、どうした?」振り返ると、水沼が立っていた。

「近藤だ!」私は窓の外を指さす。「今は鬼の面を被っているがやつは最初バケツを被っていた。今は手に持っているあのバケツを――」

「ん? 白いのはウェディングドレスか? あれが近藤だったと? まあ、近藤だな、確かに」水沼は少し可笑しそう、かつ眠そうに言った。

「とにかく来てくれ!」私は玄関を出て右に曲がり、小路の先の離れに向かう。

 月明かりに浮かび上がるウェディングドレスが離れの中に消え、扉が閉められた。

「や、離れに入ったぞ!」水沼も私のあとを追いかけてきてそう言った。「確かにバケツは手に下げて持っていたような。まあバケツ被ったままじゃ危なくて走れないか。まあ引っ剥がされてお前に変装はばれたわけだし被る必要はないはずだがな」

「鬼の面を被っていた。下駄箱に置いてあったようだ」

「ん? そうか? 後ろからだとよくわからんが。まあバケツじゃ前が見えないから走れない。お面なら前が見えるから走りやすい、そういうことか」

「急いでくれ!」私は小路を走った。

 水沼も後に続く。私達は息を切らせて離れの玄関の前まで全速力で走った。

「鹿野! どうしたんだ。確かにウェディングドレス姿の――、あれが近藤だったんだろ? 俺も確かに見たぜ。電話もちゃんと聞いていた。でも、いちりっとせ、の声は良美ちゃんだったぜ」

「そんなもんトリックさ。やつは手に何か持っていた。多分――」

「スマホか? ボイス・レコーダーのアプリ?」水沼にもわかったようだ。

「とにかく俺は顔を見たんだ! 近藤に間違いない!」

「で、どうするんだ? 中に入るのか?」

「ああ」私はそう言ったが、正直なところ水沼がそれを止めてくれることを期待していた。正直私は怖かったのだ。

「いちりっとせじゃなくて、あれだな――」水沼が少し面倒くさそうに小声で歌いだした。「行きはよいよい、帰りは怖い♪」

 それを聴いて私はあることを確信していた。水沼は何か知っている、と――

「踏み込む……しかし――」私は懸命にどうすればいいか? それを考えていた。

 私はあることを思いついた。スマホで良美にメッセージを送った。

 

 大丈夫か? 離れで寝てると思うんだが、今、近藤がそっちに行ったんだが。

 

 そして送ったそのメッセージを水沼にも見せた。



 

  主治医による挿入(読者のために)

  

 十章まで続いたところで、次は死刑囚「佐藤稔」による十一章のはずだが、残念ながら彼は死んでしまっているのでもう書くことはできない。患者「佐藤稔」に彼は死んでしまった旨は伝えていないが、伝えると患者は続きを書いてくれるだろうか?

 いや、そうすると患者「佐藤稔」は永遠の黙狂に戻ってしまうかもしれない。何となくそう感じた。

 水沼視点で三人称で書かれた手記(奇数章)を基にそこで登場する「鹿野信吾」が「私」という一人称で同じ出来事を書いている(偶数章)。そう思える。

 奇数章は文章も短く内容も薄い。偶数章は文章は長く、描写も詳しいが、妙に不安定な「私」の内面ばかりだらだらと書いている感じもして、チープで稚拙な印象もある。

 私が奇数章を代わりに書いてみたらどうなるだろう?

 ふとそんなことを思った。

 短い文章で淡々と書いてみることはできそうだった。要は適当に十章の内容を水沼視点で小説風に書いてみればいいのだ。

 それで患者「佐藤稔」が続きを書いてくれるのなら、やってみる価値はありそうだ。

 

 

     十一

     

 部屋の外の騒動は水沼にも聴こえていた。鹿野信吾がワーワー騒いでいて、うるさかったので廊下に出てみると、良美の声で「いちりとせ」が聴こえてくる。階段の踊り場に良美? ――いや、ウェディングドレス姿だったので当然良美ちゃんかと思ったのだが顔はわからない……、そう、バケツを被った人物がウェディングドレスで階段の踊り場に立っていた。

 階下には鹿野信吾がいて手に何か持っている。スマホのようだ。鹿野がスマホを操作する。と、水沼のスマホが鳴った。信吾からだった。

「何だよ、寝かせてくれよ。信吾!」いらだってそう応答するが、電話の先の鹿野信吾は妙に興奮していた。

 鹿野の姿も見えてはいるが、薄暗くてよくわからない。とにかく「この電話だけが頼みの綱かもしれない」などと泣きそうな声で電話を切らないようにお願いしてくる鹿野に付き合い、そのまま遠くで鹿野とバケツ人間の奇妙な深夜の「いちりとせ」を眺めていた。

 と、途中で二人はもみ合いになった。鹿野がバケツ人間のバケツをひっぺがした。

「やはりそうだ。近藤! 何をしようというのだ!」

 どうやらバケツ人間は近藤だったらしい。真夜中に女装して――しかもウェディングドレス姿で――子供の遊戯に興じる近藤に呆れもするが、鹿野信吾の妙に上ずった高揚した声に少し気味の悪い異様なものも感じる。放ってもおけないので近づいていくと、ちょうとウェディングドレス姿の近藤が玄関から出ていくところだった。

「とにかく来てくれ!」

 鹿野がそう言うので、水沼も鹿野信吾に続いて玄関の外に出て、離れに向かった。

 鹿野信吾は先に離れで寝ている良美のことを非常に気にしていた。

 

 大丈夫か?

 

 鹿野はスマホで良美ちゃんにメッセージを送っていた。

 

 

  主治医による挿入(読者のために) 

 

 患者「佐藤稔」の十二章はなかなか書かれなかった。こちらからの問いかけにも答えず、向こうから問いかけられることもなかった。

 私は少しいらだっていた。十二章が待ち遠しかった。

 そうしてようやく患者「佐藤稔」の十二章が書かれたのはかなりの月日が流れたあとであった。

 

 

 

     十二

   

「なるほど。賢明だ。それでしばらく待つか」

 水沼がそう言った時、離れの中で悲鳴が上がった。

「良美だ!」私と水沼が同時にそう言った時、勢いよく扉が開いて良美が飛び出してきた。

「シャワーを浴びてたらあの人――近藤が!」良美の声は震えていた。

 いや、それより――

 良美は全裸だった。

「とにかく、まずこれを羽織って――」私は自分の浴衣を脱ぎ、良美に着せた。

「とにかく戻ろう、母屋に戻るんだ」水沼は目のやり場に困った風で、離れの扉を閉め、そのまま小路を母屋の方に歩き始めた。

 私は良美に肩を貸し、抱きかかえるように寄り添ってそのあとに続いた。良美は私にずっとしがみついていた。

「私は何も悪くない。何も……」良美が呟くように小声で言った。

「そう、悪いのは良美じゃない」私は良美にそう言ってなだめた。

 小路を母屋へと戻る二人を月が照らしてくれていた。

「結局、何も起きてはいない。本当に何もなかったんだ」私は自分に――いや、自分と良美に言い聞かせるようにそう呟いた。

 月が優しく照らしてくれる。ただ――

 月は赤く、また笑っていたのかもしれなかった。

 ――もし、これがドラマのラストシーンであったなら、BGMはシャンソン――ルナロッサがいいな。

 しかし私はその曲を少しも知らなかった。

 

 やがて薄っすらと明るくなる。

 世界は朝を迎える……

 そして結局のところ……

 本当に何もなかった。



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