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フってフラれてアメアラレ。  作者: 又ネコ。
2/2

無意識な誘惑

...


最近憂鬱だと感じ始めた学校生活にも新たな兆しが見えてきた。


言い方は合弁だがそうなのだ。


マキ「おっはよぅ!」


裕太「お、おはよう」


なぜなら本当の友達と呼べる存在ができたからだ。


マキ「ねぇまだ慣れないの?w」


裕太「し、仕方ないじゃん陰キャなんだし、」


マキ「またそうやって自分のことす〜ぐ卑下しちゃうんだから」


裕太「ごめん、」


マキ「あーこらこら!すぐ謝る癖やめたほうがいいって!」


裕太「うん、気をつけるよ」


マキ「別に〜?そういうところもかわいいからいいのだ!!」


裕太「なっ?!か、かわ??」


マキ「ん?裕太はかわいいよ?女の子みたいだし」


裕太「お、女の子、、」 (異性として見られてないのかな)


マキ(いやマヂでえぐカワなんですけど、前髪長すぎて顔見えなかったけどさ、、)


ファサァ

裕太「..ん」


マキ(不意に前髪たくしあげる癖があるかどうかわからんけど、、」


裕太「はぁ.. (憂鬱だ、)」


マキ(イケメンすぎる......)


マキ「イケメンすぎる」


裕太「えっ?」


マキ「あえ?」 (しまったぁアア!!口が滑ってしまったぁァ!!)


マキ「えっとねこれはブンチューブであったショートの動画に映ったイケメンがすごくてね..!」


ワンッワンッ


裕太「.....これ、ワンちゃんのショート...みたいだね」


マキ(しまったアアああああああ!!そうだった寝る前にいつも和み系ワンちゃんショート見てたんだった!」


裕太(マキさんは一体何を考えているんだろう、からかわれてるのかな)


マキ「.......かっこいいから」


裕太「え?」


マキ「裕太が予想以上にかっこよかったから!!イケメンって言っちゃったの!!」


裕太「工エエェェ(´д`)ェェエエ工??1」


マキ「なんだよその顔!!w」


裕太「でも俺がイケメンだとか、そんなはずがないよ。だって昔から!」


マキ「目つき...でしょ?」


裕太「!!....そうだよ、俺は昔から目つきが悪いから怖がられてたんだ、だから、」


マキ「いや、普通にイケメンすぎるでしょ。」


裕太「な、なんでそこまで」


マキ「目つき悪いってか前髪ずっと伸ばしてて前が見にくいから目を凝らしてるだけでしょ?」


裕太「えっ」


マキ「たぶん単純に言われ慣れちゃっててそっちのほうばかりに意識向けてたのかもしれないけどさ」


マキ「前髪上げたときの裕太、めちゃくちゃかっこいいよ。」


裕太「.....マキさんはさ」


マキ「ん?」


裕太「本当の友達ってものを教えてくれたり、こうして孤独の根本的な原因を解決したりさ.....」


裕太「俺....感謝しっぱなしだよ、こんな優しい子と出会えて、本当に幸せだって思ってる。」


マキ「えっ?!な...なんだよ〜急にぃ!て、照れ隠しかよぉ!!」


裕太「実際そうなのかもしれない」


マキ「な、なんだぁw」


裕太「...でもこれだけは言えるよ。」


マキ「な、なに?」


裕太「マキさんのことがきっと、俺は大好きなんだ. (大好きなんだ、友達として)」


マキ「...........」


裕太「あれ?マキさん?おーい」


マキ(あ、三途の川が見える.....)


マキ「待っててね...おじいちゃん、今行くから、」


裕太「行くなああアアアアアアアアアアアアあッ”!!!」


マキ「ギャアアアああああああああああああああああああああああ!!」


裕太「ごめん...耳元で」


マキ「いいっていいって!おかげで死なずに済んだしw」


マキ「それで....さ」


裕太「ん?」


マキ「さっきのなんだけど...」


裕太「さっきの..?」


マキ「.....私も、大好きだよ。裕太」


ボンッ


マキ「裕太?!」


裕太「フエ〜.....」


裕太(友達としての好きなんだろうけどさ......)


裕太(耳元であれは反則でしょ.....)


裕太「燃え尽きたぜ....真っ白な灰にな....ガクッ」


マキ「ゆ......裕太アアああああああ!!!!」


裕太 (一体これから何が起こるんだろうなぁ....)


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