朝起きるとメイドが俺の下半身に顔を埋めていました。
更新……するぜっ!!
見て……くれよなっ!!
……更新開けすぎてすいませんでした。
次の日、俺は股間の違和感で起きた。
「ん~…」
俺がそこを見ると、むき出しの下半身と、ナギサの顔があった。
「ギャ~~~~~~~~~!!」
とんでもない朝だ。
「はぁ…」
昼休み、俺は教室でしっかりとため息を吐いていた。
思い出されるのは昨日のこと。
自称メイドのナギサが俺の夕飯を作って、それで混乱していた俺のところに現れた歩ちゃん。
昨日はとにかくひどい夜だったことは間違いない。
あの後、歩ちゃんは俺のことでナギサと意気投合をして仲がかなり良くなった。
残念ながら人間は俺しか触れず、物も俺の所有物しか触れないらしい。
だから歩ちゃんが家に帰った後、ナギサは俺のベッドに侵入してきた。
どうにかして貞操は守ったものの、今朝の事件に繋がってしまった。
ただ救いなのは、彼女は地縛霊なので家から出れないことだ。どうやら生前彼女は俺の部屋に住んでいたそうだ。
「はぁ…」
思い出してもため息しか出てこないのはどうにか出来ないものか…
「なんだいなんだい。またため息かい? まあ君の成績じゃ仕方ないね」
「…」
そんなときに俺に話しかけたうざい男がいた。
こいつ、そろそろコンクリ詰めして東〇湾に沈めようかな。
「どうしたんだい? ああ! 僕に勉強を見てもらいたいんだね。でも残念だけど僕は君と違って忙しいのさ」
「そーですか…」
いや、そんなこと全然聞いていないから。
「おーい台場」
「え?」
そんなとき、クラスメートが俺のことを呼んだ。
そういえば俺って全然クラスで友達がいないな…アイケンのせいだ。
「何か歩って子がお前を呼んでるぞ?」
「へ?」
歩ちゃん?
一体何の用なのであろうか。
「なんだぁ告白されるのか~? 羨ましいぜ~」
「違うって…」
クラスメートの軽口に冷静に突っ込んで俺は入り口に向かった。
こんな俺に軽口を叩いてくるクラスメートたちは結構いいやつらだ。一人除くが。
そうして俺はゆっくりとした足取りでドアの方に向かった。
「何?」
「あ! ちょっとここじゃ…」
「分かった。屋上に行くか」
多分昨日のことだろう。
それならば人にあまり訊かれたくない。
俺と歩ちゃんは屋上に行くことにした。
「それで、こんなところに連れ出して何のつもりですか?!」
「君の用事だろ?!」
「あ、でも旦那様がそこまでいうなら…初体験が屋外というのも中々…でも避妊だけは…」
「いいから!もういいから!早く話してくれ!」
俺は歩ちゃんの発言を強引に打ち切って話をせかした。
というかこの子はどうしてこんなに変態になってしまったのだろうか…お兄さん悲しい…
…今の俺の発言は聞き流してください。
「昨日のナギサちゃんのこと…アイケンメンバーに説明します?」
「そ、そうだよなぁ…」
あの3人…というか歩みちゃんを入れて4人は俺の家に来る確率が高い。
そして来たら来たで泊まるとか言い出す。
隠し通すのは不可能に近い。
「言わなきゃマズイよなぁ…」
「私に対する告白をですか?」
「君の脳内がピンクでハッピーなことはよく分かったから、部室に行こう。放課後に」
「放課後に活動するのですから行くに決まってるじゃないですか」
「う…」
歩ちゃんの反撃を食らいながらも俺はその場を立ち去った。
「アイケン活動第14回海斗の弁明」
「何その題名?!」
俺がナギサのことを話したら、奈緒美先輩が黒板にそんなことを書き始めた。
そして俺は4人の女子に包囲されている。
「さて、まずは今日の朝、彼女と何があったか聞かせてもらおうか!」
「な、ななななな何もないですよ!!」
「怪しいわね」
「弟君、私にまで嘘をつくの?」
「う…」
何で俺がこんな目にあわなきゃいけないんだ?
俺はもう疲れたんだよ。朝のことといい、昨日のことといい。
「メイドと二人暮らしのお前のみに何があったのか詳しく知りたいだけだぞ」
「弟君…私はあなたの全てが知りたいの…だからお願い…」
聖子先輩が俺に胸を押し付けながら訊いてくる。
そして何故かこすり付けてくる。
「ああ…結構気持ちいいかも…」
「何してるんですか!!」
俺は聖子先輩を強引に引き離して一歩距離を取った。
「海斗!あの誓いを忘れたか?!」
「は?」
「アイケンメンバーで結んだ誓いだ!」
「何ですかそれ?」
そんなことしたっけ?
というか誓いって何の誓いさ?
「アクアたん。このチェリーボーイに何とか言ってやってくれ」
「しょうがないわね。誓いの内容はこうよ。我ら5人生まれた日時は違えども、死すときは同じ時同じ場所であることを誓わん!…よ」
「そんな誓いした覚えないし!! しかもその誓いじゃさっきの俺の発言を責めるのおかしいだろ! 何も関係ねえよ!!」
三国志知らない人ゴメンナサイ!!
「仕方ないな…こうなったらやることは唯一つだ。私を現界させ続けるための魔力をくれ。やり方は性交で」
「何でアンタはサーヴァントなんだよ! さっきより話ずれてんじゃん!!」
「じゃあ魔力くれなくてもいいからしない?」
「聖子先輩はまず服を着てください!!!」
ちなみに、聖子先輩は必ずと言っていいほど下着姿だ。
寒くないのかな?
「でも一応チェックしておくか」
「そうね」
「そうですね」
「弟君の朝を調べるには当事者に訊くのが一番だもんね」
そう言って4人が俺を壁へと追い詰める。
ここってG〇rl'sブ〇ボーの世界じゃないよね?
「じゃあ当事者の下半身についているモノを捕獲だ!!」
「うわああああああああ!!」
捕まった俺は体で尋問を受けました。
…俺ってやられっぱなしだよな。
…仕方ないな。
…そろそろガツンとやるか。
…でもまずは服を着ないとな。
何だこの小説。
感想書く気も失せますよね?
すいません。