暗闇の中でのあーん、パチン!
くぁwせdrftgyふじこp
明日から連休に突入。
しっかり休んで気を溜めます。
いえにほりいがやってきた。
おれたちはすでにしたじゅんびをおえ、たいきしていた。
うちあわせどおり、おれたちはほりいにらっぷおんをきかせるのだ。
「やあだいばくん。ぼくがわざわざきたんだ。たのしませてくれるんだろう?」
ほりいはきょうもうざかった。
いつものことだとわかっていても、これはどうもかんにさわる。
つうかおまえもいいかげんじぶんのさむさにきづけ。
「ははは…」
おれはあいそわらいをした。ほんとうにはっぽうびじんなやつだ。
いや、おくびょーものか?
「ふーん。ま、きみにはおにあいのいえだね」
ほりいはあんまりきれいではないおれのあぱーとをみて、はなでわらった。
「さ、どうぞ」
おれはほりいのはつげんをながして、へやにあがらせた。
…
……
もうひらがなひょうきはやめようぜ?!
「ふふふ」
「?!」
そんなとき、押入れから声がした。
アクアさんなのだが、俺も驚いた。
この人は才能あるな…お化けの。
「そういえば親戚の人たちはどうしたんだい?」
「?!」
そ、そういえばそんなこと言ってしまった記憶が…
だが、言い訳は作ってある。奈緒美先輩とかが。
「電車の脱線事故で家族が死んで、お通夜です」
「何でキミは行っていないんだい?」
しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
何だこの穴だらけの言い訳は〜〜〜〜!!
しかもこの言い訳の話、どこかで聞いたような…
「今のは冗談ですよ〜。何か爆弾で…」
「これはは○しのゲンかい?!」
堀井の奴、何でそんなのを知っている?!
意外と漫画詳しいじゃねえか!
というかこんなので言いくるめられるわけねぇだろ!!
俺の後ろの方でククククと奈緒美先輩が笑っている。
あの先輩め…!!わざとやってたな…!!
「冗談はもういいよ。それで?」
「えー…突然のハワイバカンスで…」
俺のじーちゃんのことだけど、この際言い訳に使ってしまおう。
「ふーん。ま、別に興味なかったけどねー」
何で訊くんだよ!!
畜生…段々とイライラしてきたぜ…
パチン!
「?!」
俺たち二人は突然音を聞いた。
ラップ音を奈緒美先輩達が出しているのだ。
「今の音がラップ音だ」
「そうなのかい?」
堀井は半信半疑だ。
パン!
「あん!」
「?!」
おーい、押入れの中で何をやっているんだ?
何か音がした後、女性のあえぎ声が聞こえたんですけど〜。
「今、人の声しなかったか?!」
「へ?」
しかし、堀井がかなりびっくりしている。
お、まさか結果オーライか?!
「なんだか唸り声が…」
「…」
そんな声はしていないと思うのだが…
パチン!
「お、またラップ音だ」
「こ、この部屋はまずくないかい?!」
堀井が本気で怯え始めている。
クックック…日頃の復讐を今果たすとき…到来!!
「そうかな?まだ分からないぞ?」
「いや〜ん…」
「「…」」
何やってるんですか、押入れで。
「い、今…女性の声で…」
しまった…!!
人によるものだとばれてしまったか?!
「う〜ら〜め〜し〜や〜!って聞こえなかったかい?!」
「…え?」
そんな風には全然聞こえてないと思うんだが。
ただ、嬌声を誰かが上げただけだ。まったく…
パチン
「「?!」」
その音と同時に電気が切れた。
「う、うわああああああああああああ!!!!」
堀井は急いで俺の部屋を出て行った。
これは作戦通りなので、俺は驚かない。
クックック…なんでこんなに快感なんだ?
「上手く行きましたね、海斗さん」
「そうだな」
俺はそう小さい女の子…暗いのでよく見えないが、多分歩ちゃんにそう言った。
「行った?」
「ああ」
俺はアクアさんにそう返事した。
すると、電気が点いた。
「ふう…ありがとうございます…」
俺は押入れから出てきた3人に挨拶した。
「あれ?歩ちゃんは?」
「はい?あなた、何言ってるの?」
アクアさんが呆れた顔をする。
「彼女、用事があるからって今日、来なかったでしょ?」
「え…」
じゃ、じゃああのときの女の子って…
「う、うわああああああああああああ!!!!」
今度は俺が悲鳴を上げる番になったのであった。
「どうしたの?弟君は」
「さあな。私達の押入れでのプレイに興奮したのかもな」
ちなみに、その女の子の正体は分からずじまい。
そして聖子先輩のお尻には鞭跡があったそうな無いそうな…
今日の睡眠時間は3時間とれます。
良かった…