4人で海斗とヤってみよう!
体が何かに蝕まれていく…
うぐぁぁぁぁ!
何やコレ。
GWに突入した。
俺は学校に行かなくて済むのだ。
こんなに嬉しいことはない…!!
だってアイケンに顔を出さなくて済むのだから!!
ピンポ〜ン♪
「…」
俺は今、寒気がした。気のせいか?
俺は今、冷や汗を掻いた。気のせいか?
俺は今、嫌な予感がした。気のせいか?
ピンポ〜ン♪
「…」
さすがに出ないとまずいか…?
「はい!」
「宅急便です」
宅急便?何でいきなり?
何か頼んだかな…?
俺は半信半疑に扉を開けた。
「はい」
俺の前にいたのはアクアさんだった。
「元気にしてた?弟君?」
「聖子先輩まで?!」
「私もいるぞ」
奈緒美先輩も存在を表した。
「Mキャラもいますよ〜」
「自分で言うな!!」
歩ちゃんもいた。
何で俺はドアの向こうを確認せずに開けてしまったんだ?
今や扉はしっかりと奈緒美先輩に固定され、締められなくなっていた。
「あの…何か用ですか?」
「「「「特に」」」」
「じゃあ帰ってください!!」
「「「「嫌」」」」
「アンタらの息合いすぎですよ!!」
どうして休みの日もアイケンの人たちと顔を合わせなければいけないのか…
「よし、まずは家に入れろ」
「へいへい…」
断ったらとんでもないことになりそうだ。
なので、仕方なく俺は4人を家に上げた。
「ほう。一人暮らしか」
「まあ」
「じゃあ女の子と夜中にズコバコしても大丈夫だねっ!!」
「聖子先輩!そういう恥ずかしいことを大声で言わないでください!!」
この人はもう…羞恥心の欠片もない。
「で、奈緒美様〜。どうするんですか〜」
歩ちゃんが媚びたような声で言う。
つうか奈緒美様ですか…
「まずはみんなでアダルトビデオ鑑賞会だ」
「却下です!」
「あ、一人で見たいのか?ならばGW終わったら返してくれよ?」
「そういうことじゃないです!!」
「あ、弟君のベッドの下から何か出てきたよ〜!」
「うわぁ!!」
聖子先輩が嬉しそうに本を見ていた。
「「全てを縛って、ご主人様」、「愛くるしい妹とのドキドキ生活」、「淫乱教師、あなたに教えてア・ゲ・ル」…本当に好きね」
「うわぁ!!読み上げるな読み上げるな!」
「「ド○ゴンボール大全」、「兄と妹のBROTHERHOOD」、「HUN○ER×HUN○ER」…ちゃんとしたものも読むんじゃない」
「何かおかしなものも混じっていたようですが」
「気にしないで」
アクアさんと聖子先輩はベッドの下に夢中のようだ。
何か弄られすぎたせいか、耐性が出来ているようだぞ。
「ああ!だんな様の枕!お持ち帰りした〜い!!」
「…」
ベッドの上では歩ちゃんがゴロゴロしながら俺の枕を抱いていた。
何だこの光景は。
「さて、ゴミ箱の中でも漁るとしようか」
「何しに来てるんですか!!」
やってることがもうメチャクチャ。
というか普通の人間だったら耐えられないことだと思う。
それに耐えてる俺って…
「ん?ゴミ箱がイカ臭くないぞ。まさか…お前はイン…」
「失礼なことを言わないでください!!」
「ん?まだ私は何も言ってないぞ?」
「し、しまった…」
俺は冷や汗を再び掻いたようだ。
「さて、何を想像したのかな?」
「インザライフです!インザライフです!!」
「どこらへんが失礼なんだ?」
「すいません。見逃してください」
俺は土下座した。
奈緒美先輩はそれを満足そうに見た。
「舐めなさい」
「へ?」
いきなり奈緒美先輩は俺に足を差し出してきた。
「舐めれば許してア・ゲ・ル」
「え…あ…その…」
これってやるべきなのか?
い、いや、落ち着いて考えてみろ。
これをしてしまったら何か大事なものをなくしてしまうかもしれない。
「私が舐めます〜!!」
「おう。そうか」
そんなとき、歩ちゃんが嬉々として奈緒美先輩の足にしがみついた。
「ご奉仕させてください」
「うむ」
歩ちゃんが一心不乱に奈緒美先輩の足を舐め始めた。
…これはエロイ…エロすぎるがな!
俺は顔をそっぽに向けて別のことに集中することにした。
後ろからピチャッとかクチュッとかいやらしい音が聞こえる。
心頭滅却だ海斗!お前はやれば出来るんだ!!
何とかして考えないようにしなければ。
「弟君も大変だね〜」
「はい」
俺は適当に返事した。
「でも結構嬉しいでしょ?」
「はい」
「弟君もエッチな気分になった?」
「はい」
「じゃあ私が弟君を気持ちよくさせたげる」
「はい」
「じゃあ触るよ」
「はい…って何触ってんですか!!」
俺が急いで目を開けてみた光景は、下半身全裸の俺だった。
集中しすぎた…
その後、海斗がどうなったのか知る者は誰もいなかった…
「はい、海斗はあのまま…」
「アクアさん!余計なことはいいから!!」
レッツ妄想タイム!!