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アイケン
どうも霞川悠です。
正直な話、この小説はストーリー性など多分ありません。
ラブコメみたいでエロコメみたいなコメディ連載です。
ではどうぞ。
「あん…」
「ん…」
「ちょっ…」
室内に艶かしい声が響く。
何をやっているか知らないが、これは愛の研究なのだそうだ。
中に入りたい衝動を抑え、立ち止まる。
ここで入ったら「奴ら」の思う壺だ。
入ったら入ったで、俺にも何かをされてしまうに違いない。
「んんっ…!」
「…」
気になる。すっげぇ気になる。
だが、先人たちは儚くも散っていったという。
愛の女神に魅せられた先人たちは、二度と女性に近づかなかったという…
それは一体どういうことなんだ?
学園創立以来、何故かずっと存続している部活…
その女神の愛によって守られている部活…
それが…愛研究部
その女神の領域に踏み込んだ俺もまた…散っていった。
それから60年後…
愛研究部はまだ学園に存在していた…
更新スピードは夏休みよりは遅くなるでしょう…