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ビックリ箱のすごい人  作者: 朝朝
8/11

学校へ行きたい

「「ただいまー」」

「オゥおかえり柊人、ジャンヌ」

「疲れたーー」

自分の家に着いたら溜まった疲れが溢れ出てきた。

「デートはどうだったんだ?」

「ぶぶぇ!な、何言ってんだよお父さん!」

飲んでいたゴカゴーラを吹き出してしまった。

自分の息子と娘(仮)にデートはどうだったんだっておかしいだろ!

「そ、そそそうですよ!デートしてません!」

「じゃあ何してたんだ?まさかお前ら、、」

良からぬことを言い出しそうだ。早めになにをしてきたか言おう。

「映画見てきたんだよ」

「そうですよお父さん。面白かったです」

「それってもうデートなんじゃねェか?」

「「違う!」」

恥ずかしいなぁぁぁぁぁぁぁ!

「すまんすまん。で、何見てきたんだ?」

「ジャンヌ・ダルクです。」

「あ?」

「ジャンヌ・ダルクを見てきました。」

それから10秒程経って言葉の意味を理解したらしい。

「ジャンヌがジャンヌみて面白かったのか、、」

「はい。ジャンヌが弱いことや能力が使えなかったことが私と違うところで面白かったです」

「そ、そうか。」

なんか困惑しているぞ。

「そう言えばねお父さんジャンヌちゃっかり凄いことを言ったんだよ」

僕は悪魔のことなどをお父さんに説明した。

「かくかくしかじか」






「1通りのことは分かった。一様高橋くんにも話しておくわ。」

「ジャンヌ。他にも何か俺たちの知らない重要なことはある?」

「いえ、柊人とお父さんには全てのことを話しました。(あっくんが私の記憶をいじってなければ、、)」

「そうか。」



さて、次だ。

ジャンヌ学校へ行きたいの巻である。

「ジャンヌジャンヌ」

「はい。分かっています。今言います。」

忘れていたのかと思って話しかけたが分かっていたようだ。

「お父さん!」

ジャンヌがお父さんを呼びかける。

「ん?なんだ?」

「柊人がご飯を作りたいそうです!」

「違うだろ!何言ってんだジャンヌ!」

「え?違うんですか?」

「違うに決まってんだろ!なんだご飯作りたいって!」

「じゃあ何なんですか!全くもう!」

駄目だこいつ、、

「が」

「が?」

「がっ」

「がっ?」

「がっこ」

「がっこ?」

「う!」

「がっこう?あ!学校!」

一文字ずつ言っても最後まで分からなかったか、、

「俺はジャンヌが学校の事忘れてるかも知れないと思って呼びかけたら「分かってます」って言ったから安心したのに「ご飯作りたいそうです!」ってなんだよ!」

「ご、ごめんなさい。」

全くもう。

「テヘペロしたら許す」

「テヘペロ♡」

ジャンヌがウインクして舌をちょい出ししてテヘペロした。

可愛い。

「許す。」

許す。許す。許す。

「って事でお父さんに言ってこい」

「はい!分かりましたー!」

ジャンヌがポかぁーんとしているお父さんの方を向いて

「お父さんお話があります」

「お、おう。」

「私、学校に行きたいです。もちろんこの時代のことは十分に理解しましたし昨日柊人の教科書を眺めて内容は全て覚えてきました!」

な、なにぃ!?!?

「分かった。学校に必要なものとかは全部俺が用意しとく。その代わりに、」

「はい。何でしょう」

「友達100人作ること!」

「分かりました!ありがとうございますお父さん!」

「って事で明後日からな」

速いな。

「はい!友達作りに励みます!」

ま、まぁ学校に行けるって事で。

「良かったなジャンヌ。」

「とっても嬉しいです!」


良かった良かった。

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