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第1章 愚か者のありふれた日常

 晴れているようで、ところどころぐずついた空。曇りかと思えば、ときどき太陽が顔を見せる天気。熱くもなく寒くもない、暖かく過ごしやすい温度。全てが曖昧ではっきりしない季節。四月。

 あるオフィスビルのワンフロアーに、人知れず存在するありふれた、小さな小さな会社があった。

 その会社に、一人の愚か者がいた。従業員数僅か五名のうちの一人、山根隆である。

 今、山根は上司に言われて、午後の外回りに必要な伝票と納品書を作っていた。

 窓際に立ち、眠気と暇をごまかすためか大きく伸びをする男。これが山根の上司、高田である。今日出社してきてからは、何もすることがなく、トイレと自分のデスクを行ったり来たりするばかり。

 そしてこの春、この会社に一人の新入社員が入社した。今年高校を卒業したばかりの女の子で、名を平野さくらと言う。ずっと事務経理をやっていた村田という年配の女性が、年齢的にそろそろ引退したいということで、その後継として採用された。

「さくらちゃん毎日毎日一生懸命で大変だねぇ~。そんなにりきまなくてもいいんだよ」

 下心ありありのトーンで高田が平野へと接近する。その姿を見て、村田のおばさんが「やめなさい」とたしなめる。

「村ちゃんもさぁ、そんなに厳しく詰め込まなくてもいいじゃない。ゆっくりやってけば」

 高田の切り返しも手慣れたものだ。当然のごとく憤慨する村田のおばさん。「あの人みたいには、なっちゃだめだからね!!」と語気を強めて村田は平野に向かって言う。

 一連のやりとりを黙って伺っていた山根は、こう思った。どうせ一年もすれば、真面目そうで初々しい姿のこの子も、この会社の雰囲気に染まってしまうんだろうな、と。

 一見この部屋でまじめに仕事をしているようにみえる山根。しかし、よく見てみれば、PCのモニターには「今日の!必見!!まとめ速報!!!」のサイトブラウザ画面が表示されていた。リアルタイム更新されるまとめ速報のサイトを斜め読みしながら、ダラダラと仕事に手を付けていたのだった。

「あっ!先輩!」

「どうした!?」

 素っ頓狂な大声を上げた山根のもとに、高田がすぐさま反応する。

「にょたコレ!カードのリーク情報来てます!!」

「なんだって!?」

「ギガ速です!」

「おう!」

 それまであくびをしてあからさまに退屈そうにしてた高田のテンションが明らかに変わった。迅速に手元のスマホを操り、ギガ速へアクセスし、にょたコレ!――女体化コレクションというソーシャルカードゲーム――のカードリーク記事を開く。そして目を皿のようにして、隅々まで読み漁る。

「おい山根。この新カード、どう見る?」

「む、難しいですね……。やっぱり、前回出たスピーカー子が強力過ぎただけに、あっ!このカードは」

 山根は一拍置いて、考えをまとめながら喋り始めた。

「扇風キッズのステータスはそれほどでもないんですけど……、この新スキルが確実にスピーカー子使いを潰しに来てますね」

「くっそーう!!山根!俺!スピーカー子に諭吉つぎ込んだんだぞ!この仕打ちはひどいと思わないか!!ええおい!!」

「でも総合的にステータス高めですから、これからも強カードに君臨し続けられると思います」

「この1994年娘ってのはなんだろうな?」

「新しいカードシリーズじゃないですか?つぎは年号を女体化するんですかね?」

「……同情するなら金をくれだってよ!!ハッハー!なつかしーな、えーオイ!?」

「……は、はぁ」

「なんだおまえ、しらねえの?!へぇ~あのドラマ流行ったからなあ~。ホラっこのみすぼらしいオーバーオールの幼女と、横の犬!間違いなくあのドラマのパロだよ」

 そろそろこの二人に神の鉄槌がくだされようとしていた。二人の不真面目な勤務態度にはらわた煮えくり返っていた村田の怒りが爆発しそうになっていたのだ。しかしそれは、ずっと流れっぱなしだったラジオによって遮られる。

『ラジオ東京が正午をお知らせします』

 それとともに時報が続く。休憩時間だ。

「アンタ達!!まじめに仕事しなかったら、次こそはしばくからね!」

 村田はそう言い放った後、足早に部屋の外へ消えていった。そして平野は質素な弁当箱を自分の机の上に広げる。入社してから毎日、自分で作っているのだった。

「社長がいない時は、いつもこんな感じなんですか?」

 平野は山根に聞いた。“こんな感じ”というのは、今のようなだらしないゆるい状態のことを言いたいんだろう。

「社長がいる時もこうだよ」

「社長はいつも何をしてるんですか?」

「ゴルフと釣りに行くことしか考えてないよ」

 山根は簡潔に事実を教えてあげた。「そうなんだ~……」と言い、会話は終わった。

 会話が終わっても、山根はしばらく、お昼ご飯を食べ始めた平野を見て考えていた。

 こんな勤勉な子を、ウチのような零細企業に入れておくなんてもったいない。これじゃあまるで飼い殺しじゃないか。長くこの会社にいれば、良い感じに肩の力は抜けてくるかもしれない。しかし同時に、今持ってる素直で生真面目さを持った純粋な心は消えてなくなって、堕落していくのだろうと思った。

 学校を出て社会人になるということ。親から自立して、自分一人の力だけで生きていく。それは大変なことだ。

 たぶん、目の前にいる平野も、人並みにやりたいこと、夢を持っていたのだろう。このご時世、就職活動は厳しく、思うように行かず、こんなちっぽけな企業を選んだのだと思われる。

 普通は、誰しもしってる、あるいは、自分が知っててあこがれる、大手有名企業に入りたいと思うものだろう。女子が憧れる職業といったら何か。TV局の女性アナウンサー辺りなんかが、大変でありながらやり甲斐があり華やかな職業に見えるのだろうか。それが、聞いたこともない無名の企業に入社して、つまらない仕事で一日を、いや人によっては一生を潰す。これが社会に出て仕事をして生活していく上で、もっとも苦痛な点だ。

 テレビに出てくるような大変な仕事なんてのはごく一握り。そしてそういう仕事は、まだ救われている方だ。

 大半の仕事は、単調で、退屈で、平凡でつまらない。大体、命をはらなきゃいけないぐらい大変な仕事で世の中あふれていたら、凡庸な人間は生きていけない。そんな世界だったら、毎日どこかで沢山の人達が殉職している。楽しいことややりたいことをやって生きていきたくても、そんなことを実現できる人もまたごく一部の人間に限られる。

 自分が非凡である、凡庸である、陳腐な人間であることをどこかで認めて生きていくしか無いのだ。所詮人間は。その毎日のつまらない日常の中で、小さな幸せを見つけて生きていく。それが、大人になって社会で生きていくということ。

 しょうがないしょうがない。年令を重ねるのは、同時に妥協を積み重ねていくことだ。

 色んな事を諦めて、生きていく。へたにくだらない野望を持ったって、かえって生きづらくなるだけだ。生きていくためには、生きていけるだけの小金をもらえる、ありふれたつまんない仕事をこなしていくしかない。

 だが。山根は、目の前の二十歳にも満たない女の子を見てて、可能性を諦める決断をさせるのは余りに非情だと感じた。

 かといって、高校を出て親に甘える生活は日本では良しとされていない。誰が決めたものでもない、日本という国が歩んできた歴史の過程で生まれてきた価値観そのものだ。

 そこまで深く考えていないだろうが、いま平野という少女はここにいる。まだ会って数日かそこら。平野の内面を推し量ることは山根には出来なかった。頭のなかが空っぽの、のほらんとした絵に描いたようなゆとり世代なのかもしれないし、たくさんの不採用お祈り通知を受けて、現実の厳しさを体験し、断腸の思いでこの会社に身を寄せているのか、それはわからなかった。

 しかし、他人事でありながら、山根はこれだけは強く思っていた。この会社に限りある人生を捧げることで、十年、二十年経った時に、後悔だけはしないで欲しいと。

 そんなおせっかいで青臭いことを思っていた。

「やっほー!」

 声と同時に、扉が勢い良く開かれる。

「出た!妖怪昭和女!!」

 高田が茶化す。そして、すぐにいやらしい笑みを浮かべてこう言った。

「お二人様ごあんなーい! どうぞごゆっくりーーってな!」

 山根は先ほど妖怪昭和女と呼ばれていた女性とオフィスビルの屋上に来ていた。

「にょたコレ!のリーク記事見たよ」

「チェック早いねえ~相変わらず」

 他愛のない会話が始まった。

「アレって、公式がまとめブログに情報流してるんでしょ?きわどいことするよな」

「いま無料ゲームが溢れてるから……。なりふり構っていられないんだって。うちは外注の下請けだからそういうのは詳しくないんだけど」

「ふぅん……」

「ネットにただ情報アップするだけじゃ、中々話題にならないっしょ? 流出とかリークとか、そういうのって注目されやすいからやってるって」

「じゃあギガ速とか言うまとめサイトの管理人に掲載料とか出してるの?」

「……ウ~ン、どうだろ? 口止め料程度のお金、お礼金みたいなのなら渡してたハズ。それでも普通にバナー広告出稿したりニュースサイトに記事取り上げてもらうのよりは費用対効果がおっきかったみたい。……あ、ここオフレコね?」

「……わかってるよ。ひかりが、ひかりの会社がにょたコレ!と関わってるって知ったら、それだけであのエロオヤジの高田がうるさくなるからな……」

「うん、ありがとう」

 山根と昭和女こと――蒼井ひかりと――オフィスビルの屋上になぜかずっと置いてある古ぼけたベンチに座って話し込んでいた。昼休みに、いつもこうやって二人で屋上に出て、一時の安らぎを過ごしている。

 ひかりはいつも、お昼用におにぎりを二つ作って持ってくる。だが、いつも山根に一個取られてしまう。

「いいかげん自分の分は自分で用意しようか」

「わざわざ作るの面倒くさいんだよ。うわっ今日はうめおにぎりだ!!」

 拳を天に突き上げて怒りを表現するひかりに対し、いつもいつもひょうひょうとした態度をとる山根。ひかりも、口で言うほど本気で怒っているわけではない。

「あ~そうそう、そういえば、今年からクラス会、ゴールデンウィークにやることになったって」

「すぐじゃん!」

「うん……。いつもお盆と暮れにやっていたけど、お盆休みが短い人多いし、時期も半端だからゴールデンウィークのほうがいいって。ホラ、ゴールデンウィークにしたら、大体半年ごとに間隔が開くじゃない?」

「……それ、誰が決めた? 俺はヒトコトも聞いてないが?」

「去年の暮れのクラス会で、女子たちで決めたの。山根、当然行くよね? クラス会皆勤賞だし……」

「う~ん……」

 山根はなぜかここで深く考え込んでいた。クラス会は、山根にとって居心地のいい行事ではなかったからだ。普通クラス会というのは、仲の良い友達がいたり会いたい人がいて、昔を懐かしんで近況をその人達と語り合ったりする。

 しかし、山根はどちらかと言うと、場の空気を盛り上げる道化師のような存在だった。だから、周りの空気に人一倍敏感になって立ち振る舞っていた。一人で予定のない大型連休を過ごすよりかは、寂しさが紛れるが、どこか孤独だった。他の人が各々の会話で盛り上がっているときは気を遣って黙っていて、場が冷めてきたら前に出て温める。そんな、都合の良い芸人みたいなことをやっていた。 大体、山根にとって今目の前にいるひかりとこうやって毎日親しそうに接していることすら、奇跡的な日常なのだ。そこで、そんな親しいようで親しくないひかりへ、クラス会が近づく度に思いを巡らせていることを話してみることにした。

「俺さ……」

「ん?」

 複雑な心境を抱え込んだ山根の気持ちを、つゆとも知らないひかりは、屈託のない笑顔を山根に向ける。不意に目が合った山根は、その幸せそうな表情を壊すことが出来ず、本音を飲み込み、言い淀んでしまうしかなかった。

 山根は怖いのだ。いたずらに周りを刺激してしまうと、絶妙なバランスで成り立っている今の環境が簡単に崩壊してしまうのではないかと。だから、目の前で幸せそうにしているひかりの姿を、顔を、表情を、ゆがめてしまうことが怖くてたまらなかったのだ。

「……いや、なんでも…………仕事、楽しんでるみたいだな」

「うん。……リーク記事の新シリーズのカード、見た?」

「ああ……。あの、1994年娘とか言うやつか? なんなんだよアレ。声出して笑っちまったよ」

「アレ発案したのわたしで、カードの絵も私が描いたんだ」

 ひかりは、誇らしげに、そして、ニコニコしながら仕事の話を続けていた。だけど山根は、充実した仕事の話を聞かされると、どこか疎外感があって寂しかった。そのせいもあって、全然会話が耳に入ってこなかった。そして、思いついたように言った。

「ひかり、中学生の時から絵を描くのが大好きだったもんな」

「いきなり、なに?」

「休み時間とかもずっとひたすら絵を描いてて、無口で人とあまり喋ってなかったよな……」

「昔の話はやめてよ……?」

「人って変わるんだなーって思ってさ」

「何?急に」

 冷めた目つきでひかりは山根を見た。山根は思い返していた。中学時代の頃のこと。

 今目の前にいる、明るく元気などこにでもいそうな普通のOL。蒼井ひかり。この子が中学生の時、こんなに喋る女の子じゃなかった。無愛想で声が小さくて、いつも自分の席に座っていて、ずっと絵を描いてる。オシャレに興味がなく、だから友達も少ない。いや、友達がいたのかすら危うい。マンガやアニメ、ゲーム。空想の世界が大好きなせいで、同性からも偏見の目で見られていた。

 そう――いわゆるオタクである。

 山根もアニメやゲームは、人並みにかじってはいたが、だからこそ、昔の彼女はすごかったことがわかる。好きなコトをトコトン追求したいという性格が彼女をそうさせたのかもしれない。なにせ、好きな絵を描いてるだけじゃなく、時々自分の絵を見つめては満足気に気味の悪い笑みを浮かべることもあるぐらいで、その仕草を目撃した時には、場が凍りつく有様だった。――勿論、このことは本人にはわからない。それは、“魔王の微笑”とまで影でささやかれていたほどだった。

 山根とひかりは、中学校で同じクラスではあったが、接点が全くなかった。今こうしてほぼ毎日お昼休みを当たり前のように一緒に過ごしていること。それ自体が奇跡と言わずなんと言おう。――こう山根は思っていた。

 高校は別々のところに進学したから、それ以降に彼女を変えた何かがあったのかもしれない。しかし山根には、ひかりに何があったのかはわからなかったし聞く勇気もなかった。

「山根の方こそ、中学時代どうだったのさ?」

「俺か?……うーん、俺は……俺は、なにも特別なことはしてこなかったな……」

「そうなんだ……?」

「本当に何の変哲もないはなたれ小僧だった。特技とか何もなかったし、得意な教科もない。趣味とかやりたいこともなくて、無駄に歳をとってきただけだな」

「ふ~ん」

「なんか……なんか。今更になってだけど、ひかりが羨ましいよ。好きなことがあって、好きなことを仕事にしていて、毎日が楽しそうだ。……俺なんて……俺の今やってる仕事なんて、なんにも話せることがない……毎日定時で帰るだけの空っぽの仕事さ!」

「わたしはそっちのほうがいいけどなぁ~」

「そ、そうなのか……?」

「仕事で絵を描くってのは、大変なんだよ?人に言われた絵を描かなきゃならないから好きな絵は描けないの。上司がいいって言うものを描かなきゃならなくて、締め切りだってあって大変なんだから!!」

 ひかりは、最後はふくれっ面になって言った。相当ストレスが溜まっていたようだった。

「ひかり。毎日遅くまで大変そうだな。いつも何時まで仕事してるんだ?」

 山根はいつも18時で退社しているが、ビルを出た時、ひかりのオフィスはいつも電気が付いていた。一体何時まで働いてるのだろう?と思って気になっていた。

「うちはゲーム会社と言っても絵描きの下請けが主だから、そこまででもないかな~。でも、メインで受けてるにょたコレ!のアプデ前……あっ。アプデ前が締め切りなんだけどね、そういう時期になると間に合わせるために連日23時回るって感じ」

「やっぱ、ゲーム作りって大変なんだな」

「ま~、好きだからこそやれているのかもね。キツイことはキツイけど。……あとね、わたしはゲームを作ってるんじゃなくて、ゲームの中の絵を描いているだけだから、またちょっと違うかな。でもさ……やっぱり、わたしからすれば山根の立場が羨ましいんだよね」

「えっ!そうなのか!?」

「うん。仕事で絵を描いてるより、家で好きな絵を好きな様に描いてるほうが、ずっと楽しいから」

「好きなことを仕事にしているのに、難しいんだな」

「そういうもんだよー。世の中ってどっかが必ずうまくいかないもんだねぇ~。うちは給料も安いしね」

 そこでハァと溜息を付く。山根もひかりも、それぞれが理解できない不満を抱えながら毎日を生きているのだった。

 そしてつかの間の昼休みは終わり、2人は仕事へと戻っていく。

 つまらないけど楽な仕事。辛く大変だけど、好きな仕事。

 全く正反対の性質を持ったものだが、どちらにも共通しているのは、仕事をしてお金を稼いで飯を食っていくということはとてつもなく大変ということだった。

 山根はまた、退屈で空っぽではある代わりに、楽な仕事へと戻っていった。

「おい、行くぞ」

 高田の第一声でゴゴイチの仕事が始まる。午後は、お得意先へ注文を受けた商品を納品に行くのだ。

 シッシッと邪魔者を厄介払いするような村田の洗礼を受けながら、午後の外回りの仕事へ出る。

「まったく、あそこまで毛嫌いすることもねぇよな」

 高田はぼやいた。

 山根は思った。

 村田がやるそのいつもの動作は、まるで長年連れ添った夫婦が、家にいる亭主を煙たがっている姿そのものに見えていた。あそこは一応自分の会社だというのに、そこにも居場所がなく、存在を否定されたら一体どこに行けば良いのだろう?

 そんな考えるだけ無駄なことを一々心のどこかに引っ掛けながら、午後のお得意さん回りの仕事へ出かけたのだった。

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