敏腕女スパイが敵国の公爵令嬢に転生したので戦争回避のために尽力します

冷戦中である敵国、テスタロッサ王国の王城メイドとして潜入中に正体が露見し、自害したガヤルド王国のスパイ、ステラは、その後すぐテスタロッサの公爵令嬢レティア・フリートウッドとして転生した。
その後も冷戦状態は続き、やがて十七歳になったレティアは、王城で戦争を画策する一派によるガヤルドの第一王子暗殺計画を耳にする。
戦争を回避すべく、その暗殺計画をどうにかガヤルド側に伝えるため、レティアは前世の祖国へ向かうが、そこでかつての師であるクレマンと、ガヤルドの第二王子アルフォンスと出会う。
レティアは自身がステラの生まれ変わりであることを打ち明け、テスタロッサで耳にした第一王子暗殺計画を伝えた上で、戦争回避のために協力を申し出るが…？