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「痴漢と金髪と災厄な出会い」

第1話 「痴漢と金髪と災厄な出会い」


見惚れる。この言葉は見ている人が何かをじっと見ている言葉である。

かくいう自分もある女性の凄――く、綺麗な金髪を見ていた。

先に言います。自分は金髪女性が好きなんです。大好きなんです。だから決して

怪しいものではありません。

誰に対して言っているのか、自分は心の中で言った

その金髪女性を見ている場所は地下鉄の満員電車の中である。

「はぁー―、綺麗な金髪だ、脳内保存・・・あれ?」

男は金髪女性の異変に気が付く

金髪女性はちらちらと後ろを見ていた。

男は考えた

「まさか、痴漢」

男は、金髪女性の後ろにいる中年男性に注目した

「間違いないあれは、痴漢行為をしている」

中年男性の左手は、金髪女性の下半身に触れていた

金髪女性は中年男性に注意をしているようだが、中年男性は気づかないふりをしている

「なんて羨ましんだ・・・違う、決してあの金髪に触りたかったとか

 思ったけど、今は助けなくちゃ男が廃る」

男は金髪女性の所まで他の客をかき分けながら進んだ

そして、あと少しの所で、アナウンスが鳴った

「まもなく桜田門に到着いたします。お荷物のお忘れにはご注意ください」

そして電車は止まった男は体制が悪かった為、前のめりに倒れそうになったが男は倒れなかった

その代わり、思い切り右手を引っ張られた

「痴漢の現行犯で、逮捕」

「え」

男は突然出来事に現状を把握出来なかった

「自分は痴漢なんてしていません」

「大抵の痴漢をやった犯人が言いそうな言葉ね。そして次の言葉が本当なんですよ。か・し・ら」

男は何も言えなかった。確かに金髪女性が言った言葉を言うをとしていた。

「黙っているということは本当に痴漢をしたことになるけど」

「ここで自分が言い訳しても自分がやっていない証拠がないからです」

この男の言っていることはある意味正しいことである。痴漢行為はやられた女性の

言葉が重要な証拠になる。いくら男が言い訳してもやっていないことを証明するの難しい

ことである。これを悪魔の証明という。

数分後、男たちの前に警察官が来た

「この男が容疑者ですね」

「ええ、早く連れてってください」

男が連れていかれるその瞬間・・・

「待ってください、その人は痴漢をやっていません痴漢をやっていたのは、この人です」

その言葉を言ったのは、普通の女子高生だった

金髪女性は女子高生に尋ねった

「あなたはこの男と面識はあるかしら」

「一切ありませんそれに証拠があります」

女子高生は鞄からスマートフォンを出して金髪女性に見せた

画面には確かに痴漢行為をやっているのは犯人は、今連れていかれる男ではなく

女子高生が指で示している。中年男性であった。

「ちくしょう、こんな所で捕まるか」

中年男性は逃げようとしたが目の前には金髪女性がいた

「ど......ゲッフ」

中年男性は言葉を言う前に地面に叩きつけられた

「はぁーーー」

金髪女性は大きくため息をついた

「すみませんが、痴漢行為をやったのはそちらの男性ではなく、こちらでした

 ご迷惑をおかけしました」

金髪女性は警察官に謝罪をした

「いいえ、ご協力感謝します」

「あのー、自分はもう関係ありませんよね」

「そうね、関係はないはね」

男は苦笑いな顔で言った

「すみませんが、これから事情聴取を行いたいのですがよろしいでしょうか」

「後にしてくれない急いでいるから」

「それは困ります規則ですから」

警察官がそう言うと金髪女性は鞄からあるものを取り出した

「これでもダメかしら」

金髪女性は警察官に警察手帳を見せた

「警視庁特別捜査課 金井 小春です」

「失礼しました。それでしたら後ほど事情聴取を取らさせていただきます。」

「構いません。後のことはお任せします」

「分かりました。」

「それとそこの男、今後一切私を変な目で見ないで」

金髪女性はその場から立ち去った。

「自分も行ってもよろしいでしょうか」

「構いませんよ」

そして、男は女子高生の傍に行った

「先はありがとう助かったよ」

「当たり前のことをしたまでですよ。それに電車に乗る前にお婆さんを助けてる

 人が痴漢をするなんて思っていません」

「見てたんだ」

「はい」

「お客様にご連絡いたします。まもなく電車が発車致します。ご迷惑をお掛けして申し訳

 ございません」

「電車が行ってしまうので私はこれで」

女子高生はそう言って電車に乗り込んだ

「よし、気を取り直していきますか、配属先に」

男は知る由もなかったこの後向かう場所が地獄であることそして今後起きる展開を・・・


続く


次回予告

「え、なんで・・・」

「君、子供はいるか」

「この人、影が薄い」

「もえもえだ」

「なう・・・」

「プロテインは筋肉のお友達」

「早くしないとこいつの命はないぞ」


次回「配属先と個性と強盗×強盗?」

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