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第五作
小春日和の ガラス窓にて
酎ハイの 缶を傾け ひとりかも寝む
三寒四温、という言葉が好きである。ふと見やれば、ショッピングモールのフードコートで窓際の小春日和の日差しを受けながら、老人男性が酎ハイをあおって、今にも寝落ちそうである。なんとも平和な日常だ。
先日、友人がベトナムハノイに旅行に行こうか、検討中とのこと。ハノイといえば、八十余年前、祖父が戦禍に赴いた地である。実に平和になったものだ。
しかしながら、来月にも行われる衆院選。高市政権の出方しだいでは、この平和な毎日も、薄氷を踏むようなあやういものだったと、自覚させかねられない。




