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韋駄天の短歌集  作者: 韋駄天


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第四十二作

 お客様 客感情を 想いしに


 長々し世の 定め皐月に



 広く見てわたくしの仕事は、サービス業であります。顧客との信頼・信用でなりわいが成立しています。

 しかしながら、塾などの私教育においては、『黒字倒産』なるものが後を断ちません。このビジネス用語をご存知の方も多いと思いますが、経理上は大幅に黒字なのに、物理的に金銭を回収できずに、ついには倒産してしまう、ということです。


 わたくしがとある塾の教室長をしていた頃、よくフランチャイズオーナーの上司が、この黒字倒産を回避すべく、未払いの親御さんのもとに足を運び、半ば無理矢理、売り上げを回収していて、「もう、疲れた」と言っていたのを思い出します。金銭面はスムーズに行うのが、主客双方にとって肝要だと改めて感じます。

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