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スペシャルストーリー  作者: 上鍵心之輔
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5

「そろったー」ココミは地面に倒れた。「ゲームの中では何でも大体は軽いけどこれは軽くないのは少し不思議だなー」井辺名はあきれていた。「それはゲーム内の話、これは現実だからそりゃあ違うでしょ」「あ、ああ…」しかし、突然地震が起きた。「何!」皆はおどおどしたが、府氏橋は何かを呼び集めるような動きをした。「みんな…くれる…な」地震の音で途切れとひれしか聞こえなかった。

彼が言い終わると、なぜか地震が起きているのに何一つ動かなかった「え何で」ササミは驚いて目を疑ってこすったが、結果は変わらなかった。家具が何一つ倒れず、動かずにいた。1つも崩れたりしなかったのだ。まるで誰か、何かが支えているかのように。

地震は収まり、皆は起き上がった。誰一人普通に立つことができなかったのだ。「『これは…』」333番とアノ二が同時に声を上げた。「どうなってるんだ…」忍座もわかっていなかった。「まあこれで次に行けるね。それじゃあ次に行こうか」

しかし、次の場所は全く違ったテスト場だった。

『第6階にようこそ。これは君たちの体力テストをする。とりあえず皆は1人1人、一つ一つの部屋へ行くように』皆が一人一人に部屋に行くと、その中には殴れるような的があった。しかし、気ではなく何かふかふかなもので作られていた。『これを思いっきり殴ること。それだけ』

まずはササミが殴った。『13』「ぅぅぅ…やっぱり…」ササミは落ち込んでいた。分からない人には説明しよう。この的は殴った力を測る道具だ。強く殴れば強いほど数は大きい。次にはココミ。『40』「まあ私は弱いからね」次には忍座。『1979』「まだまだか」アノ二はことばにつまっていた。その次には忍差。『1637』「…」忍差は無反応だった。金木は…『1637』忍差と同じだ。「ム…」壁をお通してまで2人はにらみ合った。次は333番。『2486』「まあまあかしらね」普通以上の数字が出たが、333番は当たり前のような様子だった。次は666番。『4927』333番は彼を恨んだ。「ぬぬぬ…私の方が弱かったなんて…」次はデリルガだ。「よっこらせ」周りから煮たら彼は軽くたたいているかのようだったが、数は…『7984』とんでもない数字だった。東京タワーを数個ほどボロボロにできそうだ。次は府氏橋だ。『15万8492』「こんなものか」周りは驚いていた。これは簡単に世界記録をぶち切っている。「彼はここまで強かったのか」井辺名は数人をもう知っていた。333番、666番とデリルガはトイレで暇つぶしをしていた時にあった。府氏橋は彼の友達の元父だということで知った。私立探偵だということも知っている。その次は井辺名だ。「ねえ、これって本気でやっていいんだよね」彼はどこかに聞いた。『まあいいけど』彼は殴る構えをとった。「高速ブースト、腕力増加」彼は訳の分からないことを言って腕を的に目掛けて飛ばした。的は壊れ、壁に大きな穴が開いた。「フ、ッ」彼はてから出てきている煙を吹き消した。『1無料対数』機械は力が強すぎ、殴った力を吸収しきれなかった。なので、根元からとれたのだ。しかし、風圧が強すぎて壁に穴が開いてしまった。

『な…』アノ二は完全に言葉を失ってしまった。「これってこえること不可能な世界記録じゃない」忍座は額に汗を流していた。

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