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スペシャルストーリー  作者: 上鍵心之輔
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3時半になった。ちょうどその時、屋根の一部は開き、スクリーンが下りてきた。『皆さん、こんにちは、私のことはアノ二ムス、略してアノ二と呼んでください。今日はあるゲームをしてもらうために皆さんをここに集めました。まずはこれを解いてください』その声は何かの機械を使って変えているのだろう。とても奇妙な声だった。声からして女だろうが、今の時代では声なんぞ簡単に変えることができるので絶対とは言い切ることができない。板が1枚隙間から落ちてきた。「これはパズルかな?あー、パズルは苦手だー」1人の少女がそう言った。「とりあえず自己紹介しよう。時間はたっぷりあるからね」たった一人で来たのだと思われる少年が提案した。「いい考えね」1人のしっかりしていそうな女性が納得していた。


「私の本名は言いたくないけれど呼名は333(さんさんさんばん)よ。」「不思議な名前だね」少年はそういったが、本名を知っているような顔だった。「僕の名前はない。呼名は666(ろくろくろくばん)、それだけだ」1人の青年が言った。「お前は本当に静かなやつだな」1人の男性が言うと、333番が突っ込みを入れえた。「あれはただ面倒なだけでしょ」「…」666番は不機嫌そうな顔で333番をにらんだ。「俺の名前はデリルガだ。フルネームは分からない。俺が生まれた時に親は死んだからだ。普通なら知ってるだろうけど俺は知らない。忘れたのかもしれないし教えられていないのかもしれな。しかし俺が分かることは俺がフルネームを知らないということだ」「あんた、そうだったの、全く知らなかったわよ」333番が突っ込みを入れた。「そういや教えてなかったな…っつうかそんなことどうでもいいだろ!」「僕の名前は井辺名高次いへんなこうつぎ、小5。これから少しの間よろしく」井辺名は礼儀正しく頭を下げた。「私の名前は石丸春香(いしまるはるか)、さっきまでVR-City(ヴイアールシティ)をしてた。ゲームの中ではササミって呼ばれてるからそう呼んでもらってもいいよ」「ああ、あのゲームね。聞いたことならあるよ。確か結構最近に作られたVRゲームで頭脳から電波を受け取り中のプレイヤーたちを動かしてるんだっけ?でもそれって実は脳が少し電気を感じ取っているんだよね。だからもしも100時間とかずっと遊んでたら死ぬよ。まあ電気で死ぬより前に餓死するだろうけど」ササミは少しびっくりした。「そうだったんだ。でもいつかは脳が死ぬとかないの?」彼は説明した。「電機はほんの少ししか飛ばされない。だから遊んでから体の強い人なら30分、弱い人なら1時間ほどで完全に治ると思うよ。だから1回遊ぶのも最大4時間ね。それよりも多くしたら脳は大丈夫だけど目が疲れるから眼鏡とかコンタクトレンズを着けたくなかったらその時間を守る事ね。」彼はそういってからぼそりとつぶやいた。「まあ僕は大丈夫だけど…」「大丈夫って?」しかし、彼はササミに教ええることはなかった。「とりあえず続きをするよ、私の名前は三崎穂香(みさきほのか)、ササミと同じでさっきまでVR-Cityで遊んでたけどあるイベントである事件にあって、追い出されたの。私のゲーム内での名前はココミね」「ある事件とは?」デリルガが口をはさんだ。「それはまた後で話すね、でも今は自己紹介をしなくちゃ」「僕の名前は府氏橋、少し向こうでしりつたんていをしている。僕には付き添いがいるから大体のことは分かるかな」しかし、皆から見たら彼の周りには誰一人いないように見えた。付き添いなんていそうに見えない。「どこにいるの?」ササミが府氏橋に聞くと、彼よりも早く井辺名が答えた。「あそこだよ、とてもがだが切れいな年寄りがそこに立っているよ。頭には串をさしていて浴衣を着ている。僕より…いや、何でもない」彼がそう言った途端に彼は駆け回り始めた。「ごめんなさ~い」皆は痛い何が起きているのかわからないが、府氏橋がこう説明した。「どうやら心海さんが少し怒って追いかけているらしいね。どうやら彼の考えていることを読み取って起こったんだと思う」「ああ…」皆は言葉につまった。「とりあえず続けるぞ、僕の名前は忍座。フルネームはほとんどの人に行ったことないから言わないことにするよ。まあ特異なことっと言えば運動ぐらいかな」「どのくらい?」ココミが興味津々で聞いた。「まあこのぐらいかな」彼は反復横跳をして見せると、まるで分裂しているかのようなスピードだった。「速!?」残りの2人は全く話さなかったので忍座が代わりに紹介知った。「こっちはっ忍差でこっちが金木、2人とも運動も得意だし勉強も得意だ。とりあえずよろしくということで…」忍座はどんどん話を進めた。


ゲーム開始、かな?

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