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10話.[少し悔しいかな]

「随分と寂しそうね」

「あたし? 別に、あのふたりが楽しそうならそれで結構だよ」


 頬杖をつくのをやめてやって来た彼女を見る。

 南聖、楓には悪いけど楓の完全上位互換みたいな感じ。

 それでもあたしは妹の方を好きになって、そして振られたという流れだ。

 だけど一切後悔していない、完全に関係が絶たれたというわけでもないしね。


「由愛を選ぶとは思っていなかったけれどね」

「うーん、由愛は明るいからね、一緒にいるとあたしも楽しくなるし」


 あたしなんて最初は敵みたいに避けられていたなと。

 それが風邪を引いている状態でテントで寝ようとしたところが変わって、お礼もしてくれて。

 あんまり長期間関わったわけではないけど楽しかった、だからとやかく言うつもりはない。


「こんにちはー!」

「桜、まだ残っていたのね」

「はい、おふたりがいたので来たんです」

「それなら3人で帰りましょうか」


 でも、やっぱり少し悔しいかな。

 それもこのふたりと遊べば消えてくれるだろうか?

 素直におめでとうと心から言えるまでには時間がかかりそうだった。

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