1.ジルグランツ家の人々1,2章版
注意。1章のネタバレを少ししています。
名前:ユキト・ホーエイ・ジルグランツ
年齢:5歳 青歴612年 閃の月1夜生まれ(8月1日)
出身:オルリアン州国 ホーエイ領
職業:
好きなもの:母の歌、飴、ミリアと遊ぶこと
嫌いなもの:鏡、トマト、過剰なスキンシップ
ホーエイ領の長男として生を受けた少年。黒髪に琥珀の瞳。
前髪は切り揃えてあり、後ろ髪は肩に届かないくらいの長さ。
両親とまるで違う色素の髪と瞳だが両親の古い血筋から遺伝したものらしい。
生まれつき体が弱く、何度も生死の境を彷徨っている。
前世の記憶らしきものを持っているが本当に自分の前世の記憶なのか確信はない。
別の家族の記憶がある影響で現在の家族に対して他人行儀に振る舞い関わりを避けていたが、共に過ごしながら家族の愛情に触れ、徐々に心を開いていく。
顔立ちは天使と称されるほど整っているが、本人は鏡嫌いで自分の顔を全く見ないため自覚が薄い。ユキト自身は自分の今の顔が好きではない。
家族と共にオルリアン州国の州都を訪れた際、ある事件に巻き込まれ人生を大きく変えられる。
名前:ナディア・ホーエイ・ジルグランツ
年齢:9歳 青歴608年 花の月12夜生まれ(4月12日)
出身:オルリアン州国 ホーエイ領
職業:
好きなもの:食べ物全般、ユキトの世話、勉強
嫌いなもの:大人
ホーエイ領の長女として生を受けた少女でユキトの姉。黄金の髪に真紅の瞳。ウエーブがかったフワフワの髪で髪型は結ってもらうことが多い。
元々深い青の瞳だったが異能の力に目覚めてからは真紅に変わった。
快活で素直な性格。体の弱かったユキトの世話を率先して行っていた。
ユキトが喋ることが出来るようになってからは、遊びたい盛りでもあるため徐々に自分の時間を多く持つようになる。この頃は体の弱いユキトの世話を少し煩わしく思っていた。
しかし異能を発現した前後でユキトに対する認識が大きく変わり昔以上に溺愛すようになる。
体内マナの保有量が高く異能封じの腕輪を着けて生活をしている。
名前:ユキトの父(名前???)
年齢:28歳
出身:オルリアン州国ホーエイ領
職業:ホーエイ領、領主(氏族)
好きなもの:肉全般、鍛錬、家族
嫌いなもの:父親
ホーエイ領の領主でユキトの父。アッシュブロンドの髪に藍色の瞳。前髪を後ろに流したヘアースタイル。ユキトは何この男前とよく評していることから顔立ちはかなりいいことが伺える。
成人して間もなく前領主であった父が亡くなったため、若くして領主に就任した。
数字に強く交渉力もあるため頭角をすぐに現し、ホーエイ領をオルリアン州国でも有数に豊かな領地へと変えていった。
ユキトの母とは大恋愛の末に結婚し今でも相思相愛。ユキトやナディアの前ではいちゃつかないように気を配っている。
子煩悩でユキトの命と払いきれないような大金が天秤にかかっても迷わずユキトの命を選んだ。
ベンジャミンからは「スター・ライト」の称号を貰っている。
名前:ユキトの母(名前???)
年齢:25歳
出身:???
職業:元???、ホーエイ領、領主夫人
好きなもの:家族、歌、お洒落
嫌いなもの:
ユキトの母。ブロンドの髪に空色の瞳。髪は肩甲骨まで伸びており毛先に緩くパーマがかかっている。美人だがかなり童顔で実年齢より10は下に見られてしまう。
ユキトの父同様、子煩悩であり子どもを着飾る趣味がある。
ナディアは素直に母の趣味を受け入れて(諦めというのかもしれないが)いるがユキトは全面的に抵抗している。
あまりにも熱くなりすぎてユキトの反感を買い、1月の間口を聞いて貰えなくなったときは反省文を大量にしたためたこともある。
類まれな美声の持ち主で、その歌は聞いた人間に共通の心象イメージを浮かばせてしまうほど。歌に関してはナディアよりユキトの方がその才能を受け継いでいる。
名前:ミリア・イグニート
年齢:47歳
出身:セントリア教国
職業:元軍医補佐、ジルグランツ家メイド
好きなもの:ジルグランツ家の家族、ユキトと遊ぶこと
嫌いなもの:魔物
セントリア教国の出身だが比較的魔物の領域から離れた地方の田舎の育ち。
ミリアは学園に通い医学の知識を収めた。
その学園で将来夫となる人物と知り合う。
卒業後は結婚し、地方に診療所を開き、息子も生まれ順風満帆に過ごしていた。
昔、魔物の領域で軍医補佐をしていた過去があるがその経緯は不明。
現在はホーエイ領の領主屋敷でメイドとして働ている。