詩 異質な世界
あたりまえの幸せを願う事は そんなに大それた事
幸福を夢見る事は そんなにも禁じられている?
私には この世界に敷かれている法則が 暗黙のルールが分からない
――受け入れられない
「異物」 「異質」 「異分子」
――こんな世界は受け入れられない
異なる物を認めようとすると 諍いが起きる
認識した瞬間には 所詮ただの情報なのに
どうしてそこに 善悪を 好悪を 優劣を 正悪をつけるのだろう
――認められない
―― 一体誰が この世界をこんな風にしたというの?
「ストーリー」
私はただ、好きな人たちと一緒にいたい。
それだけなのに。