お裾分け
今日は、以前自分用に買ったチョコクッキーを、少しだけ祖母にお裾分けしました。
ムーン◯◯ト ショコラと、ブラック◯◯ン ショコラ。
祖母は夕飯作りの合間にそれを食べて、「美味しい」と言っていました。
その一言を聞いて、私は「お裾分けしてよかった」と思いました。
実は昔の私は、美味しいものを食べるときに「この美味しさを誰かと共有しよう」という発想があまりありませんでした。
どちらかと言うと、「美味しいものは独り占めして、お腹いっぱい食べたい」と思うタイプでした。
その考えが変わったきっかけは、たぶん何かの漫画か本です。
登場人物たちが食べ物を分け合いっこして、「美味しいね」と笑い合いながら食べている姿を見て、なんだか妙に感動してしまって。
それで、「私も誰かにお裾分けしてみようかな」と思うようになった気がします。
漫画や本からもらったものは他にもたくさんあって、それが今の小説を書く自分にも繋がっているのですが——それはひとまず置いておいて。
ムーン◯◯ト ショコラは、サクサクしたクッキーの裏側がチョコレートでコーティングされたタイプのチョコクッキーで、放っておくと食べすぎてしまう危険なクッキーです。
ブラック◯◯ン ショコラは、そのクッキー生地にもチョコが混ざっているタイプ。
どちらも、私が最近ハマっているミルクティーラテのお供にちょうどいいです。
チョコだけだと濃厚だけど、どこか物足りなくて。
クッキーだけでも、甘さが足りなくて。
私にとって、チョコクッキーは理想のラテのお供なのです。
それを、あまり食べ物に関心のない祖母にお裾分けするのは、正直ちょっと気が引けました。
口を開けば文句ばかり言う人でもあるので、「どうせ何か言われるんじゃないか」と思って。
でも、普段からお世話になっているのも事実です。
それに、美味しいから、この美味しさを感じてほしいとも思ったので。
最終的にはお裾分けしてみました。
そして、冒頭の場面に戻ります。
祖母が「美味しい」と言ったのを聞いて、私はやっぱり嬉しかったです。
……今度は、祖母に抹茶ラテを淹れてあげてもいいかもしれません。
ムーン◯◯ト ショコラとブラック◯◯ン ショコラは、どちらもお菓子としては一般的な価格で、「お得!」と言い切れるものではないかもしれません。
でも、個包装で食べやすくて、美味しい。
カフェタイムのお供にも、誰かへのお裾分けにも向いているお菓子だと、個人的には思っています。
これでこの話は終わりです。
皆さまは最近、誰かと「幸せの共有」をしたことはありますか?
押し付けになってはいけませんが、大事な誰かと大切なひとときを分け合うのは、案外いいものですよ。




