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09.今後の方針

 今日の収入5万円だった。

 結局、その後赤色の所が変わる事はなかった。

 あれは俺の見間違えだったのか、それとも1回だけ変わるイベント的な物なのだろうか?

 まあ、それは良しとして今日もオリハルコンを1つ入集した。

 オリハルコンは赤色だった。

 そして、探知で見たところオリハルコンの『神鉄』と書いた赤色の光は10個中3個だった。

 その後、普通に帰還した。


「ただいま」

「おかえり。ご飯出来るよ」

「ありがとう」


 今日は鍋のようだ。

 紫煙が俺と紫煙の分のご飯と器を用意する。

 この様な鍋や茶碗等の食器も休んでいた1週間の内に買っている。


「ねぇねぇ、バドズィナミアって何かとてつもない能力無いの?」

「ん〜鉱石探知?」

「それは違くない?何かこう、その〜神様なら当然出来るだろう的なモノ?」

「ん〜分からん。バドズィナミア、何か無いかな?」


 バドズィナミアを呼び出して何か無いかな、と呼びかける。

 バドズィナミアは俺よりも頭?が良いのはヘファイストス様との会話で何となく分かっている。

 なので、紫煙の言っている事も理解して何か無いかと聞いて見る事にした。


「えーと、鉱物生成、鉱石操作、鉱物性質変換、鉱石収納、辺りだと申してますね。鉱物生成は2種類の鉱物を組み合わせて新しい鉱物を産むようだ。鉱石操作はゴーレムを操作できるイメージらしい。鉱物性質変換は鉱物の色々な性質を変える事ができるみたい。鉱石収納はこの紅色の宝珠の中に鉱石を収納できるみたい。まあ、鉱石専用だけどね」

「それは凄そうだね。性質か〜、確かダンジョンの鉱石はダンジョンの魔力を使って再生、生成の性質で生まれて来るんだよね⋯⋯性質?」

「どうした?自分で説明して自分で疑問を持って」

「色々って、もしかして鉱石の『生まれ方』の性質も変えれたりする?」

「⋯⋯するみたいだな」

「それって、この部屋でも鉱石を手に入れる事が可能になるかもしれない」

「え、なんで?」

「鉱石はダンジョンの魔力を使って生まれる性質を土から生えるとか、地面から生えるとか、そんな感じに変えれない?」

「⋯⋯もしもそれが出来たらいちいち鉱石を採掘しなくても鉱石が手に入り、金を得られるとゆうことか?」

「そうゆうことよ!まあ、出来るか分からないし、その成長した鉱石が手に入れた鉱石よりもサイズが大きくないといけないけど」


 まあ、やるだけやってみるか。


「あ!オリハルコン持ってるし試して見ようかな。オリハルコンの性質をオリハルコンを作り出す種として性質を変えて果実としてオリハルコンを生み出すように出来れば良いのかな?」

「その頭の回転があるのに⋯⋯まあ、いいや。でも、種として植えるなら鉢植えや土が必要だよ?でも、鉱石の種を育てる事の可能な土ってあるのかな?私の記憶ではないんだけど」

「鉄とかをそう言う性質として変えれば良いんじゃない?」

「それだ!さすがお義父さん」

「はは、ありがとう。でも、バドズィナミアってツルハシなのになんでそんな性質を変える性能を持ってんだ?」

「う〜ん?鉱石の生み出し方の性質では無く、鉱石の物質的な性質を変える目的だったんじゃない?」

「なるほど、それなら鉄もミスリルにできるのかな?」

「ん〜出来ると思うよ。それなら他の鉱石に変えて栽培するのも良いかもね。採掘よりも安定したら栽培の方が1日で手に入るお金が増えるでしょう。最初の方は無理だから鉱石採掘は続けないといけないけど、安定するまでだけどね。まあ、成功しないといけないけどね」

「まあ、確かに。特殊鉱石にもできるのかな?」


 バドズィナミアに問い掛けてみる。


「今の力では無理なんだね。それにミスリルクラスまでしか性質変換は出来ないと」

「今の力?」

「ああ、何かヘファイストス様が『魂装は己と共に成長する』て言ってたんだよ。どうやったら成長するかは分からんけど、バドズィナミアは成長するって事で良いと思う」

「なるほどね。まあ、まずは鉢植えと土となる鉱石を明日お義父さんが買い、手に入れる事だね」

「頑張って来るよ」


 その後は晩御飯を食べるのだった。

 今では紫煙が俺の事をお義父さん呼びにするのも抵抗が無いようだ。

 嬉しいと思う自分が居ることに自分自身も少し驚いている。

 まだ、紫煙との生活は1週間とそこらだが、かなり親しくなった気がする。

 俺自身、ご飯やら掃除やら家事の事を全て紫煙に任せてしまっている。

 休みの日にはなるべく手伝う予定だ。

 紫煙は俺が仕事に行っている間は俺が揃えていたラノベ達を読んでいるようだ。

 14歳には刺激が強い作品もあるのだが、それは元々オリハルコンを収納していた床の中に隠してある。


「あ、そうだ。今日の収納5万円を渡しておくよ」

「なぜ?」

「ご飯の材料費とか、あとは紫煙がら使っていいよ。今は欲しいラノベもないしね」

「で、でも⋯⋯」

「紫煙が外に出るのを嫌なのは分かっている。だから無理して出なくても良い。欲しい物が会ったら俺に頼んで良い。でも、俺が持っているよりも紫煙が持っていた方が有益に使えるだろうしね」

「⋯⋯分かった」


 紫煙は渋々と言う顔をしながらもきちんと受け取ってくれる。

 ちなみに紫煙が来てからきちんと水代や魔力代も払っている。

 なので、紫煙が魔法を使わなくてもお風呂や火が使える。

 水道の水も使えるので井戸から水を出す必要が無くなった。

 今時井戸を利用している人は少ない。

 きちんと働き、きちんとお金を納めれば井戸の水を使う必要が無いのだから。


「ごちそうさま」

「ごちそうさまでした」


 紫煙の片付けを手伝うために鍋を持っていく。

 かと言っても洗い物をする所は1人ようなので紫煙が洗う。


「金が貯まったら引越しするか」

「別に私は気にしてないよ?」

「いやいや、2人なんだから1人ように住むのは良くないし、紫煙にもプライベートの部屋が欲しいと思う時があるだろう。それに栽培を考えるなら広い所が良いだろう」

「⋯⋯ん!そうだね。まあ、そんな簡単に見つからないだろうけどね」

「そこは、まあ、頑張ろう」

「書類とかは私がやる羽目になりそう」

「あははは」

「否定して欲しかった」


 その後、布団を轢いて一緒にねる。

 これが、父娘で一緒に寝る事だと最近しみじみ思う。

 最初は俺も紫煙も抵抗が合ったが、一つしかない布団を紫煙に譲ろうとしたがダメと言われて一緒に寝るようになった。

 最初はなかなか寝れなかったが、今では普通に寝れる。

 まあ、慣れたものだ。


「おやすみ」

「おやすみなさい」

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