03.ラッキーセブン追加
「ま、ままま、まさか!これは!別種鉱石か!」
鉱石の内部に輝きが見える。
これは典型的な別種鉱石の特徴だ。
「テッテレー『鉱石鑑定虫眼鏡』」
ポケットから鉱石のみ(名前のみ)が鑑定用虫眼鏡を取り出す。
目元にレンズを持ってきて、鉱石を虫眼鏡越しで見る。
・鑑定不可
こう出てくる。
つまり、鑑定不可な性質を持つ鉱石とゆうことだ。
「き、キターまじでラッキーセブンの力じゃねえか!やっば!え、ちょう、超嬉しいぞーー!別種鉱石を人生初めて取れたぁぁ!まさか、中層でも見かける事が出来るなんて」
ハァハァ
疲れてしまった。
叫びすぎた。
でもね?分かるでしょ?今までずっと欲しかった物が手に入った時の喜び。
「と、いかんいかんこれは隠さないと」
こんなのをリーダーから換金するとかなり低い料金になるのだ。
なので鑑定士の所で売るのが普通となっている。
ちなみにこれはルール違反なので見つかったらやばい。
まあ、そう偶然はないのだがね。
「他の鉱石も掘って終わるか」
なんやかんや会って『フロム鉱石』を取れた。
フロム鉱石は鉄ど同等の価値なのでそこまで高価では無い。
まあ、今日は最高収入が手に入るのが確定しているのだが。
ちなみに今は19時なので皆ダンジョンから出てくる。
「うわ」
嫌いな先輩と出会った。
彼は38歳で『年齢イコール彼女居ない』の俺の上位互換だ。
友達は『居た』らしい。
「おお、カザトじゃねえか。いつもみたいにオリハルコンを掘ったか?」
「はは、まぁ」
「あはははは!やっぱりお前は『出来損ない』の『無能』で『雑魚』だなギャハハ。オリハルコンしか掘れない無能。はははは」
「先輩言い過ぎですよ」
我が同僚が怒りを見せた顔で先輩を叱る。
最近の成績、上にも気に入られている同僚からの注意に先輩はしっぽを巻いて逃げた。
「カザト気にするなよ」
「気にしてねぇよ」
今回収入『2万』
明日は丁度休みの日なので明日換金する予定だ。
なんで今日はそのまま帰る。今日は深夜アニメも、無いので普通に寝れる。
「と、大丈夫か?」
「あ、え、ああ、すみません」
フードを被った小さな人がぶつかって謝ってきた。
かなりフラフラしている気がするが気のせいだろうか?
「気をつけろよ」
「はい⋯⋯失礼します」
かなり小さな声だったが、声音的に女の子だろう。
その後特に何も無く家に帰った。
途中コンビニに寄って朝食等諸々を購入しておいた。
「オリハルコン達、新しい仲間だよ」
オリハルコン達と四六時中居ると愛着が湧くことが分かった。
なので定期的にオリハルコンのホコリを取ったりオリハルコンに話しかけたりしている。
傍から見たら危ない人だろう。
「自覚がある事が怖い」
自分で思って自分を怖がる。
その後、オリハルコンと我が娯楽達におやすみを言ってから眠る。
コケコッコー(イメージ)
「おはよう。さて、諸々やってから行きますか」
外に出て井戸まで行き、井戸から水を取り出してタオルを濡らし体を拭く。
その後、朝食、身だしなみを整えて、
「いざ、換金に!」
オリハルコンと娯楽達に別れを告げ、換金しに行く。
この場所からはそこそこの距離が会ったりする。
1時間後
そこそこの時間が経ってしまった。
扉は自動ドアだ。
『魔工学』で人を完治すると作動する魔道具と『化学』の自動で動く、『魔工学』と『化学』の共同でできたドアだ。
「いらっしゃいませー」
「換金をお願いしてもいいですか」
「あいよー」
お、おお、ここまで適当なのか?
「これなんだが」
「ん?君は鉱員だろうから別種鉱石かな?さて、鑑定するよ〜」
凄いワクワクとした気配が『見える』な。
みかとゆうことはそれ程までにワクワク感を全面的に出しているのだ。
「むむ?これは、これは凄いぞ!」
「ええ!どうですか?」
「この別種鉱石はダブルだ!」
「なにぃぃぃ!あ、あのダブルですか!2個の特殊性質があんですか?」
「そうそう、そのダブルだよ。し・か・も、このダブルはさらにレアだよ」
「ど、どんな感じですか」
ついつい小声で聞いてしまう。
「この別種鉱石には、『回復魔法』となんと!」
「なんと?」
「中級火属性魔法が扱えるのだ!」
「え」
ポカーンとしてしまう。
それも仕方ないだろう。
なぜならこの人は、『中級火属性魔法が使える』と言ったのだ。
つまり、火属性の適性がなくても中級の魔法を使える事を指す。
「お、オイクラデスカ?」
「回復と攻撃に使え、そこそこ良い性能をしている。そうだね〜」
計算機をカチカチしている。
「ざっとこの程度でどうだ!これは奮発していよ〜こんな珍しい物絶対欲しいもの!色を付けてます!」
「⋯⋯」
「あれ?もしかして少ない?なら、残念だがここでは⋯⋯」
「あ、こんなに貰って良いんですか?」
「ああ、君、鉱石の価値が分からない人か。まあ、この値段はさすがに高いね。これには理由があるのだよ」
「り、理由ですか?」
「そう、今後ともこの様な鉱石を手に入れたらくれないかな?そしたらこの額でも⋯⋯」
「いつ、手に入るか分かりませんが分かりました!」
「よし!交渉(?)成立だ!」
俺は凄い大金、2777万を手に入れた。
こ、ここでもラッキーセブンの力が、⋯⋯さらにラッキーセブン追加入ります!
それから俺は書類を通して手元は10万円、後は銀行に預けるようにした。
「あ!カザトさん!」
「よう、美里ちゃん。何時もの頂戴」
美里ちゃんはここの花屋で働いている20歳の女の人だ。
「はい。いつものブルースターですね」
「ああ」
ブルースターの花は両親が好きな花だ。
なので墓参りにはいつも買って行く。
花言葉は、⋯⋯分からない。
ネットでの調べるのはラノベやWeb小説にしたかった。
なるべく電気を使い使いたくない。
「まいど!」
「ああ、また来るよ」
「はい!また、来てください!待ってます!」
美里ちゃんに別れを告げて両親の墓に向かう。
墓
「母さん父さん来たよ。聞いてよ、実は⋯⋯」
1ヶ月周期で墓参りに来ている。
墓を掃除してから花を添えて話しかける。墓にね。
何故か、こうしていると両親と話している気がするのだ。
別に両親の残像が見える訳では無い。
俺の両親は凄い人達だった。
それは王族直々の精鋭部隊の指揮官に任命される程の実力者である。
そんな両親はとても有名だった。
だからこそ俺は『出来損ない』と言われている。
今作品をお読み頂き感謝致します。
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