18.家の正式契約
タイトル変更を致しました。
書いていく内に『成り上がり?』と疑問を感じたので今後の話的にしっくりくる『スローライフ』に致しました。
商人さんが風呂に入っている間に紫煙はご飯の準備をしてくれる。
フードを脱いで置いて、手を洗ってご飯作りを始める。
「なあ、紫煙」
「なに?」
「鉱石栽培の件、あの商人さんに言わないか?」
「どうしてそう考えたの?」
「いつもの頼りにしているあの質屋でも良いけど、そこまで行くのが大変だし鉱石栽培で手に入れた鉱石を速くに売れるだろう?商人さん曰く定期的に運んでくれる人がいるようだし⋯⋯」
「ん〜お義父さんがそれで良いなら良いけど、頼っていたその質屋さんはどうするの?」
「時々売りに行くよ」
「そっか」
「お?いい匂いがしてきたな」
「今日はお客さんがいるからね。豪華にしてみたよ!」
「お、それは楽しみだ」
ジューっと肉が焼ける音と匂いが漂って食欲が湧いてくる。
迷っていたから尚更だ。
「上がりましたよ」
「⋯⋯ッ!」
「しまッ!」
「ッ!そ、その目はい、たい?⋯⋯珍しい産まれ方をしたのですね」
商人さんは一瞬驚き、紫煙の片目をまじまじと見ていたがすぐにそのような事を言って席に着いた。
1度まじまじ見てしまうのは人間的に仕方ないのかもしれない。
真っ白な壁に一つだけ黒色な点があったら目立ち、まじまじと見てしまうだろう。
それから紫煙が腕によりをかけて作ってくれた料理を食べて、紫煙が風呂に入る。
「あの、塚のことをお聞きしますがあの娘さんは⋯⋯」
「はい、義娘です」
「そうですか、とりあえず、明日手続きをしましょう」
「はい、お手数お掛けします」
翌日
「それではまず、こちらにサインをお願いします。これでこの家、土地の権利はお客様に移ります。あと、税金等の事ですが、希望を通しますと貯金から自動的に必要分堕とすようにすればよろしいですね?」
「はい、その方が楽なのでよろしくお願いします」
「分かりました。ネットの回線等は引き継ぎの方も終わっております。良い生活を祈ってます」
「ありがとうございます。それと、もう1つお話があります」
「はい?それは一体?」
俺達は鉱石栽培の話し、その証拠を話したが、ヘファイストス様から貰ったバドズィナミアの事は話さなかった。
「なるほど⋯⋯ふふ、ふははは、あははは!」
「ど、どうしたんですか!」
「わ、私の目を見てイカれましたか!」
「いえ、そのような事はないですが、それにそのような効果はその瞳にはありませんよ。ただ、綺麗なだけです。と、鉱石栽培の件はお願いします。やはり、私の勘は正しかった!」
「か、勘?」
「はい。お客様、貴方様が来て、一目見てなにかあると感じたのです。それが、まさか世間を揺るがす程の成果だとは思いませんでしが」
「せ、世間を揺るがす?」
「そうですよ。数が少なく出回りにくい特別鉱石を永久的に確保出来るのは素晴らしい事であり恐ろしい事である。貴方様のこの秘密、信頼する者に話してもよろしいですか?その者に今後貴方様の対応を任せようと思います」
「べ、別に構いませんが⋯⋯」
「安心してください。と、言っても今は言葉だけになりますが⋯⋯貴方様のこの秘密、例え国王や神様であってもバレないように致します」
「神様方に聞かれたら普通に言っても問題ありません」
「そうですか」
そもそも鉱石栽培出来るのは神様のお陰だしね。
その後数度話を交え商人さんは帰っていった。
「さあ、今日から新しい生活だな」
「そうだね。さて、畑、作りますか!」
「そうだな!」
庭に出てオリハルコン土を入れるための堀を掘った。
「シャベルだと辛いね。もう、十分に楽しんだし、魔法でチャチャッとやりますか!」
「え、魔法で?」
「そうだよ!土魔法を使えば土を操作出来るからすぐに掘れるよ」
「シャベルで掘った意味は?」
「楽しかった!」
「⋯⋯はは、そうだな!」
その後、紫煙が土魔法を使って堀を掘って、その中にオリハルコン土を入れる。
オリハルコン土の種を育てて出て来たのは大きなオリハルコンだった。
しかし、鉱石鑑定で中にオリハルコン土が詰まっており大きいオリハルコンだと思った奴はオリハルコンの膜な様で簡単に破ける程に脆い。
その膜を破ると中から土が出て来るのだ。
今までにかなり再生して採取出来たので今回掘った堀を埋めるのは出来た。
そのオリハルコン土の畑に等間隔でオリハルコンの土、オリハルコンの肥料、オリハルコン、付与の特別鉱石、付与の種とは違う種、石炭、鉄鉱石、銀鉱石、金鉱石、金剛石、白金、紫水晶、水宝玉、タングステンの種を1つづつ埋めた。
研究ように埋めた物もあるが、金銭を支えて行くの予定のは特別鉱石、金剛石、白金、紫水晶、水宝玉である。
タングステンは紫煙曰く熱に強い鉱石で使いようがありそうだからと言う意味で埋めた。
それと、付与鉱石の種と違う色の種は銀色で名前が【ランダム種】とゆうので、能力を持った鉱石をランダムで生み出すように成長するようだ。
つまり、このような性質等は持っていないとゆうか分からなかったので完全な新種とゆうか、鉱石の種としては純粋枠になる。
「何が育つか楽しみだね!」
「そうだな」
それと、紫煙に頼まれてめしべ、おしべが出来るようにした。
なんでも、交雑育種法をやるようである。
なにそれと聞いて見たところ、「簡潔に言うと品種改良ね」だと言う。
性質変化とゆうか鑑定でも分からないその本来の決定的な性質を見極め、どんどん良い物にしていく予定なそうだ。
つまり、人造石を作り出すようだ。
あと、合成石も出来るかもしれないと言っていた。
もう、俺の頭はパンクしていたよ。はは。
紫煙が何を考えているのか、分からない。
紫煙は頭が良い。そして、研究の事を妄想し話している紫煙はとても楽しそうだ。
学校に行って欲しいとは思っているし義務だ。
だけど、このまま一緒に暮らすのも悪くないと思っている。
「紫煙は学校に行きたくないのか?」
だからこそ、こう聞いた。
返答はこうだ。
「ん〜興味ないね。それに、学校に行くと戸籍とかで色々とバレそうだし、お義父さんもヤバいよ?」
「⋯⋯」
全く持ってその通り!完全に忘れていた。
これも孤児育ちの悪い所かな?親ではなく孤児院の先生がやっていたから。
こんなところでも紫煙と俺とのIQの差を分かってしまう。
義父としてなんか自慢出来ることはないだろうか?
「お義父さん」
「なんだ?」
「森、探索しよ!」
「え」
「迷子にならないように目印をきちんとやりながらね!」
「分かった」
「そうと決まったら速く行こ!」
「ああ」
俺は義父をきちんと出来ているだろうか?
ついに、ついにまともな鉱石栽培が始まるのか!長かった!まじでここまでお付き合い頂き感謝致します!
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再び言いますが、長々とお付き合い頂き感謝しております。




