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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異世界転生者記憶力良すぎ問題について

作者: にとろ

これを事実ととるかは自由ですがそこそこ経験者です。

 皆さん大好き異世界転生モノですが、ふと思ったことを書きます。


 それは……「リアリティ」です。


 ああ! 石を投げないで! 「異世界なんてあるわけ無いだろう」ってそこじゃないんです!


 私が書きたいのは「転生」部分なんですね。


 ちなみに転移についてはさっぱり分かんないので「転生」のみについて考えます。


 常々思っていたのですが「転生」するからには必要な事がありますね、そこが雑に扱われがちだと思うのです。


「転生」の意味としては新しい命として生まれ変わるわけですね、ということは……古い方の命は死んじゃうわけですね。


 で、死に方が雑な物が多いと思うんですね。


 とはいえ私も死んだことはないので「死にかかった」経験から語りましょう。


 実際に死んだことのある方は感想欄で体験を語ってくださいね(無茶ぶり)


 ちなみに私も流石に老衰するほど生きてはいないので「不慮の事故等」についてしか語れません。老衰後の転生については分かんないですね。


 ではよくあるトラック転生ですが……皆さん死んだときのこと覚えすぎじゃないですか?


 詳細に語ると運営さん方に怒られそうなので省きますが初回に死にかけたときです。


 まずとある物を摂取します。あ、現在は新規で生産されていない物なので手に入れるのは無理だと思います。


 さてここで意識は飛びます。え? 死にかかったときの記憶はって? やだなあ、覚えてるわけないじゃないですか。


 さて、そんな感じで「気づいたら病院」だったんですね。

 もうね、意識は途中でぷつりと切れています。


 ゆっくりと意識が遠のいて……というのが定番の描写ですが実際に死ぬとあんなに死にかかったときの記憶なんて無いんじゃないでしょうか?


 実際に死んだわけではなく「死にかかった」だけなので実際に死ぬと詳細な記憶があるのかも知れませんが……


 そして当たり前のように転生前の記憶をもって生まれ変わります。


 私は死にかかったわけですが……「死にかかった前」の私と「死にかかった後」の私からすれば前後の意識は完全に分断されているので極論「実は本当の身体は死んでいて記憶を移植された存在」が今の私でも自分でそれを判別することは出来ません。


 公開されている医療技術が全てなら私は同一の存在ですが、秘密機関みたいなところが「記憶の移植」技術を持っていれば前後で私の肉体は変わったことになりますね。


「転生」ですが日本人が転生する意味としては「現代技術を持ち込む」とか「主人公への自己投影が楽」という意味では大いにあるのでしょうが「転生」と「記憶の移植」は限りなく近い物なのではないかというのが私の見解です。


 さて、「お前一回の経験で語るのかよ!」というご意見もあるでしょうから第二回の「死にかかった」時の経験にも言及しましょう。


 とはいえこちらは「経験」がほぼ記憶に残っていないので語るのが難しいのですが……


 二度目の経緯は「なんかふわふわするなー」くらいの違和感を持っていたら記憶がいきなり病院へ吹っ飛びます。


 なんか痙攣とかしてたらしいですがさーっぱり記憶にございません。


 こちらはなんと精密検査しても一切原因不明、救急車が呼ばれたと後で聞きましたがさっぱり記憶が抜けてるんですね。


 ですので「死にかかった」のかは実のところ不明ですが……まあ突然の意識消失からの病院なので一応死にかかった経験にカウントします。


 で、異世界転生した皆さんは「前世の記憶」持ちすぎではないかと思うんですね。


 いや、どういう生涯を送ったかざっくり覚えているならともかく小学校での些末な出来事とかまで覚えてる方いるじゃないですか?


 異世界が地球と同じ物理法則をしているのはともかく、前世の記憶ってどうやって保持してるんでしょう?


 思うのは別に「転生」じゃなくても異世界人の「記憶のクローン」をして新生児にそれを移植すれば死者を出さずに転生と同じようなことが出来るんじゃないでしょうか?


  え? 転生にリアリティは要らない? まあそれもごもっともなのですが、異世界転生者の皆様の記憶力に驚いたので筆を執らせていただいた次第です。


 なおこのエッセイは「異世界転生」カテゴリに入るのか分からないのですが多分入れなくてもいいんじゃないでしょうか?


 もしもこうしてこれを書いている私が実は本当は一度死んでいるとかじゃなければ……ね……? 

異世界転生タグ付けろやタコ助が!という意見の方は感想で指摘してください。

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