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北極大陸・ペンギン物語

作者: 抹茶な紅茶

北極の国・・・・

あれと勘違いしたあなた!!

きっとあの音楽が あなたの脳に再生されてるはず!!!




挿絵(By みてみん)






今から二万年前、北極大陸は緑の豊な大陸だった。


ぐえぐえぐえくえぐえぐえぐえ~

森林に囲まれた緑の大地を駆け巡るかわいらしい生物。

それは北極ペンギン!!

北極に住んでいるペンギンである。

つまらない疑問を持ってはならない!!

あくまでもペンギンである!!


彼らペンギンは いつまでも、いつまでも、北極大陸で幸せに暮らしていた。



そこに突如、北極星方向の上空から巨大なオベリスクが落ちてきて 北極大陸の大地に突き刺さった。

オベリスクとはなにか!?  それはオベリスクであるww


このオベリスクは 唐突に光を発し、まわりを明るく照らした。

きらきらきらきら!!


光を浴びたペンギンが、突然に立ちあがり~

うぉぉぉぉぉ~ うぉぉぉぉぉ~

ペンギンたちの心の底からこみ上げる感情!

これは・・・・

うぉぉぉぉぉ~~


我思う 故に我在り


北極ペンギンの知能が上昇したのである。

もはやただのペンギンではない!

選ばれしペンギン!

キング・オブ・ペンギン


北極ペンギンは ついにペンギンの殻から抜け出し新たなる形態に脱皮した!!

北極原人ペンギンゲンジンの誕生である。


彼ら北極原人ペンギンゲンジンは それから文明化の道を歩みを始めた。

火を扱う様になり 建物を建て 農作物を育て 文字が完成し 道路ができ そして世にも不思議な魔法術を生み出した。 

これが いわゆる北極魔法文明である。



そして・・北極原人の人口が増えると 新たなる入植地を求め南下を始める。

北京原人ペンギンゲンジンによる大航海時代の始まりである。


南へ南へと・・・・広がっていく北極原人ペンギンゲンジンの生存圏。

入植地は全世界へと広がる



そのころ・・・北極原人たちは 原始生活をする猿人間にも接触した!

野蛮な猿人間を奴隷化することは 生物界の頂点に位置する北京原人として当然な権利である。

彼ら野蛮な猿人間を散々こき使い、猿人間狩りなどして、迫害の限りを尽くした。



そんな・・・・・ある日

宇宙飛行士とかいう猿人間に似ているようで似ていない知的生命体が異世界からやってきた。

そのため 北極原人世界では ちょっとした騒ぎとなってニュースとなった。

ペンギンの惑星とか叫んだり、猿人間を扇動して反乱を起こそうとしたので 

その異世界人を魔法の力で元の世界に送り返した。


猿人間の反乱!!!

北極原人はたいへん恐怖したが、そんなことは杞憂に過ぎなかった。

猿人間の知能では、われら北極原人の敵ではない

異世界人の反乱扇動を まったく理解できず檻の中で従順であり続けたからだ!!



われら北極原人こそ完成した完全進化形態。   

生物界の頂点である!!




この星では 知的生命体としてのライバル生物は存在せず 北極原人時代がしばらく続くのであった。


しかし・・・・そんな北極原人時代の終わりがきた!!

北極原人の魔法文明の突然の悲劇。




かつて北極大陸に落下してきた謎の物体オベリスク!?

そのオベリスクを北極原人の学者たちが調査中に、オベリスクの中に入れるドアを発見したのだ!!


学者たちは内部に入ると、さまざまな計器類とコンソールパネルがあった。

思わずコンソールをいじったところ、オベリスクの底から ものすごい炎を発し、

ロケットのように空高く飛んで行った。

宇宙へと旅発ったのである。  唐突な展開である!!



それから オベリスクからの光で 知能を得ていた北極原人は徐々に退化、

北京原人の知能が低下していく。

そして・・・かつての生息地の北極大陸も氷につつまれて・・・・たぶん沈没した。



それから、数百年ほど時間が過ぎると・・・・

奴隷にしていたはずの猿人間の知能が 北極原人を上回り、彼らの反撃が始まった。

もはや対抗する魔法も消失。

猿人間に襲撃されつづける北極原人!

ついに立場が逆転してしまったのだ。

文化的な衣装を着て先進的武器を持ち、 襲い掛かる猿人間・・・いや!! もはや人間に進化してしまっている。

それに引き換え、服を着ることも忘れ、言葉も忘れ、裸で逃げまくる北極原人。


次々と生活圏を奪われついに南極へと逃げ込み、北極原人から南極ペンギンになりはててしまった。



だが 南極ペンギンになってしまった我らにも希望がある!

南極大陸で ペンギンたちが海を眺めながら空に向かって鳴く。

オベリスクロケットとともに 空を飛んで行ったかつての同胞が、帰ってくると・・・・




かつての北極原人のなごりは シュメール文明アヌンナキ伝説にわずかに残っている。

ちなみに オベリスクロケットで飛んで行った北京原人の同胞は、月面ペンギンとなり 

現在、月面兎と戦争中である!!


これを読んだ後、ペンギンに偏見を持つ可能性があります。

くれぐれも注意してください!!!!

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