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プロローグ 神 七つの大罪 神の加護

世界一の魔術師? ですが本業は料理人ですので の外伝に当たります

アザゼルの誕生から、ガリューとの出会いまでの簡単な物語です。

本編にも関わってきますのでよろしくお願い致します!


プロローグなので短めです。

昔々の出来事。

とある世界には神と呼ばれる存在がありました。

神は、常に世界の全生物の頂点。いや、そのピラミッドから大きくかけ離れた存在でした。


神は毎日仕事をしていました。神の仕事はとても大変なものでした。この世界に存在する魔法という便利なものを世界の生物が安全に使えるように管理したり、この世の悪を取り除いたりしていました。

その当時神を除けば世界で最も力を持っていた人間は、とても高い文明を築き上げていました。その文明があれば、もう魔法など必要ないほどに栄えた人間。

それと同時に、人間たちは強大な力を手に入れました。他の生物を脅かすほどの大きな力を。魔法を殺傷目的用に改造してしまったのです。


このままでは世界の生態系そのものを破壊してしまうかもしれない。神はある時そんな事を考えました。

神は、このままでは良くないと、強大な力を秘めた七つの力の根源を罪として定め、七つの大罪として神が自ら守っていました。

神には寿命が無かったため、七つの力を永遠に封印できる。これで安心だ。と、少し油断していました。


ですがある時、謎の病が神を襲いました。神も生物だったので、寿命はありませんが、命には限りがあります。


神は結局、その病気に抗えず、死んでしまいました。死ぬ間際に神は、七つの力を封印し、世界各地の秘境に隠しました。

そして神は、自らを七つの力に解体し、この世からいなくなりました。


神の七つの力は神の加護と呼ばれ、七つの大罪に唯一抗える存在として、世界に放たれました。

その神の加護のうち、神の死後直後に覚醒した力が3つありました。


七つの大罪の封印を守るもの。死んでも死んでも記憶が次の体に引き継がれる、いわば永遠の転生を繰り返す、通称魔王の力。

魔王と人間の間を取り持ち、七つの大罪を世界の記憶から消すことを目的とした、魔王とほぼ同じ能力を持った人間の代表とも言える勇者の力。


二つの力は何度も何度も新たな命に宿り、二つの力は手を取り合って、その度その度に七つの大罪を恐ろしい人間の手から守る.......筈でした。


いつからでしょうか。勇者は自分の力がとてつもなく強大であることを知りました。調子に乗った勇者。これまで強い敵と戦うことの無かった勇者が、ある時魔王と遊び半分で戦ったことをきっかけに、歴史は大きく動き始めました。

これまで人類、いや、全世界最強だと思われた勇者が、魔王にあっさりと負けてしまったのです。


この物語は、世界最強だと思われていた勇者が、魔王に負けて、七つの大罪を手にしようとする、そしてその影響で魔王が世界侵略を行わなければならなくなるまでの、長くて長くて、でも何だか短い。そんな物語です。


本編、外伝共にお願いします!

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