空中ワルツ
あらすじ:ドラゴン達とお楽しみの夜を過ごしたエメラルダ、その時、空から教育するべきはずだったレベルガが空から落ちてきて・・・
私はその晩のおかげでだいぶストレス発散して、満足した私は翌日の朝に改めてレベルガに挨拶する。
レベルガと対面してお互いお辞儀する「レベルガ・ローリンス王子です!このたびは竜騎士指導の件を引き受けてくださって感謝いたします!」レベルガはまっすぐ教官に挨拶する
受けた覚えはないんだけどね・・・
私は少し嫌そうな顔をした後敬礼して「このたび教官に任命されたエメラルダ・リュイナスです、竜騎士のご指導とあらば王子の身の安全を考えるので少々厳しい指導も入る事を心得てください」
レベルガは敬礼して「はい!教官殿!!」
クソ親父こと、ガルブレスは「そうゆう事だ、エメラルダ、ローリンス王国でも頼むぞ」
私は親父を睨むと親父は苦笑いして、私はランディングゾーンまで行くと
ガルシオンが訓練生ドラゴン達を連れて待機していた
「お待ちしておりました、お嬢様、ドラゴン達は荷物を準備して待機しております」
訓練生ドラゴン達はビシッと整列して整っている、背中には必要な用品の類を乗せたバック
「上出来だガルシオン、ハルバード!!騎乗準備!!」
ハルバードは頭を下げて私を乗せると「いいか、レベルガ王子、私の飛行は甘くない、隊列の組み方や基本陣形は分かっているな?」
レベルガは元気よく「はい!教官殿!!」
レベルガがロベルトの乗り込み準備が整うとハルバードの手綱を叩き
「行くぞ!!」
ハルバードの気高い咆哮がドラゴン達の出発の合図
空高く飛び上がると、恒例のドラゴン達の会話タイム
私の耳はドラゴン達の言葉が理解できているため聞いてて飽きないが
レベルガが暇そうにしていて私が並走して「レベルガ、王国外ではこのように呼び捨てで呼ぶ、貴公も童をエメラルダと呼び捨てでも構わん、それでだ、レベルガは今ドラゴン達が会話している声が分かっているか?」
レベルガが頷いて「はい、グルグル鳴いて、ドラゴン達と話しているようですね、言葉は分からないですけど・・・」
会話の内容は・・・
ロベルトがハルバードに「き、昨日は気持ちよかったですね・・・」
ハルバードは偉く不機嫌で「食い殺されたくなかったら、その閉まりのない口を閉じろ」
ロベルトは下を向いて「あ、・・・う・・・しゅん・・・」
後ろの訓練生ドラゴン達は・・・
アルベルトが指をさして「あの青いドラゴン何何?」
メライアがクールに「貴族のドラゴンらしい、階級が高いドラゴンだから経緯を払うように」
ハルバスが気に入ら無さそうに「ッケ何が貴族のドラゴンだ、飛行の仕方もまだまだヨチヨチ程度じゃねえか」
アルベルトが苦笑いして「仕方ないよ、だってエメラルダ教官が特別だから、僕たちは一歩先の指導を受けてるんだし」
まったく・・・フリーダムだなこいつらも・・・
私は飛行し続けて「ハルバード、ロベルトの性能を図りたい、コネクトするからチェンジザライドするわ」
ハルバードが頷いて「了解した」ロベルトの真上へとひっついて私は飛び降りる
レベルガが驚愕して「えぇぇぇぇぇ!?」
ロベルトに乗り込むと「ロベルトごめんね、レベルガが安全に乗りこなせるドラゴンかちょっと調べさせて」
ロベルトが不思議そうに「調べるってどうやっ・・・」
私は手のひらをロベルトに当てて「コネクト!!」
体感覚がロベルトの物になる、背中に二人乗せているわりにはうまくバランスを保っている、ふむふむ・・・安全性重視の良いドラゴンだ、これならレベルガも思いっきり戦える。
私はコネクトを解除するとロベルトは「な、なに!?エメラルダさんの意識が・・・僕の中に・・・」
私はハルバードに飛び乗るとハルバードはロベルトの側を並走して「エメラルダはハーフドラゴンだ、だからドラゴンとああやってコネクトと言ってエメラルダと意識と感覚と同化させる、それだけでエメラルダはドラゴンの潜在能力を見切る。何、最初は慣れないがなれると良いものだ、パートナーと一つになることで意識や記憶の共有、それだけじゃなく、苦しみや、喜び、そういった物も共有されて楽になる」
ロベルトが頷いて「やっぱりエメラルダさんは特別なんですね!」
ハルバードは頷いて「あぁ」
空気がざわめく
ハルバードが気取り「エメラルダ」
私は辺りを見回して瞳を閉じ、感じる「分かってる敵が来るわね、数3体って所ね」
私は声を荒げ「各員!戦闘が起きる!東に旋回、3.5kmで旋回待機!!片づけてくるから、よく戦闘を見るのよ!!ハルバード!!」
レベルガは慌てて「っえ!?戦闘!?」
アルタイルが先陣切って「ロベルトさんこっち!!」
ロベルトを誘導して避難した、うん良い子だ
ハルバードが獣の笑い方をして「久々に血が見れるな」
私も気分が高揚して、リボルバーを手に取り「ほんとね、気分が高まるわ、ドラゴン達は、説得できる相手なら引き入れるわ、いいわね?」
ハルバードはニッコリと笑い「人は殺っていいんだろ?」
私は笑顔で頷いて「もちろん」
敵が見えてくる、敵は全身ドラゴンも兜も真っ黒に統一していて組織が不明にしている
「アンノウンってわけね、エメラルダ!交戦!!」
相手の竜騎士達は手練れで、武装はスピア、正確に突いてくる
しかし・・・私は軽々回避し、槍の矢先を手でペンッと払い除けて
ハルバード低速で飛行しわざと後方を敵に取らせて
「エメラルダ!!カウンターマニューバをかける!!一発でぶち抜け!!」
私はリボルバーを強く握り「了解!!」
後方の敵の槍が私の射程に入った瞬間、ハルバードが翼を急展開させてグワッと後ろに下がる
敵も急な軌道の変化に驚いて姿勢を崩す
そこに私のリボルバーの銃口が敵の額を狙う。
すさまじい発砲音とともに敵兵の頭から血しぶきが舞い、乗っていたドラゴンが混乱する
レベルガが双眼鏡で見物して「す、すごい・・・あれが噂のエメラルダさんの秘密兵器」
アルタイルが興奮して叫ぶ「エメラルダ教官~頑張って~」
メライアもうんうん頷いて「あれがハルバードの実力、あんな急旋回したら、翼の骨が脱臼してしまうはずなのに・・・持ちこたえてギリギリを見極めている・・・すごい」
ハルバスは言葉も出ない
他の兵たちは私たちの技術を見て勝てないと悟り、逃げ始めた。
優秀ね、勝てないから情報だけでも持ち帰ろうって魂胆ね、させないわ。
ハルバードの最大速度はふつうのドラゴンの2倍は早い
逃げる兵の背中に標準を定める「悪いけど、仕掛けたのはアンタ達だからね」
銃撃が当たり兵士はポロリと落ち森へと消える
最後の一体・・・
できれば殺さずに捕まえて拷問して吐かせたい所
「ハルバード人間を捕縛できる?」
ハルバードは首を振り「やめたほうが良さそうだ、あいつら緊急用の自爆用の火薬を持ち歩いている、お前の火薬と違う匂いがする」
仕方ないわね・・・
私は先回りして目の前に現れて
エメラルダは狙いを定めて「デッドエンドよ」
兵はヘッドショットされ、地面へと落下していく
ドラゴン達は困惑していて私が声を出す「ドラゴン達よ!!このまま自然へと戻るならそれも良し!だが私と共に来たいというならば来い!導いてやる!!」
ドラゴン達は目を輝かせて私の後を追ってくる
ハルバードはにんまりと笑い「相変わらずモテるな」
私はクスクス笑って「ドラゴン達は殺したくないもの、あの子達もどんな味がするのか本当楽しみだわ、主人の事を忘れるほどの快楽で塗りつぶしてあげたいわ」
ハルバードはムスっとした顔で「気の毒にな、あの新米ドラゴン達も・・・」
ドラゴン達には種類が居て、レンタルドラゴンのような存在であれば忠誠心など無い、私がこうしてやってやればおのずとついてくる。
レベルガ達の元へと戻ると見慣れぬドラゴンにメライアが警戒するが私は「大丈夫だ、コイツらは私が飼う、皆ついて来い!!」
飛行中にドラゴン達に聞きたい所だが、何か口に噛ませられているらしく、喋れそうになかった
そしてようやくローリンス王国が見え始めてきた、王国のすぐそばに湖があり綺麗だ
「いい場所ね、早く行ってお風呂に入りたいわ~」
私のお風呂という言葉にハルバードがビクッと動くから私は「大丈夫あなたじゃ無いわ、あの子達から情報を聞き出すの」
ハルバードはアァ・・・と新米ドラゴン達を憐れむ目で見つめる
私はその目に文句を言う「何よ、あんただって気持ちよさそうにしてるクセに」
ハルバードは怒って「貴様がくすぐられたら笑うように、ドラゴンもそうなるのだっ!!」
私はハルバードの耳元で「それでも気持ちいいでしょ?」
ハルバードの体温が急激に上昇して「次の日は確かにうまく飛べるけどさ・・・」
私はハルバードの背中を撫でて「お利口さん」
ハルバードは照れて「やめろ!」
私が笑うと王国のランディングゾーンが見えてきた
氏名:レベルガ・ローリンス
性別:男
年齢:12歳
武器:片手剣
詳細:昔から竜騎士にあこがれゴッコ程度の遊びだったがセンスがあると認められ、専門の教師をつけられる事になる、礼儀正しく、訓練には真面目。
相棒のロベルトとは一緒に育った仲である