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転生してドラゴンブリーダー始めました  作者: グランディア
第一章:ドラゴンの育成係
16/36

平穏の終わり

私は地下施設で過ごす日々が続いた、ガルシオンと考えて鉄を叩いて、お風呂に入って、おいしい食事をとる。


私はチーズと食べワインを飲んで「ふぅ・・・ここに入って一か月目・・・なんかあまりに充実した毎日でなんか駄目になってしまいそう・・・」


ガルシオンも苦笑いして「本当だね、これだけ幸せな生活が続いたらね・・・」


私もガルシオンを見て「本当ごめんね、ガルシオンもやりたい事あるでしょうに、私の武器作りなんて手伝わせて」


ガルシオンは両手を振り笑って「そんな事ないよ!僕も楽しいからさ・・・”君が幸せそうにしている”事がね・・・」


私最後の方が聞き取れず「うん?最後の方聞き取れなかったわごめんなさい」


ガルシオンが笑って「ううん、なんでもない!」


私も頷いて「そう、それにしてもこんだけ長い時をあなたと過ごしたのは本当学生の頃依頼だわ・・・」


ガルシオンも頷いて天井見て「そうだね」

ガルシオンはフフッって笑うと「あの時の君の学習能力の高さには教師も僕も驚かされる毎日だったよ」


エメラルダが苦笑いして「あぁ~・・・」


私が転生者だから一通り勉強してたから、思い出すだけだったし、前世が進歩しているから、余裕の問題だったとは言えないわね~・・・


------


10歳の時

学校の自由時間の時、ランディングゾーンの場所で


「ガルシオーン!!」まだ10歳の私がフェロニクスにまたがり、ガルシオンを呼ぶ


「ちょ、待ってよ~エメラルダ・・・僕はドラゴンと会話できないからそんなに扱い熟せないよ~」


マグナスが嫌そうに歩いてくる


私がクスクス笑って「だってマグナスがガルシオンの事嫌いだって言ってるからだよ?ちゃんと優しくしてあげてる?」


ガルシオンがふぇ?という顔をして「だって分からない事を教えるのはドラゴンライダーとしての務め、それを理解して戦うのがドラゴンの役目、そうじゃないの?」


私はフェロニクスの背中を撫でて「ドラゴンは友達!親友!愛人!なんでもいいのよ、ドラゴンと会話できるから私はよく知っているけど、ドラゴンにも私達と同じくらい感情があるの、だからこんな役割とかそういう”押し付ける”のではなく一緒に理解して育つ事が大事なのよ」


ガルシオンが苦笑いし顔をポリポリして「やっぱりエメラルダは頭がいいなぁ・・・今の話、ドラゴンと友達になるって意味しか分からなかったよ」


私も笑顔で「それだけ理解していればいいわ!・・・そうね!ドラゴン達とお風呂に入りましょ!」


ガルシオンが驚いて「お風呂?・・・分かった!でもいいの?エメラルダって女の子でしょ?僕男だけど大丈夫なの?大人たちは女の子と入る事は禁忌だって言ってたけど」


私は苦笑いして「それは~・・・その・・・うん!私なら大丈夫だからさ!ね!」


ガルシオンが笑って「そっか~分かった!じゃあ、今日の学校終わった放課後に行くよ!」


「うん!」


------


そして放課後、私はガルシオンを連れて風呂場へ連れて行った


ガルシオンがルンルンのフェロニクスを見て「フェロニクスなんだか、少し元気だね」


「そうよ、私はフェロニクスとこうやって毎日お風呂に入ってお話してるの」


「ふーん・・・マグナスもなんかお風呂は初めてのようだから、なんか率先的だね」


私が湯に浸かると「あぁ・・・気持ちいぃ・・・フェロニクスおいで!」

フェロニクスが「待ってました!」


私の懐に頭をこすりつけて「よしよし・・・マッサージするわね!」


体を揉み解していく、ガルシオンも真似してマグナスにやってみるとマグナスも気持ちよさそうにしている、それを見たガルシオンが「うわぁ!こんな顔のマグナス初めてみた!可愛い!」


「ガルシオンはマグナスの事好き?」


「うん!大好き」


私はマグナスを見ると「ガルシオンの事はマグナス好き?」


「・・・・・・まだ分からない」


「そっか・・・」


私がフェロニクスとキスをしているとガルシオンが真似してマグナスにキスした


私が焦って「っあ!これは真似しなくてもっ!!」


マグナスが沸騰して倒れた


「!?」

「!?」


それからだった・・・マグナスとガルシオンの恋が始まったのが・・・


来る日も来る日もガルシオンはマグナスと風呂に入り続け、どこで覚えたのか、ガルシオンが

マグナスの喉あたりに顔をつけて「マグナス・・・ごめんね、今までドラゴンの気持ち全然考えてあげられなかった・・・だから今度からは・・・」


マグナスは次第にガルシオンに毒されていった


そして1か月経つ頃には、「マグナス・・・」

「マイハニー・・・」


お互い熱いキスをするようになった


私もその絶大な効果には驚いた、それ以降という物、お互い言葉が分かっているような感じになり、訓練の成果も格段に向上したのだった


私もフェロニクスもこの時確信した、ドラゴンと人は愛し合う事で力を何倍にも発揮すると


------


「エメラルダ・・・起きて」


私が起きると地下施設で「っあ・・・私寝てたの?」机で眠っていた


「話してたら眠くなって寝ちゃったんだよ、さぁ今日はもうベットで休もうか」


私も頷いて「そうね、それじゃ、私は寝るわお休みガルシオン」


「お休みエメラルダ」


私はベットに入って寝静まる


------


地下施設のドアが開いて

ガルシオンが「どうした?ほとぼりがもう冷めたのか?」


兵は「いえ・・・それが・・・」


「なんだって・・・?ここに超大規模演習を行って燻りだす作戦だと?」


「えぇ・・・何せ、ここはドラグニール王国の領土ですけど、バーンズ帝国がやたらと、ここを指定するのです。国としても、演習は別に悪い事ではないので断れば周辺諸国に怪しまれます・・・断れないんですよ・・・だから早急に移動を期限は1週間後です」


「・・・・・・分かった、何とかする・・・ロムシャル湖の隠れ家は使える状態か?」


「えぇ、使えますが・・・」


「分かった、近いうちにそっちへと移動する」


「分かりました、どうか幸運を」


兵達が去るとガルシオンは悩み「ずいぶんと大胆に出たなナナイケンジ・・・エメラルダは僕が守る・・・」



------


翌朝私は背伸びしてガルシオンに会いに行こうとすると

ガルシオンはリビングで悩んでいる


「どうしたの?」


「うん・・・武器の件のなんだけど、早急に作り上げた方が良いかもね」


私は椅子に座り真剣な顔で「奴らが何かを?」


ガルシオンは頷いて「うんナナイケンジが動いた、ここの上で大規模な演習を行うらしい、ナナイケンジは確信犯だ、ここで演習なんかすればここはこじ開けられてしまう・・・だから移動する必要が出たんだ」


私も頷いて「わかったわ、もう大体仕上がっているから後はテストや弾薬を作るだけだから」


ハルバード達も「忙しくなってきたな・・・」

マグナスが頷いて「そうだねぇ・・・激しくなりそうだね、マイフレンド・・・」


------


そしてついに完成した、新型アサルトライフル、弾薬数は300発と一回戦闘分しかないが心元ないが仕方ない、そして約束の1週間の2日前


私はここの天然温泉に浸かりガルシオンに

「ねぇガルシオン、次に隠れる隠れ家だけど・・待ち伏せの危険はあるわよね?」


ガルシオンも頷く「うん、かなりある、だから殲滅が必須になるんだ、今回はドラゴンも殺らないとダメな状況になるかもしれない・・・何せ帝国の兵が待ち伏せしているかもしれないから、ドラゴンも主人に忠実なはず・・・」


私はため息を吐いて「本当・・・ドラゴンを殺す事だけは私は何が何でも避けたい・・・けど無理そうね・・・相手は全力で掛かってくる・・・」


ガルシオンは申し訳ないという顔をしている


「そんな顔しないで・・・敵だってそれだけ必死って事よ、想定できない事態なんていくらでもあるわ・・・」


ガルシオンは頷いて「そうだね・・・その言葉に救われるよ」


------


そして翌日・・・私達は完全武装で飛び立つ、ガルシオンはガルシオンお得意の超撃鉄と言われる普通の槍の長さの2倍はある超重量級槍、リーチがあまりに長いため重量は鬼レベルだが、ガルシオンはそれを軽く振り回す。


私も久々の鎧に身を包み今回はしっかりと鉄製のを着た

背中には新型アサルトライフルとサイドアームでリボルバー、そして片手剣


ガルシオンが私に「向かう場所はロムシャル湖、そこに隠れ家がある」


「分かったわ」


私達は空へと飛び上がり、ガルシオンの後に続いて飛ぶ


ハルバードが私を見て「やけに重武装だな、ガチでやり合うのか?」

「えぇ・・・できるだけ殺しは避けたいけど・・・相手は帝国兵・・・バリスタカノンを持っているでしょうし・・・容赦なくいかないと逆にやられるわ」


ハルバードもバリスタの攻撃は一度体験済みだ

「あぁ・・・マグナスにあんな思いはさせたくねぇからな・・・」


私がクスッと笑い「マグナスの事嫌いだったんじゃないのね!」

ハルバードは慌てて「ば、ばか!違う!ガルシオンが悲しむからだ!」


私が笑った後、進行方角を向き「さぁ・・・行くわよ」

「おう!!」



2時間ほど飛行し続けるとハルバードも私も気配を気取った

「ガルシオン!!何かくるわ!!」


ガルシオンは私の声でとっさに回避軌道を取る

その瞬間危機一髪でバリスタが飛んでくる


マグナスがヒヤッとした顔で「あぶねぇ・・・助かったぜマイレフンドガール!!」


そうすると次々ドラゴン達が森から上がってくる

間違いない、赤い鎧の鋼の鎧・・・バーンズ帝国兵・・・


ガルシオンへと帝国兵は集中攻撃を始める


「ハルバード!!本気で行くわよ!!」

「あぁ!!」


私は新型のアサルトライフルを構え、「ごめんね・・・」

ダダダダッ!!ドラゴンの鱗を貫通し、ライダーごと落ちて行く


「なんだあの武器は!?我らが誇る竜の鎧を貫通して・・・」

「散開してエメラルダを押える!!」


あの指示している頭のヘルメットに羽がついた奴が指揮官ね・・・


「ハルバード!!アタックフォーメーション!!」


ハルバードが空へと上がり太陽を背にして飛ぶ


後ろから追撃した兵達が目くらましを受けると


私は「転換!!」


ハルバードは空中で浮力をを失い、急速に落下するとハルバードの能力で

その勢いのまま敵兵を素通りそして隊長と思われる男へと突撃する

私はアサルトライフルで銃撃して叩き落とす


「た、隊長がやられた!!」

「仕方たない奥の手使うぞ!!」


奥の手・・・?


嫌な予感がする

ガルシオンが敵兵の元へと駆けつけ、超撃鉄の槍をぶんぶん振り回して敵兵たちを刺突して叩き落としていく


「刺突っ!!バースト!!」槍の先端が爆発して敵兵は大ダメージを受ける

超撃鉄は内部の爆薬を仕込む、私のオリジナル武器、ドラゴンも爆発で落ちて行く


そしてガルシオンが突撃すると、兵は何かバックから出そうとしている

「ガ、ガルシオン!!駄目っ!!!」


「っえ!?」


ガルシオンが驚いた瞬間、閃光弾らしき物が爆発する


「閃光弾!?どうしてあんな物が!?」


ガルシオンは目眩ましを受け「くそっ・・・」


そうすると帝国兵がドラゴンの肩に装着されているバリスタのネット弾を放ち捕まる


「ガルシオン!!」私はネットを放って捕まえているドラゴンに銃口を構え

「この野郎!!」

ハルバードが「よせエメラルダ!!あの体勢で落下したら死ぬぞ!!」

「っぐ・・・!」


そうすると、今度は帝国兵がネットに向かってガス弾をバリスタから放つ

「睡眠ガス!?どうしてあんな物まで!!」


ガルシオンはピクリとも動かなくなる


そうすると帝国兵がネットへと槍を突き立て「大人しくしろエメラルダ・リュイナス、この者の命が惜しければ・・・素直に我々の指示に従う事だ」


「っぐ・・・」やられた・・・相手がこんなに最新鋭の武器を装備しているなんて想定できなかった

閃光弾にネット型バリスタ、そして催眠ガスまで・・・


私はガルシオンの命のために指示に従う事にした

今日もキャラクターが居ないため、設定を書きます


バーンズ帝国ですが、ここは鉱山地帯の近くにそびえたつ、鉱石の実権を握っている大帝国

かなりの過激派で、何度も戦争して勝利へと輝いている、何よりその技術力だ

バリスタカノンと言われる、ドラゴン達の肩に装着する大型バリスタが竜騎士の戦局を大きく変える


これの構造はエメラルダが解析して、作れるが作れば、即刻に戦争をするという、条約があるため、うかつに製造できない。それに対地攻撃も向いていて、バリスタカノンは爆薬の投下もできて、上空からライダーが狙って爆撃できるというこの時代においてチートウェポン


果たしてエメラルダ達はどうなるのか


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