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転生してドラゴンブリーダー始めました  作者: グランディア
第一章:ドラゴンの育成係
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ガルシオンとの隠居生活・・・?

「ガルシオンどうしてここに?」


ガルシオンが私の前に立ち「アルセルフもナナイケンジも君が狙いだ、君を退避させる事・・・それが僕の使命・・・君のお父様から直々に私に護衛依頼が来ました」


私は立ち上がり「大体予想ついていたわ・・・アルセルフのあの馬鹿竜の妻として誘拐する事・・・そしてナナイケンジの目的は不明だけど私の体の秘密が知りたい・・・そんな所でしょうね」


ガルシオンは頷いて「ご理解が早くて助かります・・・訓練生ドラゴン達はローリンスへいったん預ける事になってしまいますが、問題ありませんね?」


私は頷いて「えぇ、ここに居れば後は自主練するから問題ないわ」


ガルシオンが叫ぶ「マグナス!!」

「呼んだかね?、マイハニー」

私もハルバードへと乗り込む


ハルバードがマグナスを見てゲェという顔をする


マグナスはハルバードに「どうした、マイフレンド、浮かない顔をして」

ハルバードは嫌そうに「お前とガルシオンのいちゃつくの毎晩見なければならないのかと思うとゲロが出そうになるだけだ」


マグナスは腕を広げ「何を言ってる!種族こそ、越え!さらに性別までこ越えた愛こそ、真なる純愛っ!!」


ハルバードは聞く耳を持たず「はいはいそうですね・・・」

私がクスッと笑うとマグナスは「どうしたんだい?エメラルダ譲さん?」

私は笑って「相変わらずだなって安心したのよ、ガルシオンとの愛は不滅のようね!」

マグナスはご機嫌に笑い「よくわかっているじゃないか!マイフレンドガール!そうさマイハニーとの愛は不滅!!」



私は話を終え。

空へと飛び上がりちょっと進むとガルシオンが並走して「エメラルダ、今回はドラグニール王国へは逃げない、待ち伏せされていると情報があるからだ、ついてきてくれ!」


ガルシオンが旋回旋て回しいく、私達も後を追う

私がガルシオンに「ねぇ!この方角って確か・・・雪山じゃない?いいの!?」


ガルシオンが言う「あぁ!そこに臨時で建てた隠れ家がある!そこに行くんだ!」


そうすると後ろから「エメラルダさーん!!」

イケメンズがやってきた


「酷いじゃないですか、何も言わないで去っちゃうなんて」ダッカが横にくる

ブレスタンも横に来て「エメラルダさんにはすっごい良い経験させてもらいましたよ!」

アノールは後ろから「僕も久々にワクワクしたよ!また”安全”になったら今度は教育してねっ!」


マッチも「あ、あんたの事・・・見てるとバチバチするからさっ!また来てくれよなっ!」

スフィアも「まだお風呂入る約束果たしてないからまた、きちっと守ってね!」

レッドは「エメラルダ・・・ついて行って君を守る盾となれないのが残念だ・・・だがあなたが俺に言った言葉はいつまでも残っている、必ず・・・強いドラゴンになってみせる!」


「うん・・・皆・・・ありがとう!!」私は手を振るとイケメンズはローリンスへ帰っていく


ハルバードが少し笑い「っふ・・・食えない奴らだな」

「そうね・・・さてと・・・隠れ家ね・・・どんな所かしら」


-----


ガルシオンが着陸した場所は雪山のど真ん中で

私も下りると「寒っ!!ちょっとドラゴン達は寒さに弱いの知ってるわよね!?」


ガルシオンが笑って「大丈夫さ、今入口を出すから」


マグナスもガタガタ震えて「は、は、早い所出してくれマイハニー・・・い、いくら僕と君の愛が情熱的な暑さだとしても、この寒さは僕に--」


ハルバードが全然平気そうに「だらしねぇな・・・お前ら」


私はハルバードを見て「あんた何で平気なの!?」


ハルバードは笑って「そりゃ、自然界で生きていたからな、体の鍛え方が違うんだよ」


ガルシオンが腕を出して瞳を閉じ「白き雪に埋もれるは、楽園の事なり」


合言葉のような物を言うと雪からドアが現れる、開けると地下施設のようだ


私が固唾を飲んで「す、すごい・・・」


ガルシオンがドアに入っていくと中は暖かく「あ、あったかい・・・」


マグナスがキャッキャ騒いで「マイハニー!早くお風呂に行きましょう!!」

ガルシオンが笑って「待ってよマグナス、まずはエメラルダお嬢様に施設を案内しないとさ」


私がキョロキョロ見渡して中へと入ると

ガルシオンが振り返って「ようこそ、ドラグニール王国、第三隠れ家、雪の城へ」


「すごい場所ね、それよりもさっきマグナスがお風呂って言ってたけど、ひょっとしてこの暖かさは」


ガルシオンが笑顔で「そう、ここには温泉があるんだよ」


「温泉っ!?」ハルバードがあぁ・・・とゲンナリしている

マグナスが不思議そうに「どうしたマイフレンド?君はお風呂が嫌いなのか?身だしなみも整えられるぬドラゴンはエメラルダのような美しいマイフレンドガールにはお似合いではないぞ?」


ハルバードが眉をひくひくさせて「あのなぁ・・・俺は”アレ”をするのがどうかと思うんだよ・・・」


マグナスは両手を広げてキラキラと光り「だって良いではないか!!人と愛を育むべきはベットではなく風呂場という事に!!あのポカポカして気分が高揚する中で、マイハニーに甘い言葉をかけられてみろ!!私は沸騰して卵を産んでしまいそうだよっ!!」


ハルバードが突っ込みを入れる「お前オスだろうがっ!!」


マグナスは顎に指を当てて

「フッ・・・やがてそこは魔法が解決してくれるだろう・・・何僕たちはドラゴン・・・元をたどれば爬虫類・・・性転換だってする種族だという事を!!」


ハルバードはゾゾゾと背筋を震わせて「も、もうやめろ・・・聞きたくない」


私は鎧を外して背伸びして「んーっ!ガルシオン、ここにはどのくらいまで滞在するの?」

ガルシオンは「んー・・・2か月くらいですかね」


私はため息を吐いて「まぁ情勢が情勢なだけあって仕方ないでしょうね・・・それまで暇になるわね、工場こうばとかってある?」


ガルシオンが待ってましたと笑い、頷いて

「エメラルダお嬢様のためにご用意いたしました!」キリッと言う

さすがガルシオン!気が利く!


私はガルシオンに「後、ここには使用人とかは居ないんでしょ?」

ガルシオンが頷いて「はい、私とお嬢様だけです、それとドラゴン達ですね」


私はガルシオンに振り向いて「敬語はいいわ、ここでは私達だけしか居ないなら問題ないでしょ?訓練生時代の時みたいに気楽にいきましょ」

ガルシオンは頷いて「本当”エメラルダ”らしいね」


「ふふっ、さてと・・・工場に行く前に汗を流そうかな、私ローリンスで結構頑張ったしちょっと疲れたわ」


ガルシオンが鎧を脱いで「温泉の場所に案内するよ」

お風呂で使うシャンプーやドラゴン達のお手入れの道具をもって階段を下りていくと洞窟の中にある天然お風呂だった

「うわぁぁぁぁ!!天然温泉風呂!!」


私はポイポイと衣服を投げ捨てて飛び込む

「ひゃっほーい!!」

ガルシオンも服を脱ぐとマグナスは喜んで「マイハニー!!この至福の時をどれほど待ったか!!」

ガルシオンは笑って「ごめんねマグナス、最近忙しくて全然”満足”させてあげられなくて・・・」


ガルシオンがマグナスの頭をよしよし撫でてやるとマグナスはうっとりとして

「そんな事ありません・・・ホアァァァァ・・・浄化されていく・・・マイハニーに・・・」


私がハルバードに熱い視線を送り続けるとハルバードは冷汗をかいている


私がうらやましそうにガルシオン達を見た後グスンとるすると

「だぁぁぁぁぁぁ!!もう分かったよ!!好きにしろ!!」


そういい天然風呂に飛び込む

私がハルバードの今日1日働いた翼、揉み解す

「あぁぁぁぁ!!キュウゥゥゥン!!」


ガルシオンもマグナスと熱いキスをしていると、私もいいなぁと思いハルバードにキスしてあげる


マグナスはハルバードと違い、気分が高揚しても自我を失わないため、いつまでも幸せそうな顔でガルシオンの鍛え上げられた肉体にスリスリしている


私はガルシオンに「相変わらずうらやましいわ、お互いがより”高度”に愛し合うとそうなるのね」

ガルシオンは笑って「マグナスは僕の大事な”恋人”だからね性別なんて関係ない、君だってハルバードみたいな君が学生時代に言ってた”ツンデレ”って感じも嫌いじゃないよ」


私はクスクスと笑い「なんか地上の時間を忘れて、久々に羽伸ばしできそう・・・」

ガルシオンは頷いて「君が国にとどまらなければ、アイツらは探し回っているだけだから、国には被害はでないよ、お互い狙いは君だし、ドラグニール王国に攻めたりとかそんなバカな事しないだろうし、まぁどっちにしろ僕が奪わせないけどね・・・」


私はその言葉に感謝して「ありがとうガルシオン、しばらく”教官”としてエメラルダを忘れて、私の自由にしてみるわ」


ガルシオンも頷いて笑顔で答えてくれる


------


それから私はガルシオンと新たな武器の開発に着手した、念願のフルオート銃の製造


前は時間が無くて全然手が付けられなかったが・・・これだけ時間があれば、作れる


私はガルシオンと設計図を書き上げた理想型のライフル・・・それは片手で打てるアサルトライフルだ

私は握力や腕力が常人ではないためアサルトライフルのような炸薬量が多い武器でも余裕で撃てる

そのため貫通力を強化したアサルトライフルであれば魔竜などにも通じるようになるはず


そして書き上げた設計図・・・それは前世のAKシリーズを真似た作りにした、何せ構造が簡単なためだ

そしてドラムマガジンも取り付け、圧倒的に重量は増えるが、私ならば問題ない


そして設計図ができた所で夕食になる


私は食糧庫で「ここすごい備蓄量ね・・・」

主にハムやワインチーズなど保存しておける食べ物がたくさんある

そして温泉の熱を利用したオーブンもある


今日は私がパンの生地をこねて、ガルシオンにここに招いてもらったお礼にモチモチのフォッカチオを作ってあげる。そしてハムを薄くスライスしてワインを添えてOK!


ドラゴン達の前に出すとマグナスが「うーん・・・やはりエメラルダの作るパンは美味・・・このモチモチと感じ・・・それにハムがこれまた美味・・・」


ガルシオンもフォッカチオを食べハムを食いワインを飲む「ふぅ・・・上の人たちに申し訳なく思うよ・・・アルセルフもナナイケンジの部下も血眼になって探しているのに、僕たちはこんなにも優雅な時間を堪能できるなんてさ」

私も笑って「ほんとよね!さてとじゃあ上のおバカさん達に!」ワインを掲げて

ガルシオンも掲げて「おバカさん達に!」


「「乾杯!」」



今回はキャラクターが居ないため設定資料などを公開していくつもりです


ここの世界の魔法はとても便利な物ですが扱いこなせる者は少ないです、ランクは初級・中級・上級・賢者となっています。人間である限り、魔力のコントロールが難しいためです、エメラルダも中級魔法(ファイヤーボールや雷を放ったりなど、ごく普通の攻撃)はできますが上級などの雷を落としたり、拘束魔法バインドなどはかけられません。


あと生活施設ですがすべての建築においてドラゴン達が使う事も想定されドアも大きいため、平均的な家はかなり広いです。


あとドラゴンの飼育ですがアルタイルやハルバス、メライアなどは養成所という所から出ていますが

ドラゴンが卵を人間達に渡し、育てるのを頼むケースがよくあります、人間に育ててもらうほうが社会でも馴染みやすくドラゴンは幸せに生きられる確率が高いからです。逆にハルバードのように人を嫌い野生で育つドラゴンも居ます。

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