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カエルと帰る
道路をテクテク歩いていました。
それは、歩道もないただの狭い道路でした。
私は今日、学校であったことを歩きながら考えていました。
すると突然 傍から何かがピョコンと私の前に飛び出してきました。
カエルです。
それはそれは大きいカエルがそこにおりました。(多分ウシガエル)
「うわ……でか……」
そんなことしか正直思いませんでした。だってカエルなんてどこにでもいるし、何しろ今は夏です。
夜になったらゲコゲコゲコゲコ 大合唱。 ぶっちゃけ◯したくなるぐらい五月蝿いのですが まあ 田舎なので 致し方ありません。
それも風情というものです。
閑話休題
ウシガエルは名前の通り動きが遅いです。 遅いのでよく車に轢かれて グシャーとなっている姿を
見かけます。 グロいので見るに耐えません。
が。遅いのでしゃーない。
しかし傍から出てきたカエルはものすごいスピードでジャンプし 私の前で 止まりました。