表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ぽんこつ物語  作者: ゆい
5/19

出逢い

翠:「あのー初めましてー隣のサバの翠といいます」


サタン:「初めましてー!個チャありがとうございますー!仲良くしてくださーいヾ(*´∀`*)ノ」


すこぶる明るくて苦手なタイプ・・・・


翠:「あ、よろですー。あのですねーうちのギルメンからむやみやたらな攻撃キル辞めて欲しいっていう意見が出まして、出来れば平和にお願いできませんか?」


サタン:「え、何がダメなんです?そーゆーゲームですよね??」


翠:「いや、わかりますよ?分かるんですけど、こっちも言ってこい言われたら伝えるしか無いんですよねー」


サタン:「あー翠さんも板挟みで大変ですねー。僕はいいですけど、他の人に強制は無理だと思いますよー、そういうゲームだし。とりあえず、僕はなるべく攻撃しないようにしますね!」


翠:「あ、いや、楽しければ大丈夫なんで、私は斬りに来ても文句言いませんよ!」


サタン:「わかりました!じゃー遠慮なく!」


なんか、すごく短い時間なのにゲームやってて一番楽しい時間だった。

人と話すのを楽しいと思える時間だった。

他愛もない会話なのに、、、、


それからサタンは有言実行してきた

イベントで出会うと探して斬りかかってくるようになり、

毎日イベントしている時にはまずは鬼ごっこからスタートするようになった

その時間が実は一番楽しくて、遊んでくれるサタンに少し興味を持っていた。


だけどそれと同時に自分のギルドから少しずつ浮いていった・・・


絢:「ねー翠ちゃん最近、サタンさんと仲良しなの?それとも虐められてるん?」


何て答えるのが正解なのか分からず困っていると


魔女:「そんなの絡まれてるだけでしょ!むかつく!翠ちゃん相手にしなくていいからね!」


翠:「う、うん。まー私だけ狙われてたらみんな斬られなくて済むし!私は斬られても大丈夫だし気にしない!それに皆より少し強いしHP強化型だから簡単に死なないから大丈夫だよ!」


皆の身代わりになっているアピールをしてサタンと遊ぶことを選んだ私。

とてもずるい事はわかっているけど、

ごめんね、私の楽しい時間を奪わないで・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ