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幕間〜楽屋裏話・②

幕間のお話になります。


力を抜いて読んで下さいね。

 

 カメラを回すチビちゃん……。

 咳払いし、喉の調子を整えるメル。


 軽快な音楽とともに━━


「メルのっ!楽屋訪問!」


「さぁ今回も頑張って楽屋訪問しちゃいまーす!」


 楽屋前のテントで張り込みするメル。


 と、出番を終えたばかりのセリーヌが!


「しぃしょぉぉう!お疲れ様ぁ!」


 相変わらずだるそうなセリーヌ。


「もぉ師匠は主人公なの?ってくらい格好良かった!」


「それは……褒めすぎよメル……台本が良いからよ」


「そんな謙遜しちゃってぇ!」


 肘でぐいぐい頬を押しまくるメル!


 桂を脱ぎながら楽屋へ戻るセリーヌ。


「大変お疲れのセリーヌ……ん?ブルーレディでしたぁ!」


 と、小綺麗な女性が楽屋から走って出て来る!


「嗚呼!〇〇ちゃん!痛くなかった?怪我は無い?喉の調子はどう?」


 と、アミュに駆け寄るアミュママ!


 ※※※プライバシー保護のため音声処理、画像処理をしています。ご了承下さい※※※


「もぉママは心配性だなぁ!ちょっとアザが出来たくらい」


「まぁ!それは大変!医務室へ直ぐに行きましょう!〇〇ちゃん!」


 ……


 ただやり取りを撮影するだけになってしまった……。


「えー……かなり過保護なアミュとアミュママでしたぁ!」


 スコットとヌイケンが話ながら楽屋へ戻って来た!


 静かに前に行くメルは


「お疲れ様でーす!スコットにヌイケン!」


 スコット「これは可愛らしいレポーターだ!」


 ヌイケン「これが噂のホムンクルスかぁ」


 メル「え?何?何?私、噂になってるのぉ?」


 恥じらうメル。


 スコット「いや?人魚のホムンクルスが居るって噂でさぁ」


 ━━!


 メル「えー!私じゃないの?こんなに可愛いのに?」


 ヌイケン「メルちゃんも可愛いけど……今は人魚のホムンクルスの方が話題だ」


 ━━ガーン!


 マイクを落とすメル……


「確かにぃ……ミナモは可愛いよ?……知的だし……人魚だし……露出も多めだし……なんか悔しい……」


 ホムンクルス人気のトップを奪われたようでテンション下がるメル。


 チビ「メル……可愛い……元気出す……」


 必死に励ますチビちゃん。


 ふらふら左右に飛び……楽屋テントへ侵入するメルとカメラマンのチビ。


 ロビーでコーヒーを飲みながら談笑するギラクとトスクール!


 トスクール「今度のお笑いライブ……絶対成功させような!」


 ギラク「もちろんだトス!この舞台を足掛かりにして、有名になるぜ!」


 メル「どうやらお二人はお笑い芸人のようですね!台本上面白いシーンは無いかと思われる二人に……合掌」


 こっそり手を合わせるメル……。


 廊下をうろつくメル……。


 クルミ「あー見て見てミティーラ!かっわいい!」


 突進して来るクルミとミティーラ!


 メル「お疲れ様でーす!クルミ!ミティーラ!」


 ミティーラ「アミュちゃんも可愛いけどぉ……この小さいメルちゃんも可愛いっ!」


 二人に舐め回すように見られるメル!


 ━━ぶるぶるっ!


 悪寒が走ったメルは一気に加速し逃げた!


 クルミ・ミティーラ


「あぁーん!もぅ!逃げられちゃったー!」


 と、逃げ込んだ先は……クロネの楽屋。


 優雅に紅茶飲むクロネ……。


「あら?いらっしゃいメル」


 メルは息を切らせティーカップに座る。


 クロネ「ほら食べて落ち着きなさいな」


 クッキーを割って渡す気遣いあるクロネ。


 カリカリ食べるメル!


「ありがとうクロネ!それくらい人間にも優しく振る舞えると良いよねっ!」


 クロネの楽屋を出て行くメル。


 クロネ「そういうキャラだから……仕方ないのよねぇ……」


 少し奥の楽屋へ移動するメル。


「失礼しまぁす」


 入った楽屋は━━


 水嶋サキの楽屋!


 メルに気付くサキは


「メルちゃんだぁ!はじめまして!水嶋サキ役の〇〇です!」


 と、名刺を渡される。


 名刺には所属事務所の連絡先や個人的な連絡先までも!


 サキ「まだまだ新人ですけど!やり切ってみせます!」


 メル「劇中では難しい役どころかなって思いますけど……頑張って下さい!」


 サキ「ありがとうございます!」


 メル「元気はつらつな水嶋サキさんでしたぁ!」


 楽屋を出て行くメル。


 やはり最後は……


 メル「マスター!」


 楽屋へ飛び込むメル━━!


 着ぐるみを脱ぎ、バテ気味なオボロ……。


「お疲れー……メル」


 疲労感たっぷりに挨拶するオボロ。


 ※※※プライバシー保護のため、画像処理、音声処理を行っています※※※


 そして周りには団扇で仰ぐホノカとミナモ!


 ホノカ「メルー!たまには変われよ!おまえばっかふらふらしてさぁ!」


 ミナモ「ホノカは我慢が足りない……」


 冷めた言い方のミナモ。


 メル「私にはこれをやる使命があるもーん」


 団扇でオボロを仰ぎながらメルにファイアブレスを吐くホノカ!


 瞬時にアクアボールで消化するミナモ。


「ホノカ……熱くなりすぎ」


 ミナモをじぃっと見つめるメル……。


(ホノカは良いとして……やはりライバルはミナモ!)


 ホムンクルス人気度を気にしていたメル。


 ミナモ「?……そんなに見ないでよメル」


 メル「あーごめんごめん!何でもなぁい!」


(トップの座は譲らないんだからぁ!)


 野心が芽生えたメル!


 大したインタビューも出来ずに終了の音楽が流れる……。



 チビ「第6幕……動き出す……物語……予感……」



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