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悪党の復讐  作者: 島津宏村
誕生と暗躍
2/22

復活

最後に、天使にこういわれた。


「迷うことがあれば、悩み苦しむことがあれば隣

にいる友に訊ねなさい、そうすれば道が拓け

る。」


なんのことだ?


考えているうちに、気が遠くなってきた。

視界がぼやける。まぶたが重くなる。


駅だ。死んだ時の場所。


生き返った。そう直感した。


そして俺の体は死んだ時より若々しく、力に満ちたものだった。


もう一度人生をやり直せる気がした。


「間違いなくその望みは捨てた方がいいぞ。」


誰かに声をかけられる。隣にいる男だ。上等なスーツに身を包み、傘をもっている。時計も上等なものだった。まるで英国紳士のような男だ。


俺がなんのことかわからず、戸惑っていると、男は続けて、


「君は神から使命を受けている。生きることは許

されても、人生をやり直すことは許されていな

い。」


「お前誰だ?」


「この世界では、シンジケートと呼ばれているが、簡単に説明すると、神から与えられた命令を実行する組織のことだ。ではまず、日本支部に案内する。」



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