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決断

あの頃 父さんが 殺されて きっと一番 悲しかったのは ユミさんだったのかも......しれない


僕は この件以来 この人の事を 自然と 名前で呼ぶようになった。


幾日かたつと ユミさんのケガも だいぶ癒えてきて ふと、思う事を聞いてみた。

「これから......どうするの?」

ユミさんは 晴れた空を 見上げ 自分の胸にある

思いを言葉に......僕は 静かに 耳を傾けた。

「この先......何が起きるか 予想はつかないが

渉さんが 言ってた。平凡な中に 幸せってあるんだよって......ただ...私には 分からない...でも今の この状態は 決して誰も 幸せじゃないのは 分かる!渉さんが 守ろうとした 全ての人たちは きっと 何も知らない......命を掛けて ナンバーの消滅をした事も 何も 知らない...それでも 私は

渉さんが 言ってた 幸せのために 戦う‼未来が 変わるなら 思い残す事はない!私を 信じて 一番大切な お前を 託した 渉さんの 思いを繋ぐ..」

なんだろう......僕の中にも 熱いものが 流れてくるのが 分かる......そして 父さんの 思いも 僕は 今まで 何を思って 生きてたのか...もう 思い出せない......。

でも なんだか 分からないけど 生きる意味を 知った気がする......


ユミさんが 傷をおった日の 街の光景は ナンバーの消滅と共に 暴動が始まって 政府は人間狩りを強行していた......捕まった人たちは 再び ナンバーをつけられ 拷問と言う恐怖を 与えられ 自らの命を絶つものも......そして、探知機を足に埋め込まれた人たちは......何処かに 監禁されているらしい

ユミさんと僕は 戦うために 仲間を探す事を 決断する!自分たちの未来は 自分たちで勝ち取るために......


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