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惨殺

僕たちは 一週間と言う 狩の期限を 大幅に過ぎてしまった。

ユミさんの 腰に巻いたロープで 僕の体重と泥水の重さが重なり 体には かなりのダメージを追ってしまい 痛みが消えるのに 時間がかかってしまった......僕は その間 狩りにでて 自分で決めたルールを破り ユミさんには 早く体力をつけて治ってほしい...それだけの思いで 動物たちを殺した。


それから数日後

みんなが待ってる場所へ ようやく帰る日が...

やっとユミさんの体力も戻り 僕とユミさん そして瓜坊と一緒に......


街までの 長い道のりを 僕たちは 歩いた.....


街に近づくにつれ 何かが腐ったような いや...

なんとも 言えない 腐敗臭?鼻の奥に 匂いが残り蒸せかえる...これは...そう思った瞬間 ユミさんが 走り出した...僕の心臓も同時に ざわめく


二人の駆ける足音 荒い呼吸 そして僕の心臓の音が響く 僕は祈った 何もない あるはずがないと何度も祈る......


ユミさんの足が止まる......僕の足も止まった

目の前の 光景に気が狂う

ドサッ

大きな音と共に ユミさんが 倒れ......僕の頭に 重い衝撃が 痛いわけでもなく ただ体が ゆっくりと 地面へと引き込まれ

ゆっくりと 僕の記憶が 停止してゆく...


夢の中を さ迷うような そして......誰かが僕の足を ゆっくりと持ち上げ 引きずられ 何処かへ

目を開けると ユミさんがいた...はずなのに......僕のいた場所は 死体の中だった。

死体に埋もれ 掻き分け 這い上がり 死体の山の上に立つ そして......涙が勝手に 落ちてゆく

この現実に 涙が溢れ 走馬灯のように みんなと過ごした日々が 頭に流れ みんなとの 最後の会話が昨日ように......頭に響き 僕は崩れ落ちた。


「ごっ...ごめ...ん...ごめんな...さい...みんな...ごめんな...さい...まも...れなくて..ごっごめんな...さい...」

何処からか 微かな鳴き声が 聞こえた気が...

ピー...ピーピー......ピーピー ピーピー

「......。」

必死に 死体を掻き分け 何かが 這い上がって 僕の胸に 飛び込んできた。

僕も 抱きしめ離さない......うりぼう...





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