表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/54

第一章 突然と出会い

病院のベッドの上で 意識の無いユミさんを 見ながら

ふと、思う......平和だった頃に 出会えていたら......どうだったのか......

きっと この思いは存在しなかっただろうなって......僕は 決して シスコンではないと 思ってるけど......ユミさんが好きです!

他の どんな人たちより この過激で 天然の 生意気な......強くて 優しい このユミさんが好きです......


ある日 一人の人物によって

突然 この世界が 変わる......


僕たちが 住んでる この国は 全てを政府が

支配する事になる......それに 気づく事に なったのは......ユミさんが 元政府の 人間だった事を 教えて くれたから......全ての 人たちが ナンバーをつけられ 監視の元 暮らしている事を 知ってしまった......ユミさんは ある信頼のおける 政府の人から 僕を託され 包囲もから 抜け出し 二人で平凡な日常を 送るはずが......あることから 唯一の 信頼者である

僕の父が 死んだことを知り......僕を守るために 逃亡生活を 始めた 僕が18歳の時......ユミさんが 言っていたのは 最後に僕の父が 全ての人を 助けるために

ナンバーを 抹消したと 言っていた......だけど

父の思いも 虚しく ほとんどの 人たちは 政府に狩られ また......ナンバーをつけられ 今度は探知機を 埋め込まれてしまう 悲劇に......


何故そこまでして 僕たちを 支配するのか 理解する事が できなかったが ユミさんが 言っていたのは この国は 独立国で 全ての人 物を支配できる組織で 国民の権利を 自由に決める事が できる......私たち皆は 国の奴隷 莫大な国の 資金のために......私たちは 生かされてると......


僕は ほとんど 父の事を 知らない......政府の人間だった事も 反逆者だった事も......そして ユミさんが 反逆者で 特殊部隊に 所属してた事も......


5年前

僕は 母と二人で 平凡に 暮らしていた......その時は まだ中学三年生 卒業間近で 高校の入試などで 頭がいっぱいの 時期......父がいない事も 当たり前で 母に聞く事もなかった

念願の高校にも 合格し 高校生活が始まる.....

高校の時は 毎日平凡だけど 其なりに 友達とワイワイ 遊んだり たまに何か 面白い事ないかな くらいは思ってた......それに 政治なんて 全く興味もなく 誰がなろうが 僕には関係ないと......この頃 何も考えて なかった事を 今は悔やむ......この状況を つくったのは 自分自身だし 全ての人たちだから......

僕が 高校二年の 終わり頃 選挙でテレビや街が

賑わっていたのは 覚えてる 一人の無名の 立候補者が かなりの人気で ブームになって いたから ただ......突然出てきた 人だから 謎だった...

其くらいしか 覚えてない......

それから 数年 僕が18歳の頃 高校に行ってる間に 母が事故にあい 死んだと 聞かされて 病院に

飛んでいった時 そこにいたのが ユミさんだった

僕は この時 この人が 母を殺したんだと 勘違いし 胸ぐらを掴んで しまって......呆気なく

ねじ伏せられた......

あの時 言われた言葉が 今も衝撃的で 忘れられない......

「ちょっとこい!」

僕の手を 強く握り 遺体安置所に 眠る母を 確認する暇もなく 連れ去られた......

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ