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豊葦原国防實記  作者: 高瀬よいち
開戦へ向け
1/2

序幕

闘うおじさん達の話ですが何卒よろしくお願いします。

世界は二巡目の歴史を迎えた。

二巡目の歴史の中でも人々は、一巡目と同じく戦を繰りに繰り広げ、敗北した者を吸収し、次代へ繋げる国造りを構築していった。嘗ての人類と同じように文明が発達していく中で、どういうわけだかこの二巡目の世界は我々の歴史と非常に酷似している。

まるで歴史の韻を踏んでいるかのように。


また、世界中の誰彼関係なく、人々が普通に魔術を使える世界であったのだ。ある国では『魔術』、またある国では『妖術』など呼ばれ方は様々である。初めこそは奇怪なものであったろうが、度重なる歴史の中で、段々と人ならざる魔術の力は人の持つ力へと順応していった。我々から見ればさも不可解なものに見えるが、彼らはそれをさも当たり前かのように生活の手助けや娯楽の一環として魔術を使っているのである。


日本に置き換えられる豊葦原国もその1つであった。

嘗ての日本のように戦乱の世から鎖国を経て文明開化の時代へと突入したばかりであるこの国の国民の生活の側にも、いつも魔術があった。

所変わって西洋では、古代から魔術は軍事的な利用もされていた。しかし豊葦原で魔術が本格的に軍事利用されたのはほんの数十年年ばかり前の話である。文明開化を機に行われた西洋文化の流入とほぼ同時期であった。

豊葦原は、前述のとおりかつての日本のように近代化の真っ只中で、産業は無論、軍隊も発展途上。国はほぼ丸腰である。そんな丸腰の豊葦原を自国に吸収せんと、大国二つの手が豊葦原に迫る。国の上層部や軍隊は二国の侵略を阻止せんと、負ければこちらが吸収される中、宣戦布告をしたのだ。


武器と魔術と同胞と共に、自国を守るため軍人達は戦地へ赴くのであった。


ここまで読んでくださりありがとうございました……。不定期にはなりますが少しずつ更新したいと思います。

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