よくわかる戦術的魔術運用論1
このページを開いてくださってありがとうございます
本文が妙にえらそうな口調なのは、ファンタジーな世界で昔の学者さんが書いたみたいなイメージで執筆したからです。
そういうイメージで読んでください
本書は、様々な魔術の使える世界においての魔術運用論について筆者が独自に考察したものである。
よって本書の内容は信頼性がなく、考え方の一つとして理解していただきたい
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1. まず、戦闘になった際に大切なことは致命傷を受けないことだ。
死ななければ戦うことも逃げることも成功率はおいといて可能であるからだ。
では、致命傷とは何か。敵前で腕も足も使えなければ、それは死と同意だろう。
よって致命傷を受けないためには一時的な行動不能や戦闘に支障の出る負傷をしないこと。
そのためには……などと続けているとキリがないが、相手の思い通りの攻撃を一撃食らえばそれだけでかなりのアドバンテージになってしまう。最終的には小さな負傷さえ大きな影響が出る、それが一般的な戦いである。
2. しかし、魔術のある世界にはお決まりの化け物がいる。人間相手なら先ほどの通り一発斬れば殺せるし普通は豆食べただけで完全回復なんてことはない。だが、ただの熊でさえ普通の拳銃程度ではなかなか死なないと聞く。もっと恐ろしい化け物はいくらでもいる、というのにだ。
では化け物代表のドラゴンを例に挙げてみよう。ありとあらゆるドラゴンについての記述を目に通したが、大抵単純な物理攻撃などは意にも介さない。
そもそも、体のサイズが大きすぎるので剣ぐらい丸ごと刺さってもたいした負傷にはならないのだ。
要するに、軍隊丸ごと総動員で針でも刺すようにして殺してもいいが、それでは装甲車相手に斬りあいを挑むようなものでまったくといっていいほど効率的でない。
3. さて、ここに到るまでに頭脳明晰な読者の方々は大体わかっていらっしゃるとは思うが、タイトルの内容をほとんど口にしないのはいささか気が引けるので結論をまとめさせていただこう。
攻撃のための魔術の運用は二パターンに分かれるだろう。
一方は素早く発動し相手の隙を作ったり手足を傷つけたりする魔術。
もう一方は準備に時間は必要としても威力において十分な信頼を置ける魔術。
もちろん、人並みはずれた技術を持つなら素早くなおかつ必殺の威力を持つ魔術を放てばいいが、残念ながらこれは一般的な運用についての考察である。
終わりに. 今後機会があれば、また様々な魔術運用について考察をさせていただこうと思っている。もし、何か少しでも気になることがあったら質問していただけるとありがたい。微力ながら解決に尽くさせてもらおう。
お読みいただき誠にありがとうございます。
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文章力の問題で口調がおかしいかもしれません。いかなるささいな指摘もウェルカムです。
エッセイってこういう文章の事いうんですね。いま調べて知りました。




