表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
昏き迷宮の探索者  作者: Nexus
昏き地下洞窟
85/880

これからのこと

更新だ

修行しながら俺は考えている。

迷宮から脱出したら固定パーティーを組まないといけないと考えている。

ゲームの時はNPCを入れて5人パーティーでやっていた。

ゲームクリア時の構成は、前衛✕2、中衛、後衛みたいな構成だったはず。

理想的なパーティーで組みたいけど、取り敢えず限界の5人で組むようにするべきだ。

いや、そもそも5人制限はないのか?でも、迷宮の主の部屋は5人制限が掛かってるような気がする。

まだ試したことがないからわからないが。


「どっちにせよ、まずは5人で組まないと無理だな。俺と固定で組んでくれるメンツでは俺とワークスのみ。残りの固定は回復·支援系、射撃か魔法の中距離ができるやつ、タンク系、または万能系か。そもそも、探索者系シーカーと組んでくれる奴を探すのは折れそうなんだよぁ…」


「有馬、どうしたの?」


「クラリアか。いや、迷宮出た後に固定パーティーを組みたくてさ。」


「うんうん、なんで固定パーティー組みたいの?」


「大迷宮をやりたいからさ。」


「大迷宮!?」


クラリアは驚愕を隠せなかった。

大迷宮を目指そうなんて奴は今まで数えるほどしか見たことがないからだ。


「そうだ、クリアしないといけないんだ…」


「面白いね、クリア出来る自信があるの?」


「いや、絶対的な自信はないけどクリアするための道筋は見えてるって感じかな。」


クリア出来る方法は知ってるなんて言えないしな。

いや、実際はできるかはわからんな。

リアル昏きではまだ俺の知らない情報があるだろうし、何より思ったとおりに展開が進むとは思えない。


「もし、迷宮から出れたら一緒に組まない?」


「いいのか?俺と組みたいのか?」


「うん、面白そうだから。」


「変わってるな、クラリスは。」


「君ほどじゃないよ。」


お互いに喋りながら修行をして、一日は過ぎていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ