取り敢えず、交渉していこう
更新界隈では「更新の男」と呼ばれています。
店内を歩き回っていると、自分の装備に合うアクセサリーを見つける。
傲慢な罠師のバングル
ステータス上昇なし
スキル:罠師、罠生成、罠の魔物
罠師…罠の扱いが上手くなる。
罠生成…罠を作れる
罠の魔物…罠の効果を持ったモンスターを作れる。
「なにこれ!?罠関連を扱う私にはもってこいじゃん!?」
クラリアは驚愕する。
今までにここまで有用なアクセが見たことがなかった。しかも、アクセサリーでもバングルなので着けやすい。
「おぉ…お目が高い。こちらは汎用性が高い上に一部の方なら大喜びのアクセサリーです。こちらが欲しいのですか?」
「欲しい!」
クラリアの口調が変わるほど欲望を刺激されていた。
「では、交渉しましょうか。貴女はどうします?」
「じゃあ物々交換でもいい?」
「いいですよ、何があるんですか?」
クラリアは今自分が持ってるものは確認する。
めちゃくちゃレアな装備は割と有馬が持ってたような気がする。
ただ、私もそれなりにレアな道具や装備は持っている。
自分のマジックバックを漁る。
これはどうだ?
「『神が落とした杖』なんてどう?」
「ふむ、見させて頂きますね。」
神が落とした杖
芸術品。
「なるほど、芸術品ですかぁ〜個人的には欲しいですが…武器や効果のあるアクセサリーでお願いできますか?」
駄目か。




