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昏き迷宮の探索者  作者: Nexus
昏き地下洞窟

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無理な時は無理

本編更新です。

また死んだか俺。

今回は緊急脱出用のアイテムも持っていたが、見事に使えなかった。

ボス戦で逃げれないのはしょうがないのはわかるけど、ああいう突然エンカウントするのでは反則やろって思う。

転移禁止系のモンスターは野生で出たらあかんでしょマジで。

でも、そういう理不尽さがあるのが昏き迷宮の醍醐味でもあるんだよな。

まぁ、リアルなら醍醐味ではなくクソ仕様と思う。

そんなことを考えていると、どうやら魂だけになっているお仲間(死んだやつ)が今回もいるようだ。

しかも、かなりボーッとしている。

女性探索者のようだ。


「おーい、大丈夫か?」


長くここにいて廃人とかになったとかじゃないだろうな?


「うん、大丈夫。」


「そうか、ならいいんだ。」


「ちなみにどのフロアが最後だった?」


「B6F、仲間を助けるため囮になって死んだ。」


「そうかー俺もだよ。俺はB3Fだ。」


「やっぱり仲間は大切。」


「そうだよな!」


そんな他愛のない雑談を続けた。

一時間くらいしたら、俺は「修行する」って離れて3時間をくらい修行をする。

また、簡単には死にたくはないしそもそも死なずに迷宮をクリアしたいから。


そんな気持ちでやってると今度は向こうから話しかけてきたのだ。


「貴方、名前は?」


「俺は有馬大成。準一般級探索者セミコモンでコードシーカーだよ。」


「私はクラリア、精鋭級探索者エリートクラスで※ラビリンスマスターだよ。」 


※ラビリンスマスター…迷宮において最大の力を発揮する職業であり、トラップを仕掛けたり、迷宮の力を利用したりとできることは多く、全部の距離が得意とする特殊な2次職。


「ラビリンスマスター!?そいつはすごいね。なかなかなれるもんじゃないよなそれは。」


「貴方もなかなかなれるもんじゃないでしょ。てか、探索者系シーカークラスの人は見たことないよ。」


「よく言われるよ。」


「だよね。」


先程、不思議な雰囲気を放っていた彼女であったが今はかなりそんな雰囲気が和らいだ気がした。





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